原文 一気 訳している最中に、【フランス大統領選】社会党オランド氏が勝利 サルコジ氏、再選ならず、の
報が入ってきました。とりかかるのが遅すぎて間に合いませんでした。けれど、この記事は争点が良く出ているので
1日遅れましたが最後まで訳してみました。けれど一気訳しているうちに原文も変わったようです。ふー。
英米型の新自由主義経済を追求した新保守主義政策者のサルコジ (これについては、私はまだよく理解していません。)
雇用創出や富裕層への課税強化を主張するオランド。
4月22日第1回投票結果 1位オランド 28,6% 2位サルコジ 27,2% 投票率79,48%
5月6日第2回目決戦投票結果 1位オランド51,67% 2位サルコジ 48,33% 投票率80.5%
結果、フランソワ・ミッテラン以降17年ぶりに社会党の大統領が誕生する。
Hollande ou Sarkozy : quel agenda pour le nouveau président ?
Le Monde.fr avec AFP | 05.05.2012 à 16h05 • Mis à jour le 05.05.2012 à 16h36
大統領選キャンペーンの最後の2日が終わったあとで、全ての人は5月6日の20時にテレビ画面に公然と現れる共和国の次の大統領の顔を見ようと釘づけになる。しかし翌日何が起きるのだろうか?もしサルコジが再選されたならば、あるいは5月15日前後に大統領交替となるときには、オランドが持ち去るならばだ。次の月と週のカレンダーはすでに多かれ少なかれ2人の候補者のために設定されている。
いくつかのテーマがすでにテーブルの上で彼らを待っている。つまりキャンペーンの間は解決されていなかったのだーーシトロエンの工場地 PSA d'Aulnay-sous-Bois、製油工場Petroplus..........あるいはすでに予想されていた、5月17日に、フランスが市場に中間決済で120億ユーロー借りねばならぬこと。また国際サミットもメモにある:キャンプ ダビッド(アメリカ)のG8が5月18日、19日、北大西洋機構(ナトー)サミットがシカゴで5月20日、21日、メキシコでのG20が6月18日、19日、ついで6月28日、29日のサミットの前に開いておかねばならない欧州連合の27国の非公式の首脳会談だ。
適用されるだろう最初の対策に関しては、フランソワ・オランドは最も徹底していて、2013年の6月まで及ぶ、3期に分けた日程をすでに発表している。そして35の対策を理解している。そのうえに、もし勝利したなら、最初の出張はベルリンと、今までオランドを招いたことがないアンゲラ・メルケル首相に予定していることをくりかえし言った。
オランド:2013年6月まで定めた日程
・新年度の支給金は25%増加させる(政府令)
・(ガソリンなどの)気化燃料の価格の3か月の凍結(政府令)
・若者が賃貸の家賃を獲得できるように連帯責任の保障金を配置する(政府令)
・ばらばらにさせられる貯金の保障(企業の貯金手帳の創出)
・”6月28日と29日のヨーロッパ評議会をめざして、5月末に”ヨーロッパ条約の改定を提案する
・nato(北大西洋条約機構)のパートーナーたちに、今から2012年末までにアフガニスタンから軍隊を撤退させると公表する
・外国人学生に対するジェアン通達を廃止する(訳注:内務大臣クロード・ジェアンによって署名された通達で外国人卒業生が最近労働許可証を拒否された)
・18歳から働き始め年金分担金を41.5年支払った人たちに60歳に退職する権利を与える(政府令)
・公共企業での最高賃金の1から20までの固定(政府令)
・”人種差別の違反”との闘いを統制するときには通達を公示する
・公共財政に関し、会計検査院の報告を待つあいだ、支出の一部の保全を凍結する(6月末公表)
・公共政策の全般的改正(RGPP)の中止 :
次いで、他の対策は議会の臨時会期のときに、つまり7月3日と8月2日のあいだに準備される:
・2017年に予算の収支バランスが釣り合う再生の道程に定着させた、財政の予算案の計画を説明する
・特に、税務上のくぼみの再検討を含み、100万ユーロ以上に75%の所得税の税率区分を創設する税務改革を採択する
・4月1日から適用された”サルコジTVA(付加価値税)”を廃止する
・預金活動と投機活動の分離
・2013年の新学期の再検証、特に Rasedのために(訳注:専門の援助を提供することにより、基礎的なスキルを獲得することに困難をともなう学生を対象としている援助活動)
- ”公共政策に文化を中心に置くフランス経済モデルを適応させる文化的例外第二幕”の委員会を準備する:
最後に、2012年8月と2013年6月のあいだに、たくさん分離された日程が特に予定されている
・2010年の領土の改革を再検討する地方分権化の新しい活動
・経済と社会を発展させる法は、特に公共投資銀行、奨学生の証券取引所からの解雇との闘い、社会的な勤務評定のシステムの創設を含む
・国立教育にむけた進路指導と計画法
・将来の15万の雇用の創設、そのうちの10万は法令が効力を発揮する年内に創設する
・保安と裁判のために(予定した5000に対し)1000のポストを創設する
・病院への公立ー私立の税率の一点集中を終わりにする
・年金改革に関し社会問題を巡るパートナーと交渉する
・住宅を入手する法は特に賃貸料の規制と刑罰の SRU法の刑罰の強化を含む(訳注:loi SRU:法律の連帯と都市ニューアル。地方政府のの改革)
・水、電気、ガスの斬新的な料金決定法
・あらゆるカップルの結婚と養子縁組をする権利
・尊厳をもって自分の命を終える権利
- 合憲的な改革:1905年の政教分離の導入、司法官職高等評議会と大統領の地位に対する刑罰、共和国法廷の廃止、外国人投票権、役職の兼任廃止
サルコジ:より薄いメモ帳
サルコジ陣営では、ニコラ・サルコジは不確定な第二番目の任期の最初の月の日程については、はるかに少ししか話さなかった。5月4日金曜日、大統領選の2周目の2日には、再選されたら次にくる48時間で新しい内閣を指名すると予告した。第一の対策は、50年以上続いてきたように年金を8日に払うのではなく、毎月1日に払うことだとくりかえし言った。
さらに、不確かな未来の内閣は7月になったら共同社会のために一か月に7時間活発な連帯の収入の受給者を思いやる対策を採択する。年末前に、プロフェッショナル教育が再編成されなければいけない。そして、再教育を受けたすべての失業者が既得した職能に応じた仕事の提供を受けるだろう、と大統領候補者は付け加えた。
そのうえに、UMP(国民運動連合)の候補者は、勝利の数日後イスラエルとパレスチナへ行き、フランスと“全ヨーロッパ”の”イニシアテブ”をとり、中東が”平和の年”2012年になるようにする、と約束した。