とおいひのうた いまというひのうた

自分が感じてきたことを、順不同で、ああでもない、こうでもないと、かきつらねていきたいと思っている。

バベルの塔 万里の長城

2006年03月31日 07時16分14秒 | 私のこと(日記)
 むかし、人類はおごりたかぶって、空にとどけとばかりバベルの塔をたてた。
そして、神さまの怒りに触れ、共通言語をなくされた。

 その後、中国という国が、天にむかうと神さまにばれるから、地をはえば、ばれないだろうと、万里の長城という、なんの役にもたたない人類史上最大の建造物を創った。

私の友人に、フランス語を1~2年やって、英語畑に移り、稼いでいるのがいる。。

まだなんの稼ぎもせず、語学学校からはなれずにいる私は、「学校でいつまでも、何してるの?」とあきれられていた。
   
が、今度は、彼女は中国語をやりはじめた。語学学校へ通い始めた。
2年続いて、最初は順調だった。

「夫とドライブする時は、ずっと発音練習をやっているんだ。夫は中国語をピンポンパンポンって言うの。ピンポンパンポンしてくれると眠くならないで、こりゃあいい、と喜んでいるよ」
      
   しかし...

   最近、連絡がとれた。

友「ぜんぜん進まないよ~」
私「あと10年やったらどうかね?」
友「やだ!10年なんて!続かないよ」
私「それなら、あと5年」
友「半分にしてもらうと助かる。それならできそうな気がする。」
私「しかし、なんだね。語学って、ワインみたいに熟成させるものかもしれないね。いくら短期間いっしょうけんめいやってもボージョレはボージョだ。もちん、長ければいいってもんじゃないけど」
友「最近、私も熟成に思い至っているよ。熟成といっても、私は、ワインショップに売っているようなワインじゃなくて、スーパーで山積みされているワインをねらうよ」
私「私もだよ」  
友「ところで、万里の長城って行ったことある?」
私「いや、ない」
友「万里の長城を見てから、私の人生観は変わったよ。あんまり平坦だからさ」(笑い)   
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