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赤い椿がさきはじめました。は~るですね。
最近更新がなく、どうしたのかと思っていらっしゃる方もおられると思います。(いないか)
夫がオフィスを閉めてからはや4か月が経とうとしています。赤い椿は思い出の木。希望に満ちてこのオフィスを開いた時に植えた木。
だから花が咲くとうれしくなるのですが、今年はちょっとちがうのには自分でもびっくり。
うれしくないのです。というのは、30年間住んだこの家を椿の木ごとつぶして更地にして売却する方針が出ているからです。ローンがかえせないというならスッキリ納得しますが、もうすでに借金は返し終えたので売却は悲しい提案なのです。
樹木や家には、思い出と言う時間がつまっている。それを大切にし、終の棲家と信じて生活してきたのに、突然の売却の話。
今、心の整理に必死です。
突然のリタイアの話で、第二の人生のはじまりは、混乱と怒りと失望の連続におそわれているところです。
夫は単身赴任で僻地で自分の専門を生かして最後の奉仕仕事し余生を過ごしたいとあっさりと旅立った。ま、いいでしょう。一回しか生きられないのですから。が、私は関東に残りたいという希望。息子たちの実家役をやりたいとこちらに残ることにした。
転居先を考えたり、今後余生をどう過ごすか考え中。
私も残りの人生を好きなようにすごせというが、そんなに簡単には決まらない。
息子たちもごたぶんにもれず、大学進学をしても「あわない」と言って中退するか他のは進学そのものを拒否した。
今、やっている仕事は派遣が2人。給料が安いのには驚く。ひどすぎる。若者をこんなに粗末にあつかっておいて子供を産めなんてお笑いだ。
もう1人はベンチャーにチャレンジして5年ちかい。まだまだだ。
母親としては、息子たちの生活が安定しないのが深い悩みだ。それに私の母の介護がある。
そんななかで、自分は何をしたいかだって?
今まで逃した仕事で未練があるのは2つ。どちらも家庭優先にしたためにあきらめざるを得なかった。(引き受けてもうまく出来たか分からないけれど))
私のしたかった仕事は、専業主婦と両立はむずかしかった。主婦の片手間仕事でできるものではなかった。私は本格的な仕事をしたかった。けれど厳しい仕事はとてもひきうけられなかった。
現在は、もう残り時間が足りないのではないだろうか?遅すぎるとあきらめるのはいくじなしだろうか?
そんな心の揺れの中でまよっている。やりたいことは、ある。しかし時間がかかるのだ。
私の性格も問題だ。私の勉強法は世間と真逆で徹底的に非効率的な方法を選ぶ。
「効率的」なやりかたは、うすっぺらなことしか成果としてあがらない。だから大きらいだ。長いスパンを覚悟しなければならない。
ま、5年~10年はみておきたい。
だが勤めたらこんなことは言ってられないのか?生きずらい世の中になったものだ。
やりたいことを思い浮かべれば、必要な時間は5年~10年。とれるのか?
ま、そんなことは言っていられないのかもしれない?死んだら何もできないのだから。
何も決まらず、 このところ気分沈没状態が続いている。
とりあえず、環境転換は後始末のこともかなり手数がかかりますし、そのうえこれからのこともあれこれ考えなくてはいけないとなると、もうちょっとオフィスを閉じる前に時間が欲しかったですね。疲労と混乱で頭がぼっとしている。
同じように気分沈没組は、 気分転換に、好きなユーチュ-ブを載せたのでヒマなときに聴いてください。写真が見事です。
遠くへ行きたい 中村八大/作曲 永六輔/作詞