とおいひのうた いまというひのうた

自分が感じてきたことを、順不同で、ああでもない、こうでもないと、かきつらねていきたいと思っている。

少し本気に本業を

2006年12月05日 05時03分39秒 | 私のこと(日記)
いくら非効率的に本業をするのが好きといっても、あまりにも非効率的=回り道をしすぎることを反省し、1冊絵本を訳しました。
 「漬け込み」と言いまして、一回訳すとしばらくほっておきます。そういたしますと、原文も自分の訳もすっかり忘れまして、「漬け込んだ」ものを引っ張り出しますと、また別角度、新しい発想のもとで、フレッシュな気分で原文を読め、と同時に自分の作業のアラが雨あられとフレッシュに眺められます。
 イメージは、たくわんを漬けるとか、ワイン、日本酒を寝かせておくとかいった感じ。
 今回の作業は3回目の「漬け込み」をとりだしました(笑い)
そして、また時間を経て見直すために、また「漬けこんで」おきました。(笑い)

たくわんも、ワインも日本酒も、寝かせすぎるとまずくなる。いいころ加減に「できた」としなければならない。
「漬け込み」もやりすぎると、すっぱくなる。それを「深読みしすぎ」というのでありますが、別名「勢いがなくなる」「盛り」がすぎるとでもいいましょうか?収穫時期がむずかしい。

私は、たびたび触れていますように園芸にも興味がありまして、植物と対面しているのが好きなのでありますが、一時、花はあまりぱっぱとうまく咲くので飽きまして、プランターで野菜に挑戦したことがありました。

野菜は非常に難しいですね。ナスとキュウリとピーマン、トマトをやったのですが、ピーマンあたりは問題なくできましたが、ナスは夏まではいいのですが、秋ナスをならせることができなかった。キュウリはすぐにビューキになりました。トマトにいたっては、いらぬ芽をつんで株のエネルギーを重要な芽に集中させるのが、とっても難しい。

園芸とは、傍目よりも優雅ではなく、泥にまみれた肉体労働で、生物が相手ですので休日はなし。それにアオムシや毛虫、なめくじといった害虫を平気で取り除けなければ、やっていけない。自然の天候のご機嫌次第といったこともありまして、ホントにムズカシイ。

無農薬などというのは、あれは嘘っぱちですね。農薬をできるだけ害の少ない時期に最小に使用しないと、野菜は害虫、ビョーキにやられて実りません。少なくとも私の農業におきましては。

失敗は成功のもと。ベテランとは、ありとあらゆる失敗をしつくして、それを克服した人を言う。しかし農業におきましては、1年単位でたった1回しか失敗をすることができないので、ベテランになるには、非常に長い年月がかかる。別名年季がかかる。まあ、プランター農業ですから、大きな声で言えませんが。

プランターでやっておりますと、どんなに肥料をやっても土が足りなくて力がでない。やはり大地にはかないません。
それで、いやになりまして、また花にもどりました。ところが家の周囲がマンションで囲まれまして日照時間が大幅に減りまして、花さえ貧相なものしか作れなくなりました。太陽の力は大きいですね。

あれっ!また本業から外れましたでしょうか?
大体、本業って何だろう?あらっ!とうとう脱線するのでしょうか?
脱線をしてもいいのです。非効率的なやりかたこそ、わが命。そのうち死んでしまって、命がなくなったら.....何を命にしたらいいのだろうか?
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