とおいひのうた いまというひのうた

自分が感じてきたことを、順不同で、ああでもない、こうでもないと、かきつらねていきたいと思っている。

読書感想文

2006年08月17日 19時27分54秒 | 読書感想
私めは、今日もクーラーなしで、汗だくになって、朝から水道水を頭からかぶりながら、サヴァイヴァルしております。

『ターシャ・チューダーの人生』の感想文は、誰に頼まれたわけでもないというのに、昨日9時間ほどがんばってみたのですが、書いても書いても、結局自己満足に達せず。

途中で、ついに、ムキになるというキチガイ状態に突入し、夜中の1時になって、
正気をとりもどした。つまり、あきらめた。

自己満足だけが目標かと、他人さまには疑われることは避けられないが(だって、その通りだから)、理由は自分では分からないのだが、これって気に入った本は、、どうしても言葉にしたくなる時がある。感想文という形でまとめたくなる。
それも、さら~りと、「カラスは黒い」と、シンプルに。

そこに到達するまで、「カラスは、でかいくちばしを持った雑食の鳥であって、●であり■であり、▲であり、したがって白いのである。」と紆余曲折してグチャグチャ通りをひた走る。

ぐちゃぐちゃしていて気にくわん。

そこから、ムキになって、●はいらん、■はいらん、結論は白いでいいのだろうか?どうも、すっきりしない、なんだか変だなあと、泥沼に入っていく。

解決法は、分かっているのだ。頭だけで考えてもダメなのだ。ただ、じっとカラスそのものを、実物をじっくり観察すればいいのだ。

それが面倒くさいから、つい、頭だけで考えてまとめようとする。

そして、ムダな抵抗に時間をかけてしまう。

『ターシャ・チューダーの人生』を読んだ感動を、さら~りと表現したかったら、少なくとも、もう一度、じっくりとポイントをピックアップしてメモをとりながら、読めばいいのだ。

それがねえ、分かっていても、ものすごく面倒くさい。

べつに、小学生や中学生でもなく、夏休みの宿題が出ているわけでもないのに、感想文を、何故かくもムキになって書きたくなるのか?

それは、小さい頃の夏休みの宿題の苦しみが、8月31日という恐怖の締め切りが、トラウマとなって心の奥底に残っているのだ、と分析してしまう人がいたら、その人は、ステレオタイプの考えにハマっている人だ。

ぜんぜんポイントをついていないよ。

こう考えると、たぶんポイントを突く。

単純に、感想文を書くのが好きなのだ。そして、変なことばっかりが好きな、かわいそうな人なんだ。

*昨日は、「続 浦安・東京停電」にトラックバックをいただき、同じ考えの方がいらっしゃること、賛同していただけたらしいことが、とても、うれしかったです。文章も楽しませていただきました。私は、まだトラックバックをかえすことも、コメントを書くこともできないので、本文にて御礼を。
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