[ライブ]ハマスによって解放された8人のイスラエル人人質、イスラエルによって解放された30人のパレスチナ人囚人
イスラエルとハマスの間の停戦は、土壇場で金曜日の朝まで延長されたが、11月30日木曜日にエルサレムで3人を殺害したハマスによる攻撃の後、それはますます脆弱になっているように見える。ガザでは、フランス系イスラエル人のミア・シェムを含む2人の人質が解放された。
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11月30日(木)、フランス系イスラエル人のミア・シェムを含む8人のイスラエル人人質が解放された。それと引き換えに、30人のパレスチナ人囚人がイスラエルによって釈放された
ハマスは、11月24日から続いている「停戦を延長する用意がある」としており、金曜日の午前7時(グリニッジ標準時午前5時)に終了する予定である。アントニー・ブリンケン米国務長官も延長を求めている
木曜日の朝、エルサレムで、ハマスに所属するパレスチナ人2人がバス停を銃撃し、射殺され、3人が死亡し、数人が負傷した。
カタールは金曜日の朝まで停戦を延長することを確認した。期限が切れる数分前、11月30日(木)05:00(グリニッジ標準時)に、イスラエル軍は声明を発表し、ガザ地区で開催されている「人質解放のプロセスを継続するための調停者の努力に照らして」、作戦の一時停止は「継続する」と述べた。 ハマスは、停戦は「7日目」まで延長されたと述べた。
11月24日以降、110人の人質(イスラエル人80人、外国人30人)がハマスによって解放された。イスラエルは11月24日以降、240人のパレスチナ人囚人を釈放した。
パレスチナ自治区を統治するハマス保健省によると、10月7日の戦争開始以来、イスラエルによるガザ地区への砲撃による死者数は1万5000人近くに上り、そのうち6150人は子どもだった。それ以来、1,200人以上のイスラエル人が殺害された。
午後11時06分:30人のパレスチナ人囚人が人質と引き換えにイスラエルによって解放される
イスラエルの刑務所に収監されている30人のパレスチナ人(全員女性と未成年者)が、イスラエルとハマスの停戦合意に基づき、木曜日の夜に釈放されたと、イスラエル刑務所当局は発表した。捕虜たちは、水曜日に解放された2人のフランス人イスラエル人人質に加えて、ガザ地区に拘束されていた8人のイスラエル人人質をハマスが先に解放した後、停戦期限が切れる数時間前に解放された。
(後略)
「完全な無政府状態」:停戦にもかかわらず続くガザの人道的大惨事
停戦合意以来、人道支援はより定期的に戻ってくることができるようになった。しかし、アントニオ・グテーレス国連事務総長は水曜日に、「ガザのパレスチナ人に届く援助の量は依然として全く不十分である」と述べ、住民は「途方もない人道的大惨事」を経験している。
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(抜粋)
ガスを見つける
パンを焼くための小麦粉の小さな袋を手に入れた幸運な人にとって、課題はそれを焼くためのガスを見つけることです。モハネドは疲れ果てている。「私の家族は5人います。私は大きな家を持っているので、避難民を受け入れました。21人です」と彼は言います。ガソリンを入れるために26時間も列に並びました。私は外で、寒い中、雨の中で眠りました。体調を崩してしまいました。ニーズの規模を前にして、毎日ガザに入る人道支援の車列は十分とはほど遠い、と父親はため息をつきます。
(後略)
【エルサレム=笹子美奈子、ワシントン=淵上隆悠】イスラエルとイスラム主義組織ハマスは1日午前7時(日本時間午後2時)が期限のパレスチナ自治区ガザでの戦闘休止のさらなる延長に向け、交渉を継続している模様だ。イスラエル側が11月30日、ハマスの人質8人が解放されたと発表したのに対し、交渉を仲介したカタール政府は、ハマスが前日に解放されたロシア人2人を含め、休止期間延長の条件となる10人の解放に応じたとしている。
交渉がまとまらなければ、戦闘が再開される可能性がある。新たな解放人数を巡るイスラエル、ハマス双方の食い違いから交渉が長引いているものとみられる。双方は、ハマスが人質10人を解放するごとに休止期間を1日延長すると合意しているが、30日も、ハマスが解放予定の名簿に遺体を含めていたことにイスラエルが反発し、期限直前にまとまったとされる。休止期間は2度の延長を経て24日から7日間に及んでいる。
【風刺画】
イスラエルとハマスの戦争ライブ:イスラエル軍はハマスに対する「戦闘を再開した」と発表
イスラエル軍は、ハマスに対する「戦闘を再開した」と発表し、両当事者間の停戦は、今週金曜日の朝、現地時間午前7時(フランスでは午前6時)に失効した。
フランス通信社のジャーナリストによると、イスラエルの空爆と砲撃がガザ市で行われている。