とおいひのうた いまというひのうた

自分が感じてきたことを、順不同で、ああでもない、こうでもないと、かきつらねていきたいと思っている。

転載:イラク最新ニュース 125(イラクで靴を投げた記者に判決)

2009年03月15日 00時21分37秒 | 地理・歴史・外国(時事問題も含む)

URUK NEWS イラク情勢ニュース           (転送・紹介歓迎)
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イラク情勢ニュース
2009/03/14 (土) 

  [飛耳長目録 today's news list]

☆イラクで靴を投げた記者に判決 2009/03/14


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☆★イラクで靴を投げた記者に判決
イラク情勢ニュース 速報&コメント 3月14日
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Iraq 'shoe-thrower' sentenced
http://www.uruknet.info/?p=52571

AlJazeera.net
2009年3月12日付
http://english.aljazeera.net/news/middleeast/2009/03/200931292357426936.html

  ↓

(私注:ビデオありhttp://english.aljazeera.net/news/middleeast/2009/03/200931213351916605.html

 ブッシュ米大統領(当時)に靴を投げたイラク人記者は、外国の国家元首を攻
撃した事件での無罪を主張したが、禁固3年の判決を言い渡された。

 バグダッドの中央法廷が12日に下したムンタダ・アル・ザイディ(30歳)
への判決は、彼を記者として雇っているアル・バグダディーヤTVで報道された

 昨年12月14日の事件(ブッシュへの靴投げ)以降、多くのイラク人に英雄
と受け止められるようになった記者は、厳重に警護されて法廷に登場した。

 弁護士の話では、アブドラミア・ハッサン・アル・ルバイエ判事は、アル・ザ
イディが若く、今回が初めての犯行だったことを考慮したと述べた。

 ◆大勢がつめかけた法廷

 家族、記者、弁護士など約200人で混み合ったため、バグダッド市内にある
グリーンゾーンの端に設けられた法廷には立ち席があった。

 アル・ルバイエ判事は判決を読み上げるにあたって、法廷を静粛を命じた。「
無罪を主張するか?」と問われたアル・ザイディは、「もちろん。私の行為はイ
ラク人なら誰もがするような、自然なものだった」と答えた。

 アル・ザイディが靴をブッシュに投げたとき、ブッシュはイラクの首相ヌーリ
・アル・マリキと一緒にバグダッドで共同記者会見に臨み(12月14日)、話
をしている最中だった。

 靴はブッシュには当たらず、ブッシュはその事件を一蹴した。

 アル・ザイディは靴を投げるとともに、警備員にねじ伏せられる前に、「これ
が別れのキスだ、この犬野郎」と叫んだ。

 彼は後に、拘置所では殴打され、拷問されたと述べた。

 アラブ及びイスラム世界では、靴を投げる行為は相手をひどく侮蔑するものと
受け止められており、外国の元首に対する攻撃という容疑で禁固15年を宣告さ
れる可能性もあった。

 ◆戦時捕虜

 12日の判決の後、法廷から出てきた25人から成るアル・ザイディの弁護団
はもみくちゃにされた。家族の何人かは、「これはアメリカの法廷だ、犬の子ら
の・・・」と叫んだ。

 彼の兄弟の一人ウダイは、政治裁判だと主張した。

 「これは政治裁判だ。ムンタダは戦時捕虜のように扱われている。普通の拘束
とは言えない。今回の判決も首相府から出された。」

 アル・ザイディは、判決が読み上げられたあと、「イラク万歳」と叫んだ--
弁護士のヤヒア・アッタビが話した。

 「公式訪問の途上にある外国指導者を攻撃したとなれば、イラクの犯例では、
今回の判決は想定されるものだった。」

 ◆控訴の予定

 アッタビ(弁護士)は、アル・ザイディは上訴するだろうと述べた。

 家族は、上訴するだけでなく、ブッシュとマリキ、その員ペン警護員を外国の
法廷に拷問の容疑で起訴する構想を進めたい、と話した。

 弁護団長のエヒヤ・アル・サディは、被告の動機は誇り高きものだと(判決に
)反論した。

 「彼は自分の感情を表現しただけだ。ブッシュ大統領が目の前でイラク訪問に
ついて語っているのを見れば、足下にイラク人の血が流れている光景が浮かんで
くる。」

 アル・サディはさらに、イラクの法律は事件を訪問中の外国元首に対する攻撃
と見なしているが、「靴を投げた(アル・ザイディの)行為は、誰かをケガさせ
たわけではない。・・・イラク人がこうむっている痛みを代弁して、ブッシュを
侮辱することが彼の狙いだった」と反論した。

 裁判は2月19日に開廷されたが、12月のブッシュの訪問がどんな性質のも
のか判断するために休廷になっていた。

 

 

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(私注:決してイラクボディカウントから目を離してはいけないと思う。治安は良くなったなどと、アメリカのメディアは嘘ばかりつくからだ。イラク人の血の流れはとまっていない。 http://www.iraqbodycount.net/)

 +参考に

 ☆★ブッシュに投げられた靴が記念碑に、ティクリート
イラク情勢ニュース 速報&コメント 2月11日付
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写真 https://assets.nydailynews.com/img/2009/01/30/alg_bronzeshoe.jpg

                                 

サダム・フセインの生地として知られるイラクのティクリートでは、ブッシュ
米大統領(当時)に先月、靴を投げつけたイラク人記者を称えるために、彼の靴を
かたどったソファー大の靴の像がお目見えした。)

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