英皇太子・王子夫妻、女王国葬で和解の兆しなし
【AFP=時事】19日に執り行われたエリザベス英女王の国葬では、かつて「ファブ・フォー(すてきな4人)」と呼ばれたウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃、ヘンリー王子とメーガン妃が一緒に女王のひつぎの後ろを行進した。
だが、舞台裏ではヘンリー王子の軍服着用や王子夫妻の子どもの肩書をめぐる確執があると伝えられ、来年には王子による回顧録出版が控えていることもあり、国葬で両夫妻の距離が近づいた様子はうかがえなかった。
ウィリアム皇太子は、軍服姿で国葬に参列。一方、王室を離脱して以来、軍服着用を禁じられているヘンリー王子は、勲章を付けたモーニングスーツ姿だった。女王のひつぎがウェストミンスター寺院に運び込まれると、軍服姿の王族が敬礼する中、ヘンリー王子は目を伏せて立っていた。
4人はひつぎの後ろを行進した際に互いに目を合わせることはなく、座席もウィリアム皇太子一家とヘンリー王子夫妻では別々だった。皇太子夫妻と長男ジョージ王子、長女シャーロット王女の一家は、チャールズ国王やアン王女、アンドルー王子、エドワード王子と共に最前列に着席。一方のヘンリー王子夫妻は2列目で、いとこのベアトリス王女と並び、国王夫妻の真後ろに座った。
ヘンリー王子は17日夜に行われた女王のひつぎを囲む儀式では軍服を着ていたことから、国葬にも軍装で参列することが許されるのではないかとの見方も出ていた。軍服の許可は、ヘンリー王子とメーガン妃との和解に向けた国王の計らいとみられている。
女王の死去から2日後の10日にも、ウィリアム皇太子夫妻とヘンリー王子夫妻がウィンザー城前にそろって姿を現したことで、和解への期待が高まった。しかし、英大衆紙デーリー・メールは関係者の話として、今のところ「有意義な和解はない」と伝えている。(c)AFP/Helen ROWE
【翻訳編集】AFPBB News英皇太子・王子夫妻、女王国葬で和解の兆しなしViewers claim Prince Harry didn't sing national anthem at Queen's funeral | 7NEWS
両陛下、帰国の途に エリザベス女王の国葬参列終え
配信 共同
【ロンドン共同】エリザベス女王の国葬参列で英国を訪問していた天皇、皇后両陛下は19日午後9時前(日本時間20日早朝)、ロンドン郊外のスタンステッド空港から政府専用機で出発し、帰国の途に就かれた。日本時間の20日午後に羽田空港に到着する予定。両陛下にとって即位後初の海外訪問だった。 天皇陛下が弔問、女王にお別れ ひつぎと対面、英議事堂で
両陛下は19日午前11時からウェストミンスター寺院で執り行われた女王の国葬に参列した。引き続き、英外相主催のレセプションに出席した。(朱は管理人)
"While the burial is taking place, Britain's Foreign Minister … will host a reception for high-profile guests at Church House, Reuters reports.
プリンセス・オブ・ウェールズがウェストミンスターに到着したときのクローズアップ:プリンセス・オブ・ウェールズの場違いなディテールを見つけることは不可能。
「尊厳の絵」は、この画像の下で英国の日刊紙メールの見出しを付けました。宝石の選択は感傷的な基準に従って行われました:貴重な真珠のネックレスは、実際にはエリザベス女王のものであり、日本政府から主権者に寄付されたため、日本の真珠チョーカーとして知られています。それからエリザベスは義理の娘のダイアナ妃に渡し、ダイアナ妃は優雅な機会にそれらを身に着けました。その後ケイトに渡されたのと同じ真珠:ウィリアムの妻もエリザベスとフィリップの結婚70周年のパーティーで、そしてフィリップの葬儀でそれらを身に着けました。
言うまでもなく、王室との絆の具体的な象徴。しかも、ウェールズの新しい王子たちをウィリアムの母親、故レディDに結びつける結び目でもあります。