暑いですねえ。夏ですからねえ、これが当たり前なのでしょうねえ。
みなさんは、夏休みが取れる方は、夏休みに入っておられるのでしょうねえ。
こちらは、最悪の事態!!
話せば長いワケながら(短く話せるか?)、我が家には10年前に夫が公園から拾ってきた猫がおり、その時はちょうど息子の受験期で、なんとなく気ぜわしく、猫を可愛がっている暇などなかったのですよ。あっと気づいたときには、その猫が妊娠していて、あっと思っているうちに6匹も子猫を産んだのですよ。
途中で、可愛そうに、子猫が1匹病死してしまったので、現在は約10歳になる猫どもが、6匹いるのです。
そのうちの2匹が持病もちで、1匹は糖尿病、1匹は膀胱炎をたびたび起こすのです。
糖尿病のほうは、まだ自宅に息子が一人残っているので係りとなって世話をしています。生きている限り、インシュリンの注射を朝晩2回打たなければならない。食事も特別食。息子は、それでも、ずっとがんばって世話をしています。
膀胱炎の猫係は、この私。
体質的に、膀胱がアルカリ性になりやすいのだそうです。アルカリ性になると膀胱内に砂が溜まる。猫は石にはならなく、砂状のままだそうです。
オスでしてね、つまり、尿管が細くて長いというヤツでしてね、砂のためにオシッコがつまって出なくなる。これも特別食でしてね、膀胱内のPHコントロールとやらの食事をさせねばならず、しかも、常に目を光らせ、オシッコがつまっているかどうかを見張っていなければならない。
オシッコがつまると、たびたびトイレに座り込んで、ウンウンうなっているので分かるのですが、うっかり油断をすると手遅れになるとフラフラになってバタンと倒れたりする。そうなると膀胱が炎症を起こして血尿になるし、つまったオシッコを点滴で体外に出さないといけないので、即、入院となる。退院しても、1ヶ月ほどは、朝晩抗生物質を飲ませないといけない。
一度は、トイレにたびたび座り込むというサインもなく、ぐったりした。あれっ!どこかおかしい。バスケットにいれて獣医さんの所にかけこんだら、なんと”急性尿毒症”をおこしていて、血液検査は目の玉もとびでるほどのスゴイ数値。あと4時間遅れていたら、死んでいたでしょうと言われ、ゾッした。
獣医さんの説明によると、緊急に体外に出さなければならないのは、Kなのだそうだ。これが、心臓の筋肉をしめつけるので、すぐに死んでしまうのだそうだ。
膀胱まで直接カテーテルをつっこんで、点滴をして、とにかく尿をザーザーと体外に流す。今晩が山場です、朝までもったら助かる可能性が大きいと思ってください、と言われ医院をひきあげてきた。
どうか、翌朝まで生きていますようにと困ったときの神頼みをして寝たのだが、翌朝まで生きていた。さあ、Kの数値がさがりましたが、体というのは一定のKが必要なので、これから流しすぎたKを点滴でいれます。それから腎臓の機能など観察してOKとなったら退院ですと、言われ、まずは安心したものだ。
こうして膀胱炎係りをやっていると、オシッコをする大事さが身にしみる。そうか、そうやって、わたしたちも体内のバランスを保っているのか!
だから私は、自分や他人がトイレに行くのを見ると、心密かに安心するようになった。人がトイレから出てきてハンカチで手で拭いているのを見ると、この人は当分生きていられると思って、心底安心する。
尿がでなくなると、尿毒症にかかり、意外と勝負が早いようだから、寝たきりになったら、垂れ流しもくそなく、ところかまわずオシッコはたれよう、それが人の生きる道と固く決意する。
膀胱炎係も結構つらい。体質だとみえて、たびたび膀胱炎をおこすのだ。
昨日も、猫トイレを掃除していたら、どうも血尿しているようだ。
獣医さんに連れていったら、そう重くはないが、まちがいなく血がでている、ということで、また朝晩抗生物質を飲ませている。
最後のとどめ:猫にクーラーはよくない。どうしても尿の具合が悪くなります。クーラーをかけないでくださいと、先生。
私は、この暑さを、クーラーなしで、昼間じとっと汗をながしながら耐えている。
たまらくなると、お風呂場にかけこんで、水道水をあびる。
水道水は体を冷やすのに結構利く。
頭から水道水をしたたらせて、お風呂場から出てきて体を拭くと、一瞬だが、海水浴に行ったような気分になって気持ちがいい。
これが、私の夏休み気分。
糖尿病係りと、膀胱炎係りに、夏休みも冬休みもない。
みなさんは、夏休みが取れる方は、夏休みに入っておられるのでしょうねえ。
こちらは、最悪の事態!!
話せば長いワケながら(短く話せるか?)、我が家には10年前に夫が公園から拾ってきた猫がおり、その時はちょうど息子の受験期で、なんとなく気ぜわしく、猫を可愛がっている暇などなかったのですよ。あっと気づいたときには、その猫が妊娠していて、あっと思っているうちに6匹も子猫を産んだのですよ。
途中で、可愛そうに、子猫が1匹病死してしまったので、現在は約10歳になる猫どもが、6匹いるのです。
そのうちの2匹が持病もちで、1匹は糖尿病、1匹は膀胱炎をたびたび起こすのです。
糖尿病のほうは、まだ自宅に息子が一人残っているので係りとなって世話をしています。生きている限り、インシュリンの注射を朝晩2回打たなければならない。食事も特別食。息子は、それでも、ずっとがんばって世話をしています。
膀胱炎の猫係は、この私。
体質的に、膀胱がアルカリ性になりやすいのだそうです。アルカリ性になると膀胱内に砂が溜まる。猫は石にはならなく、砂状のままだそうです。
オスでしてね、つまり、尿管が細くて長いというヤツでしてね、砂のためにオシッコがつまって出なくなる。これも特別食でしてね、膀胱内のPHコントロールとやらの食事をさせねばならず、しかも、常に目を光らせ、オシッコがつまっているかどうかを見張っていなければならない。
オシッコがつまると、たびたびトイレに座り込んで、ウンウンうなっているので分かるのですが、うっかり油断をすると手遅れになるとフラフラになってバタンと倒れたりする。そうなると膀胱が炎症を起こして血尿になるし、つまったオシッコを点滴で体外に出さないといけないので、即、入院となる。退院しても、1ヶ月ほどは、朝晩抗生物質を飲ませないといけない。
一度は、トイレにたびたび座り込むというサインもなく、ぐったりした。あれっ!どこかおかしい。バスケットにいれて獣医さんの所にかけこんだら、なんと”急性尿毒症”をおこしていて、血液検査は目の玉もとびでるほどのスゴイ数値。あと4時間遅れていたら、死んでいたでしょうと言われ、ゾッした。
獣医さんの説明によると、緊急に体外に出さなければならないのは、Kなのだそうだ。これが、心臓の筋肉をしめつけるので、すぐに死んでしまうのだそうだ。
膀胱まで直接カテーテルをつっこんで、点滴をして、とにかく尿をザーザーと体外に流す。今晩が山場です、朝までもったら助かる可能性が大きいと思ってください、と言われ医院をひきあげてきた。
どうか、翌朝まで生きていますようにと困ったときの神頼みをして寝たのだが、翌朝まで生きていた。さあ、Kの数値がさがりましたが、体というのは一定のKが必要なので、これから流しすぎたKを点滴でいれます。それから腎臓の機能など観察してOKとなったら退院ですと、言われ、まずは安心したものだ。
こうして膀胱炎係りをやっていると、オシッコをする大事さが身にしみる。そうか、そうやって、わたしたちも体内のバランスを保っているのか!
だから私は、自分や他人がトイレに行くのを見ると、心密かに安心するようになった。人がトイレから出てきてハンカチで手で拭いているのを見ると、この人は当分生きていられると思って、心底安心する。
尿がでなくなると、尿毒症にかかり、意外と勝負が早いようだから、寝たきりになったら、垂れ流しもくそなく、ところかまわずオシッコはたれよう、それが人の生きる道と固く決意する。
膀胱炎係も結構つらい。体質だとみえて、たびたび膀胱炎をおこすのだ。
昨日も、猫トイレを掃除していたら、どうも血尿しているようだ。
獣医さんに連れていったら、そう重くはないが、まちがいなく血がでている、ということで、また朝晩抗生物質を飲ませている。
最後のとどめ:猫にクーラーはよくない。どうしても尿の具合が悪くなります。クーラーをかけないでくださいと、先生。
私は、この暑さを、クーラーなしで、昼間じとっと汗をながしながら耐えている。
たまらくなると、お風呂場にかけこんで、水道水をあびる。
水道水は体を冷やすのに結構利く。
頭から水道水をしたたらせて、お風呂場から出てきて体を拭くと、一瞬だが、海水浴に行ったような気分になって気持ちがいい。
これが、私の夏休み気分。
糖尿病係りと、膀胱炎係りに、夏休みも冬休みもない。