とおいひのうた いまというひのうた

自分が感じてきたことを、順不同で、ああでもない、こうでもないと、かきつらねていきたいと思っている。

原理・原則とPCとの格闘

2008年06月29日 22時45分04秒 | 私のこと(日記)
 この土日、風邪をひいたらしいので風邪薬を飲んでおとなしくしていた。しかし、この気落ちぶりはいかんともしがたい。

 ブログを書く気もまったくおこらない。意気消沈気味で『プリンシプルのない日本』白州次郎をパラめくりしていた。説明では、白州次郎自身の唯一の直言集であるという。白州次郎は、アメリカがおしつけた「新憲法」の翻訳をGHQの命令で徹夜でやったり、とにかく戦後処理に関係した重要人物であるのは周知の通り。

 
 ところで「プリンシプル」とは、どう訳せばいいのだろうか?
白州次郎も迷ったらしい。かれは、「原則」と訳した。日本人のいう「スジを通す」とは、ちょっとちがうと思ったという。

 そうかぁ、当時から日本人には「プリンシプル」が欠けていたのかぁ、と思ったら少し気が軽くなった。

 えっ、「ぷりんしぷる」だって! 仏語でつづればprincipalだ。辞書を見ると「肝心なこと」(主要な)「大事なこと」とある。用例としては
 le prinncipal,c'est de sauvegarder les forets.(大事なのは森林をきちんと保全することだ。)

Les accesorires me font oublier le principal.(些事にまかせて、大事なことをおろそかにしてしまった。)           (些事:どうでもいいこと) 

 たぶん、このへんのことを指すのではないだろうか?

と、すると、日本語では何と訳せばぴったりとするのだろうか?
「原則」でわかりますか?ピンときますか?

では、princip も調べてみましょう。「原則」、「原理」「基本方針」「大前提」とあります。

 用例としては....
Le principe de la liberte d'expression.(表現の自由という原則)
le principe de l'egalite civile (市民的平等の原理)

複数をみると
une familille qui a des principes.(きちんとした考えをもった家庭)
etre fidele a ses princips .(自分の主義に忠実である)


 ううむ、なんとなく身体にしみてきただろうか?

 白州次郎が言う『プリンシプルのない日本』というタイトルは、やはり「原理・原則」と訳すのがいいのでしょうか? それとも「基本方針のない日本」と訳すとピンとくるのでしょうか?「論理的議論ができにくい日本?」どうでもいいことが大好きな日本?」

中味の感想については後日書きます。

 それよりも、この土日で最重要事項はPCの死をくいとめることでした。ハードディスクの容量不足で息も絶え絶えだったんです。ご近所のPCに詳しい方に手伝っていただきようやく死をくいとめることができました。思い切った外科手術をしたのです。つまりCドライブを圧縮したのです。これで少し空き容量ができました。しばらくは大丈夫そうです。
 が、結論は、「もっとハードデスクの大きな容量の新しいPCを買う必要がある」「PCの容量は大きい器で小さな仕事をするようにすると仕事に専念できる」というアドバイスでした。

 また、出費しなくてはならない羽目になってしまいました。あと2ヶ月ほど我慢してから決断するか...............どうしてこんなに次々出費ばかりが出てくるのだろうか?元気がでるわけが、ナイ!英断して買った 外付けハードデスクはつまらない用しか果さないし。プリンターは猫がうえで寝てばかりいて、スイッチをいれたり消したりするものだから壊れてしまい、新品を買ったばかりだというのに....

 あっ、しまった。愚痴記事を書いてしまった。
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