IRF補遺

IRF（国際宗教の自由会議）でのエピソードをいくつか。

■　インテグリティ

最初のオープニングディスカッションで、カトリーナ共同議長が、２回か３回、「インテグリティ」に触れていた。

インテグリティ・エバンジェリストの私としては嬉しかった。

■　マイク・ポンペオさんの頭の良さ

第７０代国務長官のマイク・ポンペオさんが、質疑応答で、ある質問を受けた後、即、

I don't know the answer, but I can say 2 points. 

って切り替えしていた。

あ、この人、誠実だし、アッタマいいな、と思った。

質問を受けて、国務長官が「I don't know the answer」すぐ言える力。誠実。勇気。自分に自信があるから「それについては私は答えがわかりません」って言える。

ご著書『Never give an inch』でインテグリティに従い行動することを重視していただけある。

Never Give an Inch: Fighting for the America I Love (English Edition) Pompeo, Mike Broadside e-books

 

そして、答えは出せないものの、質問者に対して２つFeedbackできる。答えならぬヒントを授けることができる。その「頭にひらめいた２つ」を即「I can say 2 points」って言うことができる。この頭の良さ。緻密さ。スピード感。整理できている。

スッばらしいと思いました。

私も、今後、質問を受けたときに、適当に答えらしきものを答えるのではなく、「それについては答えはわかりません。でも２つの点をお伝えすることができます」って切り替えそうかな。

『嫌われ偉人伝』真山知幸

子どものために紙で買いました、案の定、6年の次男が楽しんで読んでます！

実はすごかった!? 嫌われ偉人伝 真山 知幸 日本能率協会マネジメントセンター

最後が私の大好きな松永安左エ門。真山さんありがと〜

栗山監督も「論語と算盤」

栗山監督も、2018年から、「論語と算盤」の本を書いていた。

育てる力 栗山 英樹 宝島社

新紙幣決まる前からですかね。

さっすが！

野球好きの息子のために、紙で買いました。

表現の自由とか信教の自由とは

昨日のIRF SUMMIT ASIAで、最初のOpening Panel Discussionで、共同議長のカトリーナ・ラントス・スウェットさんが、

• 表現の自由とか信教の自由は、メジャーな団体については問題にならない。
• マイナーでUnpopularな団体にもそれが保証されるかが問題

って言ってて、あったりまえだと思ったけど、日本ではその「あったりまえ」のことが行われてないのかなぁと、改めて思いました。

今年中に政権を取ると目されている共和党の重鎮のマイク・ポンペオさん（前国務長官）がニューオータニに来て「家庭連合の解散の顛末は間違っている、日本政府は後悔するよ」的なことをしゃべった。公式に。

でも日本のメディアは沈黙して論じない。

これが健全な、信教の自由とかが守られている状況なんだろうか。

家庭連合の方々は、この１年、全国でおそらく２０箇所以上で、毎週のように、シンポジウムをしたりして、信教の自由を訴えている。

これもメジャーなメディアは沈黙して報じない。

家庭連合も、不当と思われる判決に対して公式に反対意見を発表したりして、信教の自由を訴えている。

これもメジャーなメディアは沈黙して報じない。

これが健全な、信教の自由とかが守られている状況なんだろうか。

令和６年の日本の状況として記録しておきます。

宗教法人にはそもそも業法・規制法がない

 この田近肇さんの論考　こちら　の、前半部分の宗教法人法の理解（そもそも規制法・業法がないから、いきなり解散命令請求になる）は、なるほどなと私も勉強になりました。

取り急ぎ備忘のため。

民主党 副大統領 カマラ・ハリス はなぜ人気ないか

アメリカでは民主党バイデンが撤退し、現職の副大統領カマラ・ハリスが大統領候補になりそうな勢い。

IRFサミットAsia＠ニューオータニで、アメリカの政治通の方に、聞いた話。

カマラ・ハリスは人気がない。

なぜ人気ないか。

バイデンが、自分のライバルだと思って、３年前の就任直後、カマラ・ハリスに、タフな仕事ばかりを降って、たった４年の上院議員の経験しかないカマラ・ハリスに、失敗させたから。

だそうです。バイデンは、今でこそカマラが最適だみたいな綺麗事を言っていますが、３年前は、狭量で、自分の４年後のことしか考えていなかった、みたいな構図ですね。

その筋からの、いち情報として。

半分アジア系（親がインドとジャマイカ）で女性のカマラ・ハリスには、共感して応援したいところですが、、、

現実問題としては、銃撃を耐え抜いたトランプの勢いを止められそうにない、、

紀尾井坂 清水谷公園 大久保利通暗殺の地

ニューオータニ目の前の、清水谷公園は、大久保利通暗殺の地。

改めてしっかり見てきました。

目立たぬ池では亀がたくさんお腹を空かせていました。

IRF（国際宗教自由）サミット ASIA で思ったこと

IRF SUMMIT ASIAで感じたことを取り急ぎ。

世界の、政治、経済、文化…の根底には宗教がある。戦争なんて、多くは宗教的な歪み合いからきている。ロシア・ウクライナも、イスラエル・ガザも、、、

つまり、宗教は、他のマターと、複合的に絡む。すべての根底に宗教がある、とはいえないにしても。

でも、日本人は、特にオウム真理教事件以来、「宗教」一般に対するアレルギーがある。心理的抵抗感がある。

だから、「宗教は、宗教」「それ以外の政治は、政治（であって、宗教とは関係ない）」って考えがち。

でもこれはグローバルスタンダードではない。アメリカや欧州では、どんな制作にも、宗教的対立が隠れていたりする。

このへんの、「宗教の重要性」は、日本ではもっと知ってもらいたい。

だから、IRFは、今年は東京でやりましたが、これ一回で終わらせるのではなく、来年以降も、東京その他で、開催したいなと思っています。

世界の信教の自由のために、みなさまのご協力をお願いいたします！

奄美の一字姓は差別の名残

奄美群島出身の方には、一字の姓が多い。

緑（新極真空手の代表）、菊、盛（逃げた平氏の流れ。平清盛から来ているらしい）、、、

これは、薩摩が、奄美を差別していたことからきています。

だから盛さんとかが差別を嫌って盛岡とかの二字の姓に変える人もいた。変えない人もいた。

私は与論と沖永良部には行きましたが、徳之島と奄美大島には行ったことがない。

こういう差別の歴史を知るためにも、いつか徳之島と奄美大島には行きたい。

ゴッドドクター　徳田虎雄 (小学館文庫) 山岡淳一郎 小学館

『名もなく貧しく美しく』

名もなく貧しく美しく[東宝DVD名作セレクション] 高峰秀子 東宝

昔、『名もなく貧しく美しく』って小説・映画があった。高峰秀子主演。

その価値観に憧れた看護師が、徳田虎雄の徳洲会で働いていた。

ってなんの変哲もないエピソードですが。

この本に書いてあった：

ゴッドドクター　徳田虎雄 (小学館文庫) 山岡淳一郎 小学館

私には刺さった。

『名もなく貧しく美しく』。

いい言葉ですね。

名を求める者は、得てして美しさから遠ざかる。

私も心せねば。

名を求める人生よりも、美しき人生を送りたし。

文章にはリズムが大事

文章にはリズムが大事。

菅付氏がいうには、先天的なモノだという。

村上春樹も、リズムが大事だから、音楽が文学に効くと固く信じている。だからすっごく音楽に詳しい。

読み手を前に進ませる「内在的な律動感」。


句読点の位置とか。

この「リズム」については、名文家で有名な近藤康太郎さんが、「グルーヴ感」と読んでいる。

三行で撃つ 〈善く、生きる〉ための文章塾 近藤 康太郎 CCCメディアハウス

私もリズム感・グルーヴ感のある文章を書きたし。

インプット・ルーティン 天才はいない。天才になる習慣があるだけだ。 菅付　雅信 ダイヤモンド社

小笠原さんと、ドラゴン牧師の岩本さんと

昨日のIRFサミットで、ドラゴン牧師の岩本さんに初めてお会いしました。

久兵衛の寿司

ニューオータニのディナーでは久兵衛の寿司が出ました。

外国の方に、「寿司のランボルギーニだから食わなきゃ損だよ」って言って楽しんでもらいました。

ただ、アメリカの元知事・上院議員の方でも、「スシ⁉️ ナマの魚⁉️」って言って寿司に抵抗感を示す方や、「いや、ナマの魚は食べない」って言う方もいて、世界は広いなと思わされました。

ニューオータニからの朝焼け

ニューオータニからの朝焼け。

宗教の自由の夜明けになれば。

名刺たくさん交換しました。42枚。

これを礎として世界の宗教の自由のために闘います‼️