札幌に郷路征記って老弁護士がいる。
「家庭連合信者の親が子どもの信者を拉致監禁するのが正当行為(刑法35条)だ」という悪質なデマを30年流し続ける悪徳弁護士。
この悪徳弁護士の「煽動」に従うようにして4300人の家庭連合信者が拉致監禁された。
私が郷路征記弁護士に「その見解おかしいですよ、釈明してください」と内容証明郵便を送ってから1年半、彼はロクに回答できない。
その経緯はこちら
憤懣やる方ないのですが、その郷路征記弁護士がまた敗訴した。
札幌高裁で、家庭連合を訴えた訴えを、「放棄」。
放棄って、めちゃ稀で、570回に1回(0.17%)しかない。
※ 令和5年司法統計(地裁)で137586分の241 こちら
敗訴判決が怖いので「逃げた」感じ。私は弁護士20年、100以上の訴訟に関与して、「放棄」なんて見たことも訊いたこともない(取下げはままある)。
570回に1回しかないので、訴訟経験100くらいの私が遭遇したことがないのも無理はない。
その「逃げた放棄」訴訟での郷路征記弁護士の主張が、トンデモ、、、
家庭連合信者をロボット扱いする「マインド・コントロール」論。
欧米ではとうにPseudo-science(エセ科学)扱いされて裁判所でも完全否定されている。
1990年 アメリカのフィッシュマン判決 こちら
2010年 欧州人権裁判所の判決 こちら
その郷路征記弁護士のマインド・コントロールの主張が興味深いので、ここに記録しておく。
「信念を統一協会によって植え付けられているわけだから、違法性の意識の可能性がなかった」
「(だから)統一協会が間接正犯であって、被告夫婦にはその責任を問うことができない。
「統一協会 となった信者は、統一協会によって信仰選択の自由を侵害され、その状態が現在も継続している人達なのである」
「その人の人格全体が終生にわたって統一協会的人格に変容されてしまう」
「文鮮明が再臨のメシアであるとの信仰を与えられたことが違法」
「統一協会員になることを心理的に強制するために教えられている」
「伝道・教化課程の結果、違法な行為をさせられるために、統一協会に隷属させられる」
以上、すべて郷路征記弁護士の準備書面のご主張。
お疲れ様でした。
中山達樹先生、悪徳弁護士をよくぞ問い糾してくださいました!まさにインテグリティの鑑です。