イトーヨーカドー創業者、伊藤雅俊さんの本。
「ひらがなで」ってのが刺さったタイトル。でも、「ひらがな」に関する言及は皆無な、残念なタイトルでした。
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『ひらがなで考える商い 上』
■ 「誠実のあるところに信用が生まれ、信用のあるところに信頼が育つ。信用する行為は単数的だが、そのうえに期待する気持ちがさらにに加わった信頼は、ほかの人にも影響を及ぼす点で複数的である」
■ 商売を理屈で考える人は伸びない
■ 昭和27年 「社訓」 「我等の誓い」
1、質素な人生観
■ 米国では、非上場の「マイカンパニー」が、上場すると「ユアカンパニー」になります。株式に向かってそういう言い方をする
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『ひらがなで考える商い 下』
■ イトーヨーカ堂の社是
- 私たちはお客さまに信頼される誠実な企業でありたい。
- 私たちは、取引先、株主、地域社会に信頼される誠実な企業でありたい。
- 私たちは、社員に信頼される誠実な企業でありたい。
■ P・Fドラッカーと伊藤雅俊は家族ぐるみでお付き合い
■ 松下幸之助さんが「お金が大事なのは、人々が働いて、汗を流した結果としてここにあるものだからだ」とおっしゃった
■ 五十歳になるまで会社の借金に対して個人保証を取られていたオーナー経営者にとって、公私の区別などないに等しいのも事実
…赤裸々な告白。オーナー経営者の私にも少し分かる。