『論語の読み方』
■ 孔子は、直接的な「仁」の定義を語らなかった。
…演繹的ではなく、帰納的に、仁とは何かを考える。
インテグリティと同じ。
論語の仁って、インテグリティ。
■ 仁遠からんや。われ仁を欲すれば、斯に仁至る
…仁というものは遠い存在だろうか?
いや、我々がそれを求めれば、すぐにここにやって来る。
いや、我々がそれを求めれば、すぐにここにやって来る。
…インテグリティも、似たようなものだろう。
それを求めれば、すぐにそこにインテグリティが顕れる。
■ 「仁」とは死ぬまで続く「生涯教育」の方法
■ 「高慢な人の不幸を治す薬はない」
…どこかのキリスト教系の言葉。思い当たる節はある。
私もそうならないように次回せねば、、、
■ 田中美知太郎 「教育の基本は『畏れ』(畏怖・畏敬)だ」
…これはほんとにそのとおり。さすが司馬遼太郎の前に文藝春秋の巻頭言を書いていた田中美知太郎。
…彼の有名な「平和憲法を持っていれば平和になるわけではない」はこちら
■ 『書経』 「畏れざれば畏れに入る」
…慎みをもち、畏れることを知らなければ、やがて恐るべき運命に陥ってしまう。
…いい言葉。拳拳服膺したい。
■ 『李陵』もおもしろい。僕は昔からあれは愛読書です。
…我が敬愛する山本七平が、我が愛読する李陵を愛読書と明言していることを知って、欣喜雀躍している。
分かる人には分かるんだ!