日曜日に埼玉で参院選の補欠選挙が行われた。N国の党首、立花代表と前埼玉県知事の上田知事の間で火花が交わされた。結果は上田さんが勝った。火花というもんではない。線香の煙だ。投票率20.81%では、話にならないのだ。国政選挙だぞ、この低い投票率は、今の日本を象徴している。埼玉県民だけでなく、日本の政治活性度は最悪レベルだ。日本は完成した国ではない。問題だらけの国ではないか。政治課題は山積しているのだ。埼玉だって多くの問題があるだろう。問題解決のために政治家にその思いを託したくないのか。世界を見れば、暴動、殺し合いの必死の闘争を繰り広げてる。日本では、暴動もない、テロもないからいい国だと言えるのか。政治暴動は健全な免疫反応なのだ。免疫反応のない体は、ウィルスに侵され死んでしまう。芸能人と食い物にはギャーギャーと大騒ぎだが、政治の話題になるとしぼんでしまう。日本人は、政治なんて誰がやっても同じと最初からあきらめてしまうようだ。自分の生活を、日本を良くしたいと思わないのか。政治を動かすのは、国民なのだ。人間によって国が成り立ってるのだ。その人間が無感動、無関心では政治は動かない。今のままだと日本は沈んでゆくばかりだ。50年後には日本は存在してないかもしれない。自然災害によって消えてゆくか、中国に飲み込まれてるかもしれない。人生は今の積み重ね、歴史も今の積み重ねだ。時間は止まる事がない。今を正さないと、未来は確保されない。