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ホームレス拒否  バリケイト伊東

2019-10-15 09:16:32 | 政治

 台風19号の被害は深刻なものだ。多くの人々が避難所に避難して命を守った。避難所の機能は十分に機能した。しかし、東京の台東区の避難所で、避難しに来たホームレス男性ふたりの使用を拒否した。これはあまりにもひどい。住所を書けないからホームレスと判断して使用を拒否したのだ。命の危険性を感じたから避難しに来たのだ。それなのに使用拒否では、対応した職員の人権感覚が問われる。ホームレスは人間ではないのか。差別そのものではないか。台東区は今後の検討課題として検討するとしている。区の人権感覚もおかしい。誰でも使用できるようにしなければならない。日本の多くの避難所では、避難所自体もひどい場所だ。体育館の床にブルーシートを張って雑魚寝、今の日本人の生活レベルからすると、お粗末だ。昭和初期の対応レベルだ。ベット、冷蔵庫、発電機ぐらい事前に用意しておくべきだ。もし、犬、猫を伴って避難しに来たら、人間はいいが、ペットはだめだとか、外国人が来たら、特にアジア人やアフリカ人が来たら、日本人しか使用できないと言って追い返すのか。多くの外国人観光客が日本に訪れてるのだ。観光中に災害にあう可能性はある。日本に長期住んでる外国人もいる。避難所の運営には問題がありすぎる。未だ、検討課題だなんて言ってる日本人の意識は、遅れてる。自然災害は日本にとって日常なのだ。全国に避難所が作られてる。ある特定の人間の使用拒否が起きないように、自治体職員の意識改革、研修が必要だ。日本人の人権レベルは戦前レベルだ。変えなければならない。ほんとうの意味で日本をすごい国にしなければならない。