狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

『走らなあかん、夜明けまで』/大沢在昌

2011年03月09日 22時31分23秒 | 小説・本に関する日記





 昨日の夜は大沢在昌の小説『走らなあかん、夜明けまで』を読んでおりました。
 確か初読みのはず。映画化されていてそちらは観た覚えがあります。
 大沢在昌といえば『新宿鮫』シリーズ。でも『新宿鮫』も映画を観たことはあるけど読んでないなぁ。
 もしかして今迄、大沢在昌の小説は読んだことが無かった、かな?? い、いやそんなはずは……。


 東京から大阪へ出張でやってきたサラリーマンの坂田勇吉は、大阪に着いた直後に会社の機密が入ったアタッシュケースを失ってしまう。ヤクザが同じ型のアタッシュケースと間違えて持っていったらしい。会社の会議は明日。それまでにアタッシュケースを取り戻さなければならないのだが……。
 主人公は普通のサラリーマン。スーパーヒーロー型の主人公なら「どうせ格好良く解決しちゃうんでしょ?」と紗に構えて読んでしまいますが、普通のサラリーマンが主人公なので最初からヤクザにフルボッコにされてしまう~。で、警察に駆け込むことの出来ない状況に追い込まれて……。ハラハラドキドキ(映画を観ているので先は分かっていますが)。

 大阪のことを何も知らない東京者が大阪の街中を駆け回らなければならない設定が面白かったです。
 でも、大阪の人が『走らなあかん、夜明けまで』を読んだらどう思うのだろ??
 リドリー・スコットの映画『ブラック・レイン』を観たある大阪人が「あんなの大阪とちゃう!」と言ったのを聞いた覚えが……。『走らなあかん、夜明けまで』も大阪人には違和感があるのだろうか?

 ちなみに大分前に書かれた小説なので、今は無き近鉄バファローズが出てくるっす。
 スポーツビジネスにおいて球団数を減らせばファンが減るのは常識のはずなのにな。何で消滅させたんだろ? 勿体無いっす。

 おっと、話が逸れちゃった。

 主人公は真面目でいい奴で好感がもてるし、お話もタイムリミット型のサスペンスでスピード感有り。
 ちょっと大人なボーイ・ミーツ・ガールの物語。
 面白かったです。



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昼食は焼きうどんでありました。

2011年03月09日 21時03分31秒 | 職場に関する日記







 本日の倉敷は晴れ時々曇りでありました。
 最高気温は十度。最低気温は零度でありました。
 風が強くて肌寒く感じた日でありましたよ。
 明日も予報では倉敷は晴れとなっております。


 本日は私の勤め先のお店の店主がのっぴきならない用事の為、外出しておりました。
 ので勤め先のお店は私独りでありました。
 大過なく過ごせたのですが、昼食を取るタイミングを間違えたのが反省点であります。
 お腹が空くと上手く動けないから昼食を取るタイミングは間違えないようにしなきゃ。
 それともっと手早く調理が出来るやり方を考えたほうがいいかな。
 う~む。





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