狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

『太閤暗殺』/岡田秀文

2011年03月22日 20時22分08秒 | 小説・本に関する日記






 昨日の夜は岡田秀文の小説『太閤暗殺』を読み返しておりました。
 第5回日本ミステリー文学大賞新人賞の受賞作です。


 権力の座に固執する男達の物語。

 関白豊臣秀次の側近・木村常陸介は、太閤となった豊臣秀吉が行った治世の改革を進める。
 しかし関白秀次は重圧に耐えかねて関白の座を降りると口走るようになる。
 秀吉はようやく授かった我が子にすべてを譲り渡したいと考え、関白秀次を疎ましく思い始める。
 その意を受けた石田三成と前田玄以は関白秀次を除くべく策略を巡らす。

 豊臣秀次の世になってしまうと、石田三成や前田玄以は閑職に回されてしまう恐れがある。 
 関白秀次が関白の座を降りると、木村常陸介は天下の仕置きに関わる事が出来なくなってしまう。
 どちらが権力の中枢にいられるかの勝負。

 そしてかれら権力の座に固執する男達の命運の鍵となるのは大泥棒・石川五右衛門。
 木村常陸介は石川五右衛門に太閤秀吉の暗殺を依頼する。石川五右衛門は太閤秀吉の首を狙い策を練る。
 その動きを察した石田三成と前田玄以は石川五右衛門一味の襲撃に備えるのだが……。




 最後に立ち上がってくるのは権力に執着し妄執する者の凄みと空しさ。
 ラストシーンは皆が知っている歴史を考えると物悲しいラストシーンです。
 黒秀吉ですね。


 面白いですよ。
 お勧めです。

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貝母(バイモ)その3。

2011年03月22日 19時25分30秒 | お花に関する日記







 本日の倉敷は終日曇りでありました。
 最高気温は十四度。最低気温は七度でありました。
 風が強い一日でありましたよ。



 上の写真に写っているお花は、「貝母(バイモ)」です。
 貝母のお花に関しては、2010年3月17日の記事2009年3月19日の記事も宜しかったら御覧下さいませ。
 去年の貝母のお花と一昨年の貝母のお花です。

 貝母のお花の花言葉は、「凛とした姿」ですよ。




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文字通り華やかになりました。

2011年03月22日 18時57分09秒 | 職場に関する日記





 先日、恒枝直豆さんの個展のお祝いにお花を頂きました。
 山本海太郎様、岸上ゆか様、添田園子様、福田忠紀様・裕子様、中薗玲子様、ならびに旅館倉敷様、誠に有難う御座います。
 文字通り、お店が華やかになりました。
 店主ならびに恒枝直豆さんに成り代わり厚く厚く御礼申し上げます。
 有難う御座います。


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