狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

『荒野』/桜庭一樹

2011年07月22日 18時09分04秒 | 小説・本に関する日記





 桜庭一樹には白い桜庭一樹とピンクの桜庭一樹と黒い桜庭一樹がいて、白とピンクと黒の桜庭一樹が共同で作品を書いている-と(勝手に)想像して遊んでいる。

 昨日の夜は、桜庭一樹の小説『荒野』を読み返していました。
 読んでいたのは文庫版のほうで三冊に分割されていました。三冊一気読みでありました。
 白い桜庭一樹に可愛らしいピンクの桜庭(少女)一樹が時々顔を覘かせ、黒くて恐ろしいダークサイドの桜庭一樹が顔を出しそうで出さなかったお話でありました。初読みの時は、黒くて恐ろしいダークサイドの桜庭一樹がまぢで怖くてもしかしてこの作品にも出てくるのではと読み終わるまでドキドキでありましたよ。


 主人公の少女・山野内荒野は小説家の父親と暮らしている。
 自堕落で女誑しの父親の大人な恋愛騒動に巻き込まれたり、自身の恋心の芽生えに戸惑ったり……。 

 文庫版では一巻目の副題が「12歳 ぼくの小さな黒猫ちゃん」、二巻目の副題が「14歳 勝ち猫、負け猫」、三巻目の副題が「16歳 恋しらぬ猫のふり」でありました。

 思春期の少女の成長を描いた爽やかで可愛らしい物語です。
 面白かったですよ。

 黒桜庭の作品を読んで桜庭一樹の作品を苦手に思ったお方、『荒野』では黒桜庭は出ないので御安心してお読み下さいませ。


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いつも月夜に米の飯。

2011年07月22日 18時01分16秒 | 職場に関する日記






 本日の倉敷は晴れたり曇ったりしていましたよ。
 最高気温は三十度。最低気温は二十四度でありました。
 明日は倉敷は「倉敷天領夏祭り」。お祭りっすよ。


 夏本番となりました。
 皆様、如何お過ごしでしょうか?

 本日は勤め先のお店の店主がお店に出てこなかったので、勤め先のお店には私独りでありました。
 鬼の霍乱のやうです。鬼の居ぬ間にお掃除&お片付け&店番でありました。

 店主の飼い犬・龍之介君は近頃、お散歩の途中にあるとある家に飼われていた犬が居なくなって少し寂しそうな素振をしているそうです。
 お散歩でその家の前を通るたびに吠えあって存在を誇示しあっていた好敵手だったらしいのですが、そんな相手でも居なくなると寂しいみたいです。

 私は変化はありません。
 勤め先のお店のHP作成再チャレンジをせっつくお方がいますが、「私の能力の低さを見縊るでない!」と躱しつづけています。
 ホームページビルダーと格闘する前に、エクセル使い師になる事を優先しております。
 なので私の勤め先のお店のHP再稼働はもう少し先となります。放置状態で申し訳ないっす。

 以前していたお仕事でイラストレーターは使ったことがあるのですが、エクセルは初めて。
 おっかなびっくりで動かしています。
 エクセル使い師になるのはいつの日か? 時間がかかるかもしんない。


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