昨日の夜は、羽海野チカの漫画『3月のライオン』の第6巻を読んでいました。
戦いの第6巻。
虐めに、病気に、己自身に、そして勝負に立ち向かう……。
3月のライオンは凄いところに来ているなぁ……。
私が盆暗な小学生だった頃(あぁ今も盆暗なままだ)、クラスで虐めがあった。
同じクラスの女の子がシカトを受けていた。
私はそれを苦々しく思っていたが、馬鹿で意気地なしで盆暗だった私はどうすることもできなかった。
シカトをしていたクラスメイトへの私の幾つかの僅かながらの抵抗もその娘には迷惑なものでしかなかっただろう……。
彼女は今どうしているのだろう? 元気に笑って過ごしているのならいいのだけど……。
閉鎖社会の空気を打ち破るには莫大なエネルギーが必要となる。
助けを求めることさえ困難な状況は存在する。
私は今、虐めを受けている人が身近にいたとして、その人にひなたの祖父のような言葉を発することが出来るのだろうか??
そしてその人の怒りに気が付くことが出来るのだろうか??
そしてその人の支えになることが出来るだろうか??
ところで、今回表紙になっている二海堂晴信は故・村山聖九段がモデルなんだっけ?
だとしたらそれだけでうるうるです。