明日の夜から「倉敷名物土曜夜市」が始まりますよ。

　本日の倉敷は曇り空、夕方から晴れていましたよ。
　最高気温は三十二度。最低気温は二十四度でありました。
　明日は予報では倉敷は晴れとなっております。
　蝉が鳴き始めていますね。まだ気の早い奴がごくわずかに鳴いているだけのようですが。
　これから蝉達の恋の季節が始まるのですね。


　お知らせです。
　倉敷の夏の土曜の夜恒例の「倉敷名物土曜夜市」が明日の夜から始まりますよ。
　７月６日から８月１０日の各土曜日に開催です。
　場所は、ＪＲ倉敷駅からの各商店街。
　時間は、午後６時から９時半です。

　夏の宵に倉敷商店街をふらふら歩いて夜店を覗いてみるのは如何ですか？　
　楽しいと思いますよ。

『桜庭一樹短編集』／桜庭一樹

　昨日の夜は、桜庭一樹の小説『桜庭一樹短編集』を読んでいました。
　短編小説集です。
　「このたびはとんだことで」、「青年のための推理クラブ」、「モコ＆猫」、「五月雨」、「冬の牡丹」、「赤い犬花」の６編が収録されています。

　変な人を描くのが上手いです。
　微妙に変であったり大きく変であったり。でも居そう。


　「このたびはとんだことで」はドタバタ。だけどちょっと怖い。
　「青年のための推理クラブ」は『青年のための読書クラブ』のパイロット版。このタイプの『青年のための読書クラブ』も読んでみたい気がする。
　「モコ＆猫」は変わった片思いのお話。よく書けるなぁ、こんなお話。
　「五月雨」は『ＧＯＳＩＣＫ -ゴシック-』シリーズのラストあたりと『伏 贋作・里見八犬伝』を掛け合わせて現代に舞台を移したようなお話で滅びゆく者のお話。不思議な雰囲気。
　「冬の牡丹」は優等生が優等生のままでいたら劣等生になっていた女のお話。ど～したらいいのかな？　私達は。私達はヘタレではあるけどでも頑張っているんだけどな。しんみり。
　「赤い犬花」は小学生の男の子が主人公。都会に住む男の子が田舎で経験した夏休みの冒険のお話。死人を書くのが上手い。切ないです。

　バラエティに富んでいました。
　面白かったです。

ぼっち観戦。

　先日のファジアーノ岡山ＶＳヴィッセル神戸のｋａｎｋｏスタジアムでのサッカー観戦は、ぼっち観戦でありました。
　メインのＳ席で観戦していました。

　メインのＳ席でぼっち観戦する時はいつも見巧者の人を探してしまいます。
　応援に参加せずに腕を組んでしかめっ面でぢっと試合を観ている男の人は見巧者である可能性が高いです。
　ぢっと試合を見つめてほとんど動かない。でも時折身を乗り出したり「あっ」とか「うん？」とか呟いたりする。
　その後すぐにビックチャンスが訪れたりピンチの局面になったり。
　あの人には何かが見えているんだろうなぁ。と思いながら横目でちらちら見ていると楽しいです。

　先日の観戦では私の周囲では見巧者の人は見つからず。少し残念。
　会社帰りの人が多かったですね。お勤めご苦労様です。
　接待の雰囲気を漂わせていた集団もいました。ご、ご苦労様です。

　私の席の後ろには若い男性二人組。
　ファジアーノの選手がボールを持つとどんな状況であっても「行けぇぇぇ～」と叫び声を上げる。
　相手ＤＦ３人に囲まれて味方のフォローが無く孤立した状態でも「行けぇぇぇ～」と叫び声を上げる。
　君達は香車か？　前にしか進めないのか？　突破する可能性が低いのならボールを後ろに下げてもよいと思うのだけれども？　「退かぬ！！　媚びぬ！！　省みぬ！！」ですか？　聖帝サウザー様ですか？　「わが拳にあるのはただ制圧前進のみ！！」ですか？　
　それもまた良いのかもしんない。
　何が何でも前進あるのみという姿勢はある意味潔いです。
　君達は君達の道をひたすら突き進み給へ。私には無理だけど。と心の中で彼らにエールを送りましたよ。
　口に出しては言いません。怖いから。

　私の席の前では若いカップルがいちゃついていました。
　男性が色々と女性にファジアーノのことやサッカーのことを説明していました。
　女性は分からないながらも必死で話題に喰らいついていく。その姿は微笑ましかったです。頑張れ。

　お年を召したお方達のカップルも見かけました。
　お二人で実に楽しそうにファジアーノの応援をしていました。
　いいなぁ。素敵なカップルだ。




　メインＳ席は客層がバラエティーに富んでいて楽しいです。
　のんびりまったりじっくり観戦したい人にはお勧めです。