昨日の夜は、映画『彼女はパートタイムトラベラー』のDVDを観ていました。
主人公はシアトルの出版社でインターンとして働いているダリウス。
ダリウスが所属している雑誌の編集部は「タイムトラベルのパートナー募集」という奇妙な新聞広告に目を付けて、広告主を取材の対象にする。
ダリウスは上司の編集者と同僚のインターンと共に広告主のケネスのいる海辺の小さな町に向かう。
ダリウス達はケネスと接触を試みるのだけど……。
監督は、コリン・トレボロウ。
出演者は、オーブリー・プラザ、マーク・デュプラス、ジェイク・ジョンソン、クリステン・ベル、メアリー・リン・ライスカブ、カラン・ソニなど。
恋愛コメディーでヒューマンコメディーです。
ケネスという人物が絶妙なバランスで描かれていて、観ている側は「このお話はどう転がっていくのだろう?」と思わせてしまいます。
あざとさがないし、上手いなぁ。
ラストも爽やかでよいです。いやまぁ、あのラストは受け入れがたいと思う人もいるかもしれませんが、私は映画をスカッと終わらせる良いラストなのではないかと思います。
ちなみに、邦題の『彼女はパートタイムトラベラー』からバリバリのSFを連想するかもしれませんが、SF成分は極めて薄いです。
考えようによっては時間SFの要素が入っていますが、主題は別です。
かわいらしいコメディーをお望みのお方にはお勧めです。