nokoの花図鑑

「みんなの花図鑑」に1か月あまり投稿していました。みなさまの投稿写真を見て刺激を受け、花の写真を撮りつづけます。

渡りをする蝶 アサギマダラ! 今は何処にいるでしょうか?

2020年11月15日 | 蝶他昆虫

アサギマダラの写真大事に収めていました(;^-^;;; 投稿が遅くなりました <m(__)m>

1年待ちに待ったアサギマダラです。備忘録として載せました。

というのも今年は昨年書いた記事に、日本全国のほぼ全域に分布。北海道から沖縄までと書いた

ことに付いてもう少し詳しく知りたかったからです。

今年の飛来は例年より早かったみたいです。フジバカマもまだ開いた花が少ない時期でした。

10月9日に初めて飛来しました。今週は忙しく留守が多い為、中々見られませんでしたが、12日に

庭の周りを旋回しフジバカマに降りてきました。驚かさないように撮影しました。

12日と16日の2回ほどの撮影しか出来ませんでした。

しかし、一つの花に2匹が止まっているのを室内から見ました。3匹が来ているのも見ました。

25日が最後かと思いましたが11月1日に又来てくれました。短い滞在で飛び立ちました。

羽化してから約半年の一生の間に、約500~2千キロを移動するとされ、

本州で(春から夏にかけて標高1000~2000mの涼しい高原で繁殖)生まれ世代を重ねた

アサギマダラは、秋になると四国、九州などを経由して沖縄、台湾などに渡り、春になると

また戻ってくる。越冬地や移動ルートなど未解明な生態も多いそうです。

 

アサギマダラの生態調査のため、「道南虫の会」(函館市)が今年9月29日に松前町豊岡地区で

捕獲し、羽にマークを記入して放したオス1匹が、22日後の10月21日に長野県茅野市で

再捕獲された。同会は1999年から調査を行っているが、長野県内での再捕獲は初めてだそうです。

同会によると、『現地の愛好家から、羽に「ハコダテ」などと記入されたチョウの写真とともに

再捕獲したとの連絡が届いた。移動距離は約630キロ。同会はこれまでに計2360匹に

マークを記入して放してきた。このうち道外での再捕獲は今回で9例目で、わずか0・38%の

確率だ。』とのことでした。

 

新潟県糸魚川市の美山公園に飛来も、確認された。糸魚川ジオパーク協議会の専門委員会が

移動の実態調査や飛来地の保護を進めることにしている。

同公園への飛来は、米田徹市長が定例記者懇談会で報告した。報告によると、10月上旬~中旬に

公園内の一角にあるフジバカマの群落にアサギマダラが飛来し、花の蜜を吸っている様子を市職員が

見つけた。市は飛来したチョウの追跡調査のため、16匹にマーキングを施したという。

協議会事務局の市ジオパーク推進室は「アサギマダラの飛来地でもある、おおいた姫島ジオパーク

(大分県)とも連携し、調査や保護に努めたい」としている。

 

2017/10/17の投稿(おおいた姫島ジオパーク(大分県))に関す記事

『以前、ドキュメンタリー番組で自分の放ったアサギマダラをバイクで追いかける番組を見ました。

北関東だったかと思いますが、長い道のり、自分がマーキングしたアサギマダラを追って移動される

番組です。捕っては放ち、見つけるには中々簡単ではありません。大分県の姫島では子供達が

アサギマダラを大切に保護しているようでした。子供達と一緒に網を持ち、蝶を追っかけます。

捕まえた1匹にその青年の書いた字が書いてありました。羽も破けていました。

その青年の喜びようは今でも、鮮明に残っています。そっと、また、放してやりました。

 

2019/10/14の投稿 アサギマダラに付いて

 

『学名:Parantica sita  英名:Chestnut Tiger  開張:100mm 食物幼虫はカモメツル

イケマなどを食べます  分布:アサギマダラは北海道から沖縄まで日本全国のほぼ全域に分布

しています。国外でも中国、台湾、朝鮮半島、ヒマラヤ山脈まで広く生息しています。

生息場所:里山や山地など  季節:5月~11月(春の終わりから秋にかけて)  

その他の名称:浅葱斑  越冬態(えっとうたい)幼虫または蛹(さなぎ)  特徴:アサギマダラは

羽を広げると10cmほどの大きさになる美しい蝶で、名前のアサギ部分は「浅葱色(あさぎいろ)」

を意味しています。    

一般的にはあまり使われる事のない色の名前ですが、浅葱色とはごく薄い藍色の事でアサギマダラの

羽の内側にある  半透明の薄い青色の部分の色です。

アサギマダラは非常に後ろ羽の外側に美しい茶色を帯びた部分があるのも大きな特徴のひとつです。

また、アサギマダラの幼虫は7月末頃には蝶になり、アサギマダラが大好きなヒヨドリバナが

咲いている山の上に集まります。

アサギマダラがヒヨドリバナに集まる理由としてはオスがフェロモンをつくるのにヒヨドリバナの

蜜が必要なのではないかという説もあります。

アサギマダラの特徴としては羽の青白い部分には鱗粉(りんぷん)がなく、基本的にはふわふわと

ゆっくりと飛びますが、風に乗るとかなり速いスピードで飛ぶ事ができます。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


コメント (4)    この記事についてブログを書く
« ゼラニュウム アメリカーナは... | トップ | 西洋あさがお ヘブンリーブル... »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お疲れさまでした (みみ)
2020-11-17 15:45:54
こんにちは。
お久しぶりです。
アサギマダラのこととても詳しくお調べになり、お疲れさまでした!
やはり感動の蝶ですね。
nokoさんのお庭でも会うことができてヨカッタです。
私は、まだ遇えてませんが、いつかきっとどこかで逢えると信じています。
それまでこちらで教えて頂いた情報など頭に入れて置きますね。
ありがとうございました^^。
返信する
コメントありがとうございました (noko)
2020-11-17 21:41:31
みみさん  こんばんは!
お久素振りです。ガーデニングも今は忙しい時期です。寒くなるまでにすることが沢山ありますね。
寄せ植えも沢山作りました。今年はビオラの新品種が沢山、出ていました。皆、下をかむような名前が付いています。とうてい覚えられません。
アサギマダラもアチコチフジバカマを植え研究したり・観光地にする場所が増え、家庭にあるフジバカマのところは段々数が減っています。
という私も義妹のところでフジバカマを貰って植えましたが、昔は、10匹以上のアサギマダラが来ていたそうです。(10年以上前)家の前の川が流れ、その向こうは山でしたが、夕方まで遊び、夜は、山の崖に止まって寝ていたそうです。アサギマダラの生活環境も変わっているみたいです。
この度、北海道・新潟まで北上しているのは初めて知りました。
四国にも行っているそうですので、いつか、逢えるかもしれません。ゆったりと優雅の待った後アサギマダラに止まります。人間が好きな蝶です。マーキングはするけど、いじめませんものネ。(笑)
今日はありがとうございました。

返信する
今年は撮れませんでした (shu)
2020-11-22 09:53:23
nokoさん おはようございます。
大変遅いコメントで失礼します。
毎年、アサギマダラのお写真を魅せていただき、ありがとうございます。
大好きな蝶です。
これまで、毎年、どこかの山でアサギマダラを見かけ、運が良いと写真も撮っていました。
今年はコロナ禍のせいで春から夏にかけて山行の回数が少なく、見かけたのは恐らく八ヶ岳で一度だけ、写真は全く撮れませんでした。
過去の私の花日記には、群馬と富山で撮ったアサギマダラが載っているだけです。
アサギマダラが群れている姿は、これまで見たことがありません。
いつか、群れている姿を見てみたいものです。
返信する
すでに、チョウが群れている! (noko)
2020-11-22 12:16:41
shuさん  おはようございます!
お久し振りです。shuさんもカワセミ等の写真が撮れて、また楽しみが増えましたね。
お忙しいことと思います。撮影していると時間の経つのも忘れますね。
今も、アサギマダラの検索を、ついしてしまいました。北上はどの辺りまでするのかと思っていましたら、北海道までしているそうですね。
南下することばかりを待っていましたが、山口県下関で6月マーキングをした蝶が能登半島で捕獲されたそうです。
2週間の時間をかけて700km飛んでいたことになります。また同じく6月に、山口県下関市でマーキングしたアサギマダラは、7月に東京の高尾山で見つかったそうです。
高尾山は新しいルートとみられるそうで、今後アサギマダラのためにフジバカマを沢山植えられることでしょう。その時期は他のお花ですかね。
今年、下関の半島でも3年位前からフジュバカマを植え、3年目の今年は何十匹も飛んできたのが、新聞に出ていました。10月12日の事で、私も慌てて動画を作った次第でした。
アサギマダラの好きな方は今、何処をとんでいるのかとの情報は、楽しみです。でも個人宅のフジバカマは段々減ってくるでしょうね。
山口県周南市では4年前から300本を植え今年は約千匹乱舞だそうです。いずれ、見に行かなければ、会えない蝶になるでしょう。
その時は、群れている蝶が見られるでしょう。何と言ってもあの優雅に飛ぶ姿には癒されます。人間が嫌いではないので、逃げることもなく、見守らせてくれます。また、来年ですね。6月はアサギマダラではなく他の植物です。
私はこんなコメントし書けず、長々とすいません。自分のために書いているようなものですね。(笑)
shuさんもお若いとはいえ、お体ご自愛下さいませ。
今日は、ありがとうございました。
返信する

コメントを投稿