
この前、11/7(火)の夜に突然じゅりあんから連絡が来て、翌日、11/8(水)の夜に急遽二人で飲みに行くことになりました。
じゅりあんは今ちょうど新潟で短期間の仕事をしているらしくて、本来ならちょうどこの日に仕事を全部終わらせて飲みに行く予定だったはずが、結局終わらなかったらしく、でも飲みには行ったという、何だかんだで忙しそうにしていました。
じゅりあんが最近やっている仕事の話とか、東京で出演したとあるイベントの話とか、色々聞いていたんですが、途中から音楽の話になりました。
と言うのも、じゅりあんはお母さんの影響などから幼少期から音楽に親しみ、「大体の楽器はやった」そうなんですが、何しろじゅりあんは肌が非常に弱いからどんな楽器をやっても最終的に指先から出血して挫折するという、すごいんだか勿体ないんだか分からない人物でした。
一方、僕と音楽との関わりと言えば、僕は昔から楽器や歌を習うことも趣味で嗜むこともまったくと言っていいほど経験がないのですが、そんな僕が学生時代に何故か突然脳内に音楽が降りてきて、人生で初めて作詞作曲してしまった「女郎蜘蛛」という謎の曲があります。
と言っても、悪ふざけで作っただけの曲なのですが、無駄に完成度が高い(と僕は思っている)ので、いずれどこかで披露したいと思ってはいるものの、何しろそういう楽器とかの知識が何もないので、事ある毎に友人に歌って聞かせてはいるだけで、気付けば10年が経ってしまったという謎の曲です。
ひとまず僕は、歌詞をじゅりあんに見せてみたのですが、意外なことにじゅりあんは、「これ、私がよく聞くような曲の歌詞の世界に近いかも…」と興味を示したではないか!
やった!やはり「女郎蜘蛛」は万人に愛される素晴らしい音楽だったのだ!(話がでかい)
「女郎蜘蛛」の音楽性を確信した僕は、続けてその場で「女郎蜘蛛」をじゅりあんの前で歌ってみることにした!
すると、そこでじゅりあんの示した反応は意外なものであった…
じゅりあん「こういうメロディ、私は馴染みがない…」
ちひろ「コテコテの歌謡曲だからねえ」
じゅりあん「歌謡曲って、私聞いてこなかったから、私が歌うとしたら…」
なんと、じゅりあんはその場で、「女郎蜘蛛」をジャズ調にアレンジして歌い出したではないか!
しかも、驚くことに、「これはこれでアリ」なのである!ジャズ調の「女郎蜘蛛」、これはこれで一つの音楽として完成しているのである!
酒を酌み交わしながら、新たな音楽が生まれていく…なんとハイカルチャーな飲み会であろうか…!!
新たな才能と才能の出会いに、日本の、いや、世界の夜明けは近い…そう確信した夜であった…!!
と言う訳で、最後に「女郎蜘蛛」の歌詞を載せておきます。
女郎蜘蛛
(一番)
広い都会の陰 心に染みる雨
降りやまぬのは何故 さびしがりやは誰
この街のどこかで 細い路地の裏で
糸を張り巡らせ 男待ち伏せる
馬鹿な男はいつでも 私の魅力に
くらりだまされて ふらり近付いて
一度捕えた獲物は 逃がしはしないわ
罪な女よ 女郎蜘蛛よ
(二番)
ネオンが落とす影 心に隙間風
出会いそして別れ それが人の運命(さだめ)
何処に行ったの彼 もう会えないの何故
横にいたのは誰 私を残して
やがて男はいつでも 私のことなど
一夜で忘れて そして消えゆくの
一度出会った男が 忘れられなくて
馬鹿な女よ 女郎蜘蛛よ
メロディが知りたいという方は、直接会った時に言っていただければその場で歌います!
音楽の知識をお持ちで、編曲していただけるという気の狂った方、いらっしゃいましたらお気軽にご連絡ください!