劇団ハンニャーズ『Golden Hammock』を見て来た話。

7/21(土)に、劇団ハンニャーズの『Golden Hammock』を見て来ました。
会場はシアターent.
このタイミングで、7月に見た演劇の話を書くのも変な話ですが・・・
出来れば、ちず屋の2階の本番の前に書いておきたかったんですが、このタイミングになってしまいました。
と言うのも、この公演には、ちず屋の2階で共演させていただいている横山さんが出演していたから。
結局、ちず屋の本番が始まったらなかなか忙しくて感想のブログ書けなくなっちゃったんですけど、せめて最後の本番の前には!
で、感想ですが、一言で言うと、上質な大人のエンターテインメントと言う感じ。
アルゼンチンの映画をもとに、劇団ハンニャーズの中嶋かねまささんが脚本・演出を手掛けたらしいですが、非常に素晴らしかったです。
物語は、たまたま出会った詐欺師の男女二人が、大金を手に入れるために仕掛けるための騙し合いの数々、と言った感じ。
この主人公の二人が、とにかく素晴らしい。
というのもこの物語には様々な詐欺師やら裏社会の人間達が登場し、誰が誰を騙しているのか、誰が敵で誰が味方なのか、誰が最後に笑うのか分からない…
そんな典型的なサスペンス作品です。
で、この物語をよりスリリングにしているのが、主人公の男女の詐欺師二人の関係。
何がいいって、この二人はお互いに全然信用し合っている訳じゃないんです。
信頼できる相棒ではなく、偶然組むことになった、金だけが目的の二人。
だから、この二人が常に相手が自分を騙しているんじゃないかと疑い合っていて、実際騙し合ったりもする。
この誰も信用できない状態というのが、舞台に心地よい緊張感を常に出していて、まさに舞台から目が離せないという公演でした。
そしてラストには、詐欺師の映画のお約束ともいうべき、心地よいどんでん返しも。
主人公の二人を演じているのが、第二黎明期の高橋景子さんと、ハンニャーズの横山泰之さんなんですが、この二人がとにかく素晴らしい。
お互いに信用しつつ疑っているという微妙な距離感が、すごくよく出ていました。
どちらも、今までに見た舞台で大好きな役者さんだったんですけど、その二人が主人公二人を演じる。
非常に贅沢な気持ちでした。
そして、この二人だけではなく、この公演では新潟で特に演技に定評のある役者さん達が一同に会すという、まさに夢の共演でした。
役者さん一人一人の演技が、例えば呼吸の仕方や指の動き一つ一つから全て、役になりきっているなあという感じがして、本当に感動しました。
出演していた、劇団第二黎明期のへんみさんが、ブログで「すごい」と言っていた小林へろさんなんか、まさにそんな感じでした。
小林へろさん、新潟一番の面白い人ってイメージでしたが、あの役の作りこみ方は、まさに圧巻という感じでした。
そんな訳で、非常に素晴らしい公演を見させていただきました。
出演者の皆さん、お疲れ様でした!
主演の横山さん、今までもいくつか舞台を見ていたのですが、横山さんの演技はどんな舞台を見ても、そこにそういう人が自然に生きている、という感じがしてとても好きです。
そんな横山さんと、ちず屋の2階で共演させていただけるとなった時は、非常に嬉しかったです!
今日で本番は最後ですが、最後までよろしくお願いします!
そして、Golden Hammockに出演されていたシダさんは、ちず屋の2階Aチームの作・演出。
渡辺さんは、Aチームに出演。
へんみさんは、ちず屋のプロデューサーと、実はちず屋を通して関わるようになった様々な方々が出演されていた公演でもあります。
そういう意味でも、自分にとっては思い出深い舞台です。
明日も公演がある皆さん、千秋楽も頑張って下さい!
(結局最後はちず屋の2階大行進の話で締める)

7/21(土)に、劇団ハンニャーズの『Golden Hammock』を見て来ました。
会場はシアターent.
このタイミングで、7月に見た演劇の話を書くのも変な話ですが・・・
出来れば、ちず屋の2階の本番の前に書いておきたかったんですが、このタイミングになってしまいました。
と言うのも、この公演には、ちず屋の2階で共演させていただいている横山さんが出演していたから。
結局、ちず屋の本番が始まったらなかなか忙しくて感想のブログ書けなくなっちゃったんですけど、せめて最後の本番の前には!
で、感想ですが、一言で言うと、上質な大人のエンターテインメントと言う感じ。
アルゼンチンの映画をもとに、劇団ハンニャーズの中嶋かねまささんが脚本・演出を手掛けたらしいですが、非常に素晴らしかったです。
物語は、たまたま出会った詐欺師の男女二人が、大金を手に入れるために仕掛けるための騙し合いの数々、と言った感じ。
この主人公の二人が、とにかく素晴らしい。
というのもこの物語には様々な詐欺師やら裏社会の人間達が登場し、誰が誰を騙しているのか、誰が敵で誰が味方なのか、誰が最後に笑うのか分からない…
そんな典型的なサスペンス作品です。
で、この物語をよりスリリングにしているのが、主人公の男女の詐欺師二人の関係。
何がいいって、この二人はお互いに全然信用し合っている訳じゃないんです。
信頼できる相棒ではなく、偶然組むことになった、金だけが目的の二人。
だから、この二人が常に相手が自分を騙しているんじゃないかと疑い合っていて、実際騙し合ったりもする。
この誰も信用できない状態というのが、舞台に心地よい緊張感を常に出していて、まさに舞台から目が離せないという公演でした。
そしてラストには、詐欺師の映画のお約束ともいうべき、心地よいどんでん返しも。
主人公の二人を演じているのが、第二黎明期の高橋景子さんと、ハンニャーズの横山泰之さんなんですが、この二人がとにかく素晴らしい。
お互いに信用しつつ疑っているという微妙な距離感が、すごくよく出ていました。
どちらも、今までに見た舞台で大好きな役者さんだったんですけど、その二人が主人公二人を演じる。
非常に贅沢な気持ちでした。
そして、この二人だけではなく、この公演では新潟で特に演技に定評のある役者さん達が一同に会すという、まさに夢の共演でした。
役者さん一人一人の演技が、例えば呼吸の仕方や指の動き一つ一つから全て、役になりきっているなあという感じがして、本当に感動しました。
出演していた、劇団第二黎明期のへんみさんが、ブログで「すごい」と言っていた小林へろさんなんか、まさにそんな感じでした。
小林へろさん、新潟一番の面白い人ってイメージでしたが、あの役の作りこみ方は、まさに圧巻という感じでした。
そんな訳で、非常に素晴らしい公演を見させていただきました。
出演者の皆さん、お疲れ様でした!
主演の横山さん、今までもいくつか舞台を見ていたのですが、横山さんの演技はどんな舞台を見ても、そこにそういう人が自然に生きている、という感じがしてとても好きです。
そんな横山さんと、ちず屋の2階で共演させていただけるとなった時は、非常に嬉しかったです!
今日で本番は最後ですが、最後までよろしくお願いします!
そして、Golden Hammockに出演されていたシダさんは、ちず屋の2階Aチームの作・演出。
渡辺さんは、Aチームに出演。
へんみさんは、ちず屋のプロデューサーと、実はちず屋を通して関わるようになった様々な方々が出演されていた公演でもあります。
そういう意味でも、自分にとっては思い出深い舞台です。
明日も公演がある皆さん、千秋楽も頑張って下さい!
(結局最後はちず屋の2階大行進の話で締める)
