好きな人が優しかった。うれしい出来事が増えました。

本当に突然なんだけど、モーニング娘。「ザ☆ピース！」の、「好きな人が優しかった うれしい出来事が増えました」という歌詞の素晴らしさに気付いてしまって物凄く感動してしまいました。
人が生きていく上でこれに勝る幸せがあるでしょうか。





それと、この前、くるり「琥珀色の街、上海蟹の朝」を聞いて、よく分からないけど夜中に一人で泣いていました。
好きな人を想う気持ちをどうしたら「上海蟹食べたい あなたと食べたいよ」なんて歌詞で表現できるんだよ。





というわけで、今回は恋愛の話題です。
（2/28(金)、新型コロナウイルスの影響で突然の全校臨時休校の話題で世間はてんやわんやですが、僕は相変わらず恋愛の話をします）



突然ですが僕は心の底から結婚願望がまったくありません。
だから周りが結婚しても何も羨ましくないんですよね。

虚勢を張ってるんじゃなくて本当にしなくていい。
他人と自分を比較しようとは思わない。

家族も結婚しろと言ってこないのが本当にありがたい。
親不孝だとは思わない。

劣等感も感じない。
普通に生きていればいいと思います。

好きな人とは一緒にいたいと思うけれど、付き合いたいのかと言われたらよく分からないし、やっぱり結婚願望は全然ない。
何というか、自分が誰かを所有する、誰かの所有物になるみたいなことに抵抗がすごくあるんでしょうね。

好きだなって思いながら時々会えれば結構幸せだし、それ以上はあまり望まなかったりする。
いや、多少は望むけど。

片想いし続けていることを報われない恋だと思われるかも知れないけど、人を好きになれたことはそれだけで幸せだし、それで僕は見える世界が広がったし、頑張ろうと思えるようになったし、本当にいいことしかないんです。
好きな人に好きと伝えられたらそれだけで幸せだし、付き合うかどうかは重要じゃない。



去年の夏、数年ぶりに味わった恋に落ちるという体験は本当に衝撃的でした。
人生の意味も見える世界も全部変わってしまった。あらゆる感覚あらゆる感情に快楽が付きまとった。

今思うとこういうヤバい快楽物質が脳内にドバドバ出ていたと思う。
恋愛が合法のドラッグというのは本当にその通りだと思います。

もともと双極性障害なので最初はヤバい躁状態になってしまったと思いました。
あの人が好きだと気付くまでにそう時間はかかりませんでした。

突然人生が大きく変わってしまった。あれから半年も経つのにまだわりと幸せな気持ちのままだ。
30代にもなってこんな体験ができるのだから人生捨てたもんじゃないと思います。



すごく真面目な話、つい最近までTwitterのニュースとかトレンドとかバズりとか議論とか思想の対立とか、そういうものに気持ちの大部分を左右されていたんだけど、そんなものより僕があの人を好きな気持ちの方がずっと大事なんですよ。
そのことに気付けたのが一番大きかったですね。

恋をするということは新しい自分に気付くことでもあるし、自分を持って生きられるようになるということだと思います。
去年まで政権批判に熱心だった僕も、今では恋愛のことで頭がいっぱいでそれどころじゃないですからね。

恋愛という合法ドラッグを規制しないのは間違いなく政府の陰謀。
恋愛の危険性を隠蔽、改竄するプロパガンダ、この国に蔓延する病理。



ところで、恋愛感情を一人で抱えられないタイプの人間なので、人に相談して気持ちを整理することがよくあるんですけど、だからって10歳も年下のアイドルとチェキを撮るたびに恋愛の近況報告をするのはさすがにどうかと思います。（桐亜さん、すみません…）
桐亜さんから、「好きって言ったの？」「付き合えないのつらくないの？」と言われてしまったんですけど、まったくつらいわけじゃないけど、これはこれで幸せな気もしているという、なんともいえない心境なんですよね。



それにしても、半年も前に好きになった人のことが、あれからほとんど会えなくなったのにまだ好きなんて、ちょっとおめでたい性格だと自分でも思います。
彼女から言われてことが嬉しくて、一気に好きになってしまった感じなんですけど、人の気持ちなんてどんどん変わっていくものだというのに、昔言われて嬉しかったことを今でも信じて生きているなんてバカみたいですよね。