舞い上がる。

日々を笑い、日々を愛す。
ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログです。

湊にいがた 雛人形・町めぐり、西大畑の会場を見に行ってきました。

2025-03-03 21:44:32 | Weblog
2月から3月にかけて、新潟市内の様々な施設やお店で雛人形を展示する「湊にいがた 雛人形・町めぐり」を開催中。
最初は3/3(月)の雛祭りに行きたかったのですが施設の多くが休館日だったので前日の3/2(日)に、そして最初は全部の会場を巡りたかったのですが流石に無謀だったので西大畑の会場を自転車で巡ってきました。





まずは、旧齋藤家別邸。
新潟三大財閥の一つ、貴族院の議員も務めた豪商の別邸が今は観光施設になっていて、砂丘の地形を生かした広大な日本庭園が見所。











昔ながらの美しい日本家屋や日本庭園という味わい深い建物の中に、江戸時代から新潟の様々な商家などに伝わる歴史ある雛人形が展示され、昔から伝わる芸術に空間ごと出会うような体験でした。













普通の雛壇だけでなく、円形舞台から外側に向くように飾られたり、床の間に小さなものが飾られたり、人形たちのお茶会のように飾られたものもあって、伝統の中にも遊び心を感じました。





続いて、北方文化博物館 新潟別館。
明治時代に建てられ、持ち主を変えながら、晩年の會津八一が暮らしたことでも知られる邸宅で、様々な歴史ある展示物や日本庭園などを楽しめます。







こちらの建物は大正時代には伊藤家によって購入されたそうで、その伊藤家によって購入された雛人形を展示。
雛人形以外にも、昔ながらの歴史ある人形がたくさん展示されていました。





それから、お馴染みゆいぽーと。
二葉中学校の跡地で、自分も参加した「ゆいぽーと感謝祭 ふたば彩」や「あふれる思い ふれる気持ち」の展示や、様々なアーティスト・イン・レジデンスの会場となっている、芸術文化拠点です。







雛人形は、様々な展示会場になる2階のロビーの一角にありました。
その周りにはたくさんの折り紙の飾りが天井から吊るされ、手作りで芸術を楽しむゆいぽーとらしさを感じました。





そこから自転車でちょっと移動して、上大川前通りの旧小澤家住宅。
新潟の歴史ある商家の住宅ですが、今では新潟の歴史的な展示物を見ることができる施設となっています。















ここでも、小澤家や近隣の家庭に江戸時代から伝わる貴重な雛人形の数々を展示。









さらに、江戸時代のからくり人形も展示されていました。





その向かいにある小澤商店も会場の一つだったのですが、僕が行った日曜日はちょうど休館日でした。







しかし、道路に面した窓から中の雛人形が見えるように展示されていたので、外から撮影してきました。







ちなみに、そのすぐ近くにもいかにも歴史がありそうな建物が残っていたのですが、その窓には色々な人形が飾ってあるではないか…
いやー、新潟の西大畑や上大川前通り、古町の下の方の地区には未だに昔からの歴史とともに、謎が残っているぜ…



それにしても、日曜日だったからか、みんな雛人形を見に行っていたのか、旧齋藤家別邸、北方文化博物館 新潟別館、ゆいぽーと、旧小澤住宅、どこの施設にも人が大勢いてちょっと驚きました。
西大畑には色々な歴史的、文化的な観光施設や町並みを楽しめる場所ですが、意外と新潟でも知らない人が多いと思うので、もっと地元の良さを知る人が増えたらいいなと思います。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 久し振りの自転車で、久し振... | トップ | おかえり僕の世界たちよ。 »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事