「このDIOを倒す為に命を引換にしてもいいと思っている。このDIOから逃げることは自分の人生から逃げることだと思い込んでいるのだな」このDIO、っと自分で連発しているので顔のはっきりしないこの男はDIOだッ!!「馬鹿げたことだ。しかし、その馬鹿げたことが結構重要なのだな。ダービーの奴は、忠誠を誓うと言っておきながら、このDIOの為に死んでもいいという覚悟ができていなかった」ワイングラスの『赤い液体』を弄ぶDIO。「だから、あとほんのちょっとというところで勝利が掴めない。ダービーには負けた理由が永久にわからんのだ。アイス!」DIOは後ろ髪を掻き分け、首の傷を畏まるヴァニラに見せた。自分とジョナサンの繋ぎ目!
「たぶん、あと一人の生き血を吸えばこの馴染まなかったジョナサン・ジョースターの肉体もすっかり我が物となる! 傷も完全に治癒する。アイス、お前の生き血を私にくれるか?」DIOは問うた。「はい、喜んで」ヴァニラは両手を手刀の形で拡げ、スタンドを出した。自分の前に瓶を置くヴァニラ。「御受け取り下さい!!」ヴァニラのスタンドは、手刀でヴァニラの首を落とした!!! ほとばしる流血!! 血は瓶を満たした!
頭を失ったヴァニラは倒れた。DIOはそれを見ていた。「自ら首をはねるとは」ベッドから降りるDIO。「嬉しいぞ。しかしヴァニラ・アイス、お前程の者の生き血は受け取れんな。誰か他の奴ので、私の傷は完治させるとするよ」DIOは自分の右手首を切り裂き、『吸血鬼の血』をヴァニラの死体に滴り落とした!「死ぬ必要は無い、甦るがいい。その覚悟、お前なら間違いなく、勝てるだろう」首の繋がったヴァニラは血溜まりの中で覚醒した!
「DIO、様」起き上がるヴァニラ。「やはり肉体は『自分』のが一番だな。あっという間に馴染む」
7に続く
「たぶん、あと一人の生き血を吸えばこの馴染まなかったジョナサン・ジョースターの肉体もすっかり我が物となる! 傷も完全に治癒する。アイス、お前の生き血を私にくれるか?」DIOは問うた。「はい、喜んで」ヴァニラは両手を手刀の形で拡げ、スタンドを出した。自分の前に瓶を置くヴァニラ。「御受け取り下さい!!」ヴァニラのスタンドは、手刀でヴァニラの首を落とした!!! ほとばしる流血!! 血は瓶を満たした!
頭を失ったヴァニラは倒れた。DIOはそれを見ていた。「自ら首をはねるとは」ベッドから降りるDIO。「嬉しいぞ。しかしヴァニラ・アイス、お前程の者の生き血は受け取れんな。誰か他の奴ので、私の傷は完治させるとするよ」DIOは自分の右手首を切り裂き、『吸血鬼の血』をヴァニラの死体に滴り落とした!「死ぬ必要は無い、甦るがいい。その覚悟、お前なら間違いなく、勝てるだろう」首の繋がったヴァニラは血溜まりの中で覚醒した!
「DIO、様」起き上がるヴァニラ。「やはり肉体は『自分』のが一番だな。あっという間に馴染む」
7に続く