羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

仮面ライダードライブ 1

2015-05-26 21:02:17 | 日記
能見として振る舞うブレンと対峙する進ノ介。「突然、なんの用件ですか?」「猿芝居は止せ、ブレン。001の正体はわかった。国家防衛局長官、真影壮一」取り繕うのを止めるブレン。「やれやれ、どうして気付いた?」ブレンはロイミュード体に変わり、即、毒弾? を撃ってきた!「ハッ!」生身で回避し、飛び蹴りを放つ進ノ介! 軽く弾かれ、回転式だが、拳銃を横に構え発砲した! 弾丸が軽い! 通らない!!「変身しない? なるほど、クリムは反対した訳だな!」簡単に生身の進ノ介を圧倒するブレン。「001には近付くな、と」「うああッ!」気合いでブレンを蹴って引き離し、発砲する進ノ介!
「アハハッ!」普通の拳銃ではまるで通じず、笑うブレンは力任せに殴り付けてきたが、吹っ飛ばされつつ、ブレンを生身で抑え込む進ノ介! ブレンの頭が掴み易い形だった!「001の能力は記憶の改竄だ! ロイミュードに関わる情報を警察から消したのも奴だ!! 一体、何を企んでいるんだ!!」「前にハートは言った」進ノ介を跳ね飛ばし、殴り付けるブレン。「仮面ライダーに変身していないお前を殺しても意味が無いと、だが、私の考えは違う!」進ノ介の首を締め上げるブレン!
「死ね!」ブレン手刀に毒を集めた!「進ノ介ェッ!」そこへシフトカーを引き連れベルトが現れ、数台のシフトカーがブレンを弾いた! ベルトは単体でもシフトカーの道に乗って移動出来るらしい。「進ノ介、お前というヤツはッ!」「説教は後で聞く! 変身!」進ノ介はドライブのタイプスピードに変身した! ハンドル剣で斬り掛かる!! 一転、押されるブレンだったが、背後から生身の剛が現れた!
「剛」手を止めたところでゼンリンシューターでハンドル剣を撃ち落とされる進ノ介! 続けて撃たれ、転がされた!「ロイミュードの生みの親、蛮野天十郎の息子。
     2に続く

仮面ライダードライブ 2

2015-05-26 21:02:09 | 日記
今は我らの忠実な戦士だ」満足そうなブレン。「変身」剛はマッハに変身し、進ノ介に襲い掛かる!「止めろ! 剛!」海沿いの作業場? で攻撃される進ノ介!「ふふ、後は任せる」人間体に戻ったブレンは去った。「目を覚ませ!」進ノ介の説得に反応しない剛! ゼロ距離でゼンリンシューターを進ノ介に撃ち込む!「セァッ!」剛は飛び蹴りを入れ、進ノ介を海沿いの端まで追い込んだ!「剛!」ゼンリンシューターを連射する剛!「うわぁッ!」進ノ介は海に落とされた! 剛は去って行った。
「進ノ介! 私は忠告した。001は恐るべき敵だ、迂闊に動くなと!!」水は被ったが、特状課に無事戻った進ノ介にベルトは達磨の上で怒鳴った!「でも奴の目的を掴まないと、警察そのものが危ない!! 今は考えるより、行動するべきだ!」猛然と反論する進ノ介!「その結果、命を落としてもいいのかッ?!」「ああ! 市民を守る為なら」「勝手にしろ!!」ベルトは完全に怒ってしまい、シフトカー2台に運ばれて、特状課を出て行こうとする。「クリム!」居合わせた霧子に呼ばれても振り向かず、勢いよくベルトの紐部分で、ドアを開けると、ちょうど中に入ろうとした追田の顔面をドアが打った!「んがぁ?!」構わず去ってしまうベルト。追田は顔を押さえて「なんだよぉ」と特状課に入ってきた。
「空気が、どんより重いぞ?」進ノ介、霧子、気配を消していたが居た西城の気まずい様子に追田は戸惑った。その後ろから髪を染め、やんちゃな雰囲気の若者が特状課に飛び込んできた。「親父が、親父が消えたんだ! 助けてくれ!!」追田にちゃんと紹介される前に現れたこの青年は藤木徹。進ノ介に問われるまま、藤木は身の上話を始めた。(俺の家は小さな、街工場で)回想の中で父、巌に怒鳴られる徹。「馬鹿野郎ッ! 働きもしねーで、
      3に続く

仮面ライダードライブ 3

2015-05-26 21:02:01 | 日記
働きもしねーで、シャレこきやがってッ」髪を掴まれる徹。「関係ねーだろ、こんなダッセー工場、誰が継ぐかよ!」「こっちこそ願い下げだ」「ああそうか!」出て行く回想の徹。(俺は一人っ子でさ、いつも親父と喧嘩ばっかりしてたんだ。でも)ある日の回想、ふと見ると作業中、腰の痛みが辛そうな父。(さすがに最近、親父もしんどそうでさ。それで仕事継ごうって決心して)回想で父と向かい合う徹。「なんだ、話ってのは?」(でも、いざとなると中々言い出せなくて)「ちょっと待ってろ、ここを動くなよ」回想の徹は工事を一旦出て、どら焼きを買ってきた。(しばらくして戻ったら)父がいない!「あれ? 親父?! なぁ、オフクロ、親父どこ行った?」回想の徹は通り掛かった母に問うた。「どこって、とっくの昔からいないでしょう?」「え?」「家族も仕事もほっぽらかして、突然いなくなったんだから」訳がわからない回想の徹。
「10年前に行方不明?」現在の特状課で問い直す進ノ介。「最初は冗談かと思ったよ。でも従業員に聞いてもみんな同じことを言うし、取引先に連絡しても誰も親父のこと知らないって言うしさ。だからもう、俺訳わかんなくて!」「記憶の改竄」霧子と顔を見合わせる進ノ介。「奴が動き出した」「事件の裏に、001が」進ノ介と霧子は確信した。「俺、一言親父に謝りたかった。苦労ばっか掛けてごめんって。頼むよ、親父を見付けてくれ! お願いします!!」頭を下げる徹。「大丈夫だ。お父さんは俺達が必ず探し出す!」進ノ介は約束した。
徹の家の工場で重加速粒子測定器でピコピコ測定する霧子、進ノ介、追田。「残留粒子の反応が出ました」霧子がキャッチした。「やっぱりホイコーローの仕業か!」勢い付く追田。「はぁ?」何をしているかよくわからない徹。「徹君、お父さんとが消えた時、どんよりを感じた?」
     4に続く

仮面ライダードライブ 4

2015-05-26 21:01:49 | 日記
「そういや、どら焼き買った時、一瞬」「どら焼き?」ピコピコフル装備の霧子が反応した。「子供の頃から喧嘩すると、決って親父がこれを」テーブルに置いていたどら焼きの袋から一つ取り出す徹。「最初はお互い、ムッツリしたまま食べて。けど、甘くて美味しくて。」(旨いか?)(美味しい!)回想の中で嬉しそうに父に答える子供の徹。「気が付くといつも、仲直りしてたんだ」「思い出の味か」進ノ介が感じいってると、徹の母が駆け付けてきた。
「あんた、何考えてんの?! 警察まで呼んだりしてぇ!」「オフクロ! 親父は居たんだよ、昨日までここに!! ほらアレ!」飾ってあった写真を手に取り、母に見せる徹。「最近撮った写真だよ! これが証拠だ!!どこに父さんがいるのよ?!」「ここにハッキリ写ってるだろ?!」写真の中央に父は写っていたが、母にはそれが認識できていない!「来なさいもう!」徹は母に連れて行かれてしまった。「アレも001の記憶改竄能力」ピコピコ装備だが、真顔の霧子。「それにしても、奴はなぜ藤木さんを連れ去ったんだ?」進ノ介には解せなかった。
「メディック、君の死神部隊を貸してくれ」夜桜の咲く公園で、ハートとメディックの前に人間体の001が現れた。「構いませんわ。それにしても001、今回の誘拐事件、あなたにしては仕事が雑ですわぁ」早速絡むメディック。「ウフッ! 正体を知られて焦っているのかしら?」「ふふふ、ハハハハ!」笑い出す001。「やはり全て計算通り、か。目的はなんだ?」問うハート。「感じるんだよ。もう少しで、その瞬間が訪れると!」「まさか」驚くメディック。「我々は進化する為に、人間の感情が必要だ。人間を研究し、それぞれが特別な感情を手に入れる。ブレンは嫉妬、メディックは愛欲、ハート! 君は喜び。そして私は」
     5に続く

仮面ライダードライブ 5

2015-05-26 21:01:41 | 日記
001はロイミュード下位体に変身した。「この強烈な感情がさらに成長し、極限を超えた時! 我々は最後の進化を遂げる!! その時こそ、第2のグローバルフリーズの開幕だぁッ!!!」001はフリーズロイミュードに進化した!「なるほど、泊進ノ介。あの男があなたを最終進化させる鍵となるということか」「ハート、君も早く探しなさい。自分の極限を超えさせてくれる、鍵を!」001フリーズは去った。「俺も、もう見付けているさ」ハートは笑みを浮かべた。
どこかの屋上で、チェイスは目から自分が改造される映像を中空に映し、それを見ていた。凄い仕様だ。「超進化体になるかもしれない」過去の映像の中で、ハートは言っていた。「超進化体。約束の数とは、もしや」思い至った様子のチェイス。
明かりを消したピットでベルトは専用台座に黙って収まっていた。ピットに霧子が入ってきた。「進ノ介か?」「私です。001が動き出しました。泊さん、事件を追ってます」「そうか」「クリムが慎重なのは知っています。でも、今回は少し変です。どうしたんですか? 何か特別な理由が?」「怖いんだよ」「怖い?」「最近、同じ夢を見るんだ。あの夜のことを」ハートにプロトドライブが破れた夜のことを思い出すベルト。プロトドライブが吹き飛ばされた衝撃で、ベルトはロイミュード000(チェイス)から外れ、地に落とされていた。拾い上げる下位体の001。「プロトドライブは私の目の前で倒されたんだ。その時の恐怖が昨日のことのように甦る」「だから」「そうだ、今度は進ノ介を失ってしまう。その恐れをどうしても、拭いされないのだ」掛ける言葉が出てこない霧子。
デスク以外は明かりの消えた夜の特状課で、進ノ介は一人、真影の資料を前に苛立っていた。「どうやったら、001の尻尾を掴める?」拳で真影の資料写真を打つ進ノ介。
     6に続く