いよいよビンタかと思ったらここで栄輔か。意外、確実にフォローするタイミング。栄輔としてはこんな形は登場したくはなかったんだろうが、居合わせたなら見ちゃいられないわな。ここに到るまでのすみれのミス連発が激しかった。特にプレゼント『文房具』って・・・ジャズ喫茶のママへの対応もそうだが、すみれはそれなりには苦労はしているものの温室育ちで、母との記憶も子供時代までで、現在は感覚でも知らないゾーンでさくらと接し(無意識に避けてるようにすら見える)、また元々自分の世界に籠ることで力を発揮するタイプだから、実子とはいえ全く知らない文法で自分の範囲から出てゆこうとする者に対応するのはしんどいんだろうね。あとは複雑な形になってるが『初恋』に『母親』が介入して諦めさせようとする構図が、ちょっと必要以上に尖鋭化する理由にもなっている。すみれの場合、仕事と引き換え云々も入ってきたりもする。怒る以上に気にしていた良子までフォローに回ったりしてたもんね。これは栄輔にも頑張ってもらわないといかんぜ。
逃げ恥より女子達のダメージは大きくイケメン説教ターンもあるが、その分派手なギャグ&幻覚が入り、メイン女子3人の結束は堅い。諸々乗り遅れたタラレバ娘達がそれぞれ拗らせつつも、幸せを目指してゆくようだ。TBSの『私、結婚できないじゃなくてしないんです。』の独身女仲間達が少し若返って主人公になったようでもある。あれは指南役のイケメンの方もそれなりに被弾しながらの立ち回りだったが、この話のKEYという男は超然ポジで神出鬼没。いつ恋のあの嘘つきライオン男の初期の小夏へのズバッと正論で斬る部分を拡大させたような人物。そこだけ拡大ってやっぱ異様だからかなりの怪人物っぽい仕上がりにはなってるが、予告を見る限りはこのまま奇妙な狂言回しになるのではなく、所謂最悪の出会いから恋に到るパターンのようだ。この作風だと途中の紆余曲折はかなり激しいだろうけどね。
天晴の超絶同様、霞の見切りチート&発明スペックは抑えられていた(抑えないと20数分で解決してしまう)。八雲のタスクとのコンビネーションは台本にないイベント演出だったようで、あそこがないと八雲は霞との進展以外はかなり控え目だったからちょうどよかった。凪はレオとの再生雷蔵撃破に加えてアムに一撃で落とされる件もあり、優遇されてたんじゃないかな? 風花は本編でもあまり使われなかったブラフ属性は使用されず、通常運転だったがエンディングダンスでは内なる風花が解放されで暴れていた。キンジはスーパー化は自重していたが立場的に美味しい感じではあったかなぁ。で、明日は再生牙鬼軍団を載せまーす。