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テレビ映画だから評論家からはフルボッコ気味だが、クリーンヒットしているようで良かった良かった。ガッキー意外と打率は高い方じゃないもんね。たぶん宣伝の為ならわんこ蕎麦の早食いだってやる気合いだろう。あまり気合い入ってなさそう見えるがああいう顔と喋り方だからしょうがない。大きい体で卓球で大暴れしていた。フリスビーキャッチを覚えた山岳救助犬みたいだ。他のキャストもそうだが、事前のトレーニングで最低限度卓球できる体は作っていた。卓球経験者からするとヌルく見えるのはまぁ致し方ない。一番卓球シーンのハードル高い瀬戸康史は善戦していた気はするんだけどな。撮影時期的に瑛大のシルエットがシャープなのも印象的。飄々とした佇まいで好演していた。元ヤンセレブの上手く家庭に収まりきれない姿や、主人公の決勝での結論はそれぞれ演者に当て込まれていた。それ以外だとフリーな立場だから蒼井優が好き勝手に出番で暴れていた。同じフリーでも生瀬勝久の役は手短過ぎて爪痕残しにいくしかない様子だった。最初の卓球の練習が始まるまでと、最後半で一旦コンビ解消してまた再会するまでの間がちょっと停滞した気がしたのと、プチトマト大福の扱いがテレビドラマ過ぎるとは思ったが、それ以外はスポ魂ラブコメとして嫌味のない物語だった。逆にテレビドラマでもこれぐらいのテンションでやってほしいぜ。