藤吉は変わらずフワフワしているが、てんが女中で苦労するターンはわりと一瞬で片付いた。仕事はそれなりにキツいが、そんな激しくイジメられる感じでもなかったしね。ライバル許嫁も思ったより大人しかった。時間経過がどれくらいだったのかはちょっとわからないが精々一週間くらいの攻防かな? いずれにせよ次回の米売り対決で完全決着と相成るようだ。
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元格闘家の男、ようやく2号ライダーに変身しそうだな。ボトル持ちとはいえ結構長い間生身のまま戦闘に参加していた珍しいタイプの相棒キャラだったが。今回、主人公があの殺されたマッドサイエンティスト(?)と同じような情動を見せていたが、元々天才でも何でもないのに急に天才学者になっていることを鑑みると主人公はガス化したマッドサイエンティストを注入され、さらにそのガスに適応できたレアケースなのかもしれない。ファウスト側もそんな悠長にしていられない事情だから、毎回相棒とモメつつやみくもに暴れる怪人倒してちょっとだけ記憶が戻ったり設定解説が小出しに行われるルーチンもそろそろ終わるかもしれないね。
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接写は顔のUPとマイクガードで鉄壁のディフェンスだったが、キュータマ越しのショットとダッシュ時の躍動感は確かにカメラに納められたハミィ回だった。性格急変に関する過去エピも回収。サブ脚本で、いわゆるアイドル回でもあったが、かなり後半に持ってきたこともあってギャグはそうなく、本筋進行というか、色々こんがらがっていた点の整理もガッツリ目だった。ナーガメインの最後の副将軍との決着も別の戦隊かと思うくらいバシッと決めていた。今回ニンニンの人が担当しているはずだが1回豆腐の角に頭をぶつけて人格が変わったのかもしれない。それにしてもドン・アルマゲの不死身の秘密が『別に不死身じゃないし、普通に倒せるけど一杯いるっぽいから無理っぽい』というわりと大味な特性だったとは・・・。諸悪の根元はやはりチャンプの生みの親の博士でドン・アルマゲを量産化に成功しちゃってるのかもしれないな。キュウレンジャーと違い、あれだけのエネルギーを持つ存在をどうやって量産しているのかは謎だが。残り少ない放送回の中でスパーダ回があるか否かを含め、最終展開が気になるところだ。そういえば今回新旧イエローレンジャー揃い踏みでもあったね。