8月25日(月)
たまたま、野村哲也著『世界の4大花園を行くー 砂漠が生み出す奇跡』を読んで、南半球が春を迎え
る 9月に極楽浄土のような絶景が生まれるとあり、中でも南アフリカでは 600kmにも及ぶ世界最長の
花道が出現すると紹介されていました。
機会があれば是非とも見たいものだとツアー各社を検討した結果、クラブツーリズム社の『ナマクワ
ランドと南部アフリカ絶景の旅 11日間』に参加することにしました。
*
問題は現地までのフライトの直行便が無いことで、香港とヨハネスブルグで乗り継ぎ、20時間ほどか
かって漸くケープタウンに到着するということでした。
第1日目は成田を16時55分に出発し、香港に20時40分(時差1時間)に到着、23時45分に乗り継ぎま
した。
*
このところ日本列島各地では大雨に見舞われ続けていましたが、その元兇が名古屋付近で見られた巨
大な入道雲であることが分かりました。
*

*
夕食と機内TVの画像です。
*

*
*
8月26日(火)
ヨハネスブルグに近づくと素晴らしい朝焼けが広がり、まだ明けやらぬ街の灯が見事な景観を見せてくれる。
窓側の席ではなかったのでカメラに収めることはできなかったが,睡眠不足の頭にも強い印象を残してくれた。
画像は朝食とヨハネスブルグ空港の様子。
*

*
朝焼けの空港に見事なランディングでヨハネスブルグ空港に6時25分到着。
ここからケープタウン行に乗り継ぐ。
9時10分発のフライトは満席。
ヨハネスブルグでは快晴だったのに、ケープタウンに近づくにしたがって雲が多くなり、市中の道路は濡れて
いるようだ。
*
ここでは駐機場に止まり、ターミナルまで歩くことになる。風が強く寒い。空港関係者は皆オーバーを着てい
る。冬だから当然なのだ。
ここからバスに乗り、いよいよツアーが始まるのだ。参加者は21名。バスの座席は自由席という。
地元ガイドのベン氏が紹介され、南アフリカエリアの花の案内人として同行する。
「ナマクワランドの花々は16日発のツアーから見られているが、問題は北部の天候が思わしくないと予報され
ている」とのこと。
ケープタウンでは雨が上がったばかりで、厚い雲に覆われているのだから気の重くなる話だ。
*
昼食はケープタウンの中心部にある旧港を再開発して建てられた、19世紀ビクトリア調の雰囲気を再現した巨
大ショッピングスポット『ビクトリア&アルフレッド・ウォーターフロント』にあるレストラン。
*

*

*
生野菜サラダにタラとイカのフリッター、食後にアイスクリームという献立。魚類の味も良く、生ビールを飲み
ながら美味しく頂戴した。
それにしても立派なショッピングセンター、空港近くで見た貧しい家々が立ち並ぶ風景との乖離が甚だしい。
*
食後,センターとその周囲をカメラに収めてみる。[ズグロカモメ]が見られた。
*

*

*
午後からは愈々主題の野の花を見るために、大西洋沿いの国道を北上することになりました。
ケープタウンを離れるにしたがって広大な原野となり、少しづつ野の花が目立ってくる。
重苦しい雲も次第に薄くなり、青空が次第に広がってくる。日差しを受けると暑くなってくる。
*
2時間ほど走ると、ベン氏が、
『ペリカンが居る場所を覗いてみましょう』と言って、とある汽水湖の畔にバスを止める。
バスから我々が降りると、岸辺近くにいたフラミンゴが湖の奥へと一斉に飛び立つ。その数凡そ 20羽ほど
幸先良くフラミンゴが見られた皆さんもカメラを向けている。
紹介されたペリカンは、道路の反対側の湖の奥まったところにいて、これは双眼鏡の範疇だった。
*

*
そこから5分ほどのところにあるガソリンスタンドでトイレ休憩。
建物の看板の上に[ハト]がいたが,種類は不明。
*

*
その後も北上を続けるうちに、空には雲一つなくなり,日の当たる窓ではカーテンを閉めるようになる。
国道の左右に広がる草原には時折、動物達の姿も見られる。ベン氏がそれらを紹介する。
ダチョウ、ホロホロドリ、ハゴロモヅル(国鳥)、スプリングボック(国動物)、タイヨウチョウなど。
バスのスピードが速く、とてもそれら全部を見ることはできなかったが、小生もクロトキ、エジプトガン、
ムナジロガラス、ハゴロモヅルなどを見ることができた。
*
今日の最後は紫色に咲く花が一面に咲いている場所でバスを2度停めて、カメラタイムとなる。
*


*
2度目に停まった場所では、花畑の中にホロホロドリやタイヨウチョウなどが出て、我々を喜ばしてくれる
*

*
かくして成田からの長ーい旅の初日に、或程度の花を見ることができたことが何よりだった。
今日の宿、ランバースベイ・ホテルに予定時間どおり18時に到着。
我々の部屋では洗面の水が赤錆で濁り、トイレの水が流れないなどのトラブルがあったが,ホテル・レスト
ランで夕食中に治っていた。
*

*
南アフリカ共和国 ・面積 : 122万平方キロメートル(日本の約3.2倍)
・人口 : 5,119万人(2012年:世銀)
黒人(79%)、白人(9.6%)、カラード(混血)(8.9%)、アジア系(2.5%)
・首都 : プレトリア
・言語 : 英語、アフリカーンス語、バンツー諸語(ズールー語、ソト語ほか)の合計11が公用語
・宗教 : キリスト教(人口の約80%)、ヒンズー教、イスラム教
・政体 : 共和制
・元首 : ジェイコブ・ズマ大統領
*
ランバーツベイ Lambert's Bay
南アフリカ共和国西部、西ケープ州の港町。
ケープタウンの北約 280kmに位置し、大西洋に面する。漁業が盛んで毎年11月にロブスター祭りが催される
沖合の岩礁はケープシロカツオドリやケープペンギンをはじめとする海鳥の群棲地として知られ、バードア
イランド自然保護区に指定されている。
*
ランバーツベイ・ホテル・ウェストコースト ★★★
LAMBERTS BAY HOTEL LAMBERTS BAY WEST COAST [ ウェスト・コースト / ]
所在地: 72 Voortrekker Street, Lambert's Bay TEL: +27 27 432 1126
たまたま、野村哲也著『世界の4大花園を行くー 砂漠が生み出す奇跡』を読んで、南半球が春を迎え
る 9月に極楽浄土のような絶景が生まれるとあり、中でも南アフリカでは 600kmにも及ぶ世界最長の
花道が出現すると紹介されていました。
機会があれば是非とも見たいものだとツアー各社を検討した結果、クラブツーリズム社の『ナマクワ
ランドと南部アフリカ絶景の旅 11日間』に参加することにしました。
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問題は現地までのフライトの直行便が無いことで、香港とヨハネスブルグで乗り継ぎ、20時間ほどか
かって漸くケープタウンに到着するということでした。
第1日目は成田を16時55分に出発し、香港に20時40分(時差1時間)に到着、23時45分に乗り継ぎま
した。
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このところ日本列島各地では大雨に見舞われ続けていましたが、その元兇が名古屋付近で見られた巨
大な入道雲であることが分かりました。
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夕食と機内TVの画像です。
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8月26日(火)
ヨハネスブルグに近づくと素晴らしい朝焼けが広がり、まだ明けやらぬ街の灯が見事な景観を見せてくれる。
窓側の席ではなかったのでカメラに収めることはできなかったが,睡眠不足の頭にも強い印象を残してくれた。
画像は朝食とヨハネスブルグ空港の様子。
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朝焼けの空港に見事なランディングでヨハネスブルグ空港に6時25分到着。
ここからケープタウン行に乗り継ぐ。
9時10分発のフライトは満席。
ヨハネスブルグでは快晴だったのに、ケープタウンに近づくにしたがって雲が多くなり、市中の道路は濡れて
いるようだ。
*
ここでは駐機場に止まり、ターミナルまで歩くことになる。風が強く寒い。空港関係者は皆オーバーを着てい
る。冬だから当然なのだ。
ここからバスに乗り、いよいよツアーが始まるのだ。参加者は21名。バスの座席は自由席という。
地元ガイドのベン氏が紹介され、南アフリカエリアの花の案内人として同行する。
「ナマクワランドの花々は16日発のツアーから見られているが、問題は北部の天候が思わしくないと予報され
ている」とのこと。
ケープタウンでは雨が上がったばかりで、厚い雲に覆われているのだから気の重くなる話だ。
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昼食はケープタウンの中心部にある旧港を再開発して建てられた、19世紀ビクトリア調の雰囲気を再現した巨
大ショッピングスポット『ビクトリア&アルフレッド・ウォーターフロント』にあるレストラン。
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生野菜サラダにタラとイカのフリッター、食後にアイスクリームという献立。魚類の味も良く、生ビールを飲み
ながら美味しく頂戴した。
それにしても立派なショッピングセンター、空港近くで見た貧しい家々が立ち並ぶ風景との乖離が甚だしい。
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食後,センターとその周囲をカメラに収めてみる。[ズグロカモメ]が見られた。
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午後からは愈々主題の野の花を見るために、大西洋沿いの国道を北上することになりました。
ケープタウンを離れるにしたがって広大な原野となり、少しづつ野の花が目立ってくる。
重苦しい雲も次第に薄くなり、青空が次第に広がってくる。日差しを受けると暑くなってくる。
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2時間ほど走ると、ベン氏が、
『ペリカンが居る場所を覗いてみましょう』と言って、とある汽水湖の畔にバスを止める。
バスから我々が降りると、岸辺近くにいたフラミンゴが湖の奥へと一斉に飛び立つ。その数凡そ 20羽ほど
幸先良くフラミンゴが見られた皆さんもカメラを向けている。
紹介されたペリカンは、道路の反対側の湖の奥まったところにいて、これは双眼鏡の範疇だった。
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そこから5分ほどのところにあるガソリンスタンドでトイレ休憩。
建物の看板の上に[ハト]がいたが,種類は不明。
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その後も北上を続けるうちに、空には雲一つなくなり,日の当たる窓ではカーテンを閉めるようになる。
国道の左右に広がる草原には時折、動物達の姿も見られる。ベン氏がそれらを紹介する。
ダチョウ、ホロホロドリ、ハゴロモヅル(国鳥)、スプリングボック(国動物)、タイヨウチョウなど。
バスのスピードが速く、とてもそれら全部を見ることはできなかったが、小生もクロトキ、エジプトガン、
ムナジロガラス、ハゴロモヅルなどを見ることができた。
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今日の最後は紫色に咲く花が一面に咲いている場所でバスを2度停めて、カメラタイムとなる。
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2度目に停まった場所では、花畑の中にホロホロドリやタイヨウチョウなどが出て、我々を喜ばしてくれる
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かくして成田からの長ーい旅の初日に、或程度の花を見ることができたことが何よりだった。
今日の宿、ランバースベイ・ホテルに予定時間どおり18時に到着。
我々の部屋では洗面の水が赤錆で濁り、トイレの水が流れないなどのトラブルがあったが,ホテル・レスト
ランで夕食中に治っていた。
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南アフリカ共和国 ・面積 : 122万平方キロメートル(日本の約3.2倍)
・人口 : 5,119万人(2012年:世銀)
黒人(79%)、白人(9.6%)、カラード(混血)(8.9%)、アジア系(2.5%)
・首都 : プレトリア
・言語 : 英語、アフリカーンス語、バンツー諸語(ズールー語、ソト語ほか)の合計11が公用語
・宗教 : キリスト教(人口の約80%)、ヒンズー教、イスラム教
・政体 : 共和制
・元首 : ジェイコブ・ズマ大統領
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ランバーツベイ Lambert's Bay
南アフリカ共和国西部、西ケープ州の港町。
ケープタウンの北約 280kmに位置し、大西洋に面する。漁業が盛んで毎年11月にロブスター祭りが催される
沖合の岩礁はケープシロカツオドリやケープペンギンをはじめとする海鳥の群棲地として知られ、バードア
イランド自然保護区に指定されている。
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ランバーツベイ・ホテル・ウェストコースト ★★★
LAMBERTS BAY HOTEL LAMBERTS BAY WEST COAST [ ウェスト・コースト / ]
所在地: 72 Voortrekker Street, Lambert's Bay TEL: +27 27 432 1126