8月27日(水)
起床してカーテンを開けると、曇り空にカモメが乱舞している。
ホテル前にある倉庫の屋根の通気孔に営巣しているのか、カモメが座り込んでいる。図鑑によれば『ケープカモ
メ』のようだ。
*
*
朝食はホテルのレストランで。ソーセージ、ハムなどの肉製品が多くなるので,食べ過ぎに注意だ。
外は海風が強く、寒いほどだ。薄いジャンバーでは長時間保たないようなので、レインウエアの上着を着用する
*

*
8時ホテル発。座席はフリーだが、同じ席には座らないようにと言われていたが,前の席が代わっただけで、遅
れて乗った我々は昨日と同じ席。やはり指名席にして欲しい。
今朝も重苦しい雲に覆われており、時折小雨が落ちて来るという憂鬱な天候だ。
*
ホテルを出発して間もなく、南アフリカのお茶(ルイボス)の栽培地でバスが停まる。
広大なお茶畑は、冬とあって未だ成長しない背の低い木が整然と植えられている。このお茶の味はウーロン茶に
似ているという。
*

*
その後は雲間に切れ目ができて、青空が覗くようになる。
果てしない原野を北上続けるバス。この国道では所々で道路工事中のため、度々停車を余儀なくされる。
2時間ほど走ってガソリンスタンドでトイレ休憩。セキレイの仲間の野鳥がいたが,種類は不明。
*

*
走り出して20分ほどで再びガソリンスタンドに入る。ここで給油するという。何故先程のガソリンスタンドで給
油しなかったのか、時間の無駄に何とも理解に苦しむ。
入口付近にある大きな木に宿り木が多数付着している。鳥が出入りしているが巣ではないようだ。
*

*
バスは標高 800mほどの台地へ急傾斜を一気に上がる。雲の間から日が差すようになり、眼下に広大な原野が一望
できるようになる。
*

*
その景観を楽しみながら台地上へ出ると間もなく『ニューポートビル植物保護区』内にある『ハンタム植物公園』
のゲートが突然のように現れる
ゲートからは、雨上がりの未舗装道路を周囲の原野に咲き乱れる花々を賞でながら駐車場へ。
左手のピンクの花が、時折差し込む日差しに一段と輝きを増して見える。
*

*
ここの係員のお勧めは、右手に広がる原野を歩くこととのことで、一周することになる。
右手には黄色の花が多い。
遊歩道は湿り気が多く、所々に巨大なナメクジがいるのが目立つ。
*

*
皆さんは夫々が気に入った場所で写真を撮り、またしばしウットリとして花々を眺めている。
雨が止んで、青空が広がってきたことが何よりだ。
*

*
一周を終え、駐車場へ戻る手前で南アフリカの国鳥である『ハゴロモヅル(Blue Crane)』が4羽いるのを見付ける。
遠い場所なのでプロミナーでバッチリと観察する。英名のとおり全体が薄いブルーなのが特徴だ。これが今日の目玉
となった。
*

*
昼食はバスの中でお弁当。サンドイッチ2、鳥のグリル、ゆで卵、バナナ、ヨーグルトにスナック、それにスポー
ツドリンクと水のボトルが1本づつあり、とても全部は食べきれない。
*
食後、1本の樹に多数の巣がプラ下がり、そこに激しく出入りしている鳥がいるのを見付ける。
どうやら雛に餌を運んでいるようだ。ハタオリドリの仲間のようだ。(メグロハタオリ ?)
地上に降りているのはその野鳥かも…… ?
*

*
その奥のピンクの花が咲いている原野では、餌を漁る4羽の『クロトキ』も見られる。
長閑な昼下がりの情景に心が癒される。
*

*
折角広がってきた青空が、次第に雲に覆われ出し,時々雨が落ちて来るようになる。
バスはハンタム植物公園を後にして元の道を戻る。
途中 800mの台地から急坂を下る際、展望台でカメラタイムとなる。
反対側の崖の規則的な岩石の模様が気になってカメラに収める。
*

*
国道N7号線に出て、今日の最終目的地スブリングボック方面へと向かう。
次第に雨模様となり、遠望が効かなくなってくる。
*
1時間半ほど走ったところにある『インフォメーションセンター』でトイレ休憩。ここのトイレは有料だ。
センター内では手作りの菓子や蜂蜜などの他手芸品などを並べられており,コーヒーやジュースなども販売している。
ここで近辺のパンフなどを揃える。
*

*
その後も雨は一向に止む気配がなかったが、一時的に夕日が周囲の山々を赤く染める姿を見せてくれたこともあった。
*
バスはスプリングボックの町を通り過ぎ、今日の宿オキップ・カントリーホテルに17時40分に到着。
我々の部屋はホテル前の道路を隔てた別棟のロッジスタイルの3号室。固定されたシャワーのみで使い勝手が悪い。
夕食は本館のレストランで。一応バイキング・スタイルだが、肉料理などは料理人がいて取り分けてくれる。料理の内容
もまずまずで、同席のN氏などと歓談。
*

*

*
暖房を入れて寝たが、夜半過ぎ寒くて目が覚め、毛布を1枚上に掛けた。
*
北ケープ州 ワイルド・フラワー・ルート
北ケープ州のワイルド・フラワー・ルートでは、数百kmにわたって広がる刺激的な色彩に心奪われるでしょう。
有名なナマクワランド・デージーから、その他のあらゆる形、色の何千種類もの花まで、人生で少なくとも1度は見
ておくべき風景です。
北ケープ州のワイルド・フラワー・ルートは一度見たら、残りの人生の間ずっとあなたの想像を彩色し続ける花々の
光景です。
ここには、ナマクワランド・デージーをはじめとする3,500種もの花が春になると 8月初旬から 9月末まで一斉に咲
き、世界最高のフラワーショーを見せてくれます。
*

*
ケープタウンから国道N7号を北に3時間進みます。ファンリンスドルフで分岐すると、1つ目の訪問地 6,200haのハン
タム国立植物園に到着します。
ニューウッツヴィル村から少し離れたところに位置しています。ここは「世界の球根植物の中心地」として有名で、
地球上のどこよりも多い球根植物(地中植物)が生えています。
同植物園の学芸員ユージーン・マリナスによると、
「ボーケヴェルド高原には何と1,350種類もの植物種が記録されています。これらの約 1/3が絶滅の危機に瀕してい
る」のです。
最も見事な球根植物の1つが、ニューウッツヴィル(ゲイソリザ・スプレンディッシマ)の素晴らしい青色の群生地
帯と、スパラキシス属最高の 2種、スパラキシス・エレガンスとスパラキシス・ピランシーです。
ほとんどの観光客は春の花を見にやって来ますが、秋のニューウッツヴィルはまた違った素晴らしい花々の風景を見
せてくれます。ヒガンバナ科の花が咲き乱れているのです。 【南アフリカ観光局】
*
オキップ ホテル Okeip Country Hotel
Main Road, PO Box 17, オキップ, 南アフリカ
Okeip Country Hotelは3つ星のホテルで、オキップの中心部に位置し、スプリングボックからは車ですぐの距離で
す。
起床してカーテンを開けると、曇り空にカモメが乱舞している。
ホテル前にある倉庫の屋根の通気孔に営巣しているのか、カモメが座り込んでいる。図鑑によれば『ケープカモ
メ』のようだ。
*


*
朝食はホテルのレストランで。ソーセージ、ハムなどの肉製品が多くなるので,食べ過ぎに注意だ。
外は海風が強く、寒いほどだ。薄いジャンバーでは長時間保たないようなので、レインウエアの上着を着用する
*


*
8時ホテル発。座席はフリーだが、同じ席には座らないようにと言われていたが,前の席が代わっただけで、遅
れて乗った我々は昨日と同じ席。やはり指名席にして欲しい。
今朝も重苦しい雲に覆われており、時折小雨が落ちて来るという憂鬱な天候だ。
*
ホテルを出発して間もなく、南アフリカのお茶(ルイボス)の栽培地でバスが停まる。
広大なお茶畑は、冬とあって未だ成長しない背の低い木が整然と植えられている。このお茶の味はウーロン茶に
似ているという。
*


*
その後は雲間に切れ目ができて、青空が覗くようになる。
果てしない原野を北上続けるバス。この国道では所々で道路工事中のため、度々停車を余儀なくされる。
2時間ほど走ってガソリンスタンドでトイレ休憩。セキレイの仲間の野鳥がいたが,種類は不明。
*


*
走り出して20分ほどで再びガソリンスタンドに入る。ここで給油するという。何故先程のガソリンスタンドで給
油しなかったのか、時間の無駄に何とも理解に苦しむ。
入口付近にある大きな木に宿り木が多数付着している。鳥が出入りしているが巣ではないようだ。
*


*
バスは標高 800mほどの台地へ急傾斜を一気に上がる。雲の間から日が差すようになり、眼下に広大な原野が一望
できるようになる。
*


*
その景観を楽しみながら台地上へ出ると間もなく『ニューポートビル植物保護区』内にある『ハンタム植物公園』
のゲートが突然のように現れる
ゲートからは、雨上がりの未舗装道路を周囲の原野に咲き乱れる花々を賞でながら駐車場へ。
左手のピンクの花が、時折差し込む日差しに一段と輝きを増して見える。
*


*
ここの係員のお勧めは、右手に広がる原野を歩くこととのことで、一周することになる。
右手には黄色の花が多い。
遊歩道は湿り気が多く、所々に巨大なナメクジがいるのが目立つ。
*


*
皆さんは夫々が気に入った場所で写真を撮り、またしばしウットリとして花々を眺めている。
雨が止んで、青空が広がってきたことが何よりだ。
*


*
一周を終え、駐車場へ戻る手前で南アフリカの国鳥である『ハゴロモヅル(Blue Crane)』が4羽いるのを見付ける。
遠い場所なのでプロミナーでバッチリと観察する。英名のとおり全体が薄いブルーなのが特徴だ。これが今日の目玉
となった。
*


*
昼食はバスの中でお弁当。サンドイッチ2、鳥のグリル、ゆで卵、バナナ、ヨーグルトにスナック、それにスポー
ツドリンクと水のボトルが1本づつあり、とても全部は食べきれない。
*
食後、1本の樹に多数の巣がプラ下がり、そこに激しく出入りしている鳥がいるのを見付ける。
どうやら雛に餌を運んでいるようだ。ハタオリドリの仲間のようだ。(メグロハタオリ ?)
地上に降りているのはその野鳥かも…… ?
*


*
その奥のピンクの花が咲いている原野では、餌を漁る4羽の『クロトキ』も見られる。
長閑な昼下がりの情景に心が癒される。
*


*
折角広がってきた青空が、次第に雲に覆われ出し,時々雨が落ちて来るようになる。
バスはハンタム植物公園を後にして元の道を戻る。
途中 800mの台地から急坂を下る際、展望台でカメラタイムとなる。
反対側の崖の規則的な岩石の模様が気になってカメラに収める。
*


*
国道N7号線に出て、今日の最終目的地スブリングボック方面へと向かう。
次第に雨模様となり、遠望が効かなくなってくる。
*
1時間半ほど走ったところにある『インフォメーションセンター』でトイレ休憩。ここのトイレは有料だ。
センター内では手作りの菓子や蜂蜜などの他手芸品などを並べられており,コーヒーやジュースなども販売している。
ここで近辺のパンフなどを揃える。
*

*
その後も雨は一向に止む気配がなかったが、一時的に夕日が周囲の山々を赤く染める姿を見せてくれたこともあった。
*
バスはスプリングボックの町を通り過ぎ、今日の宿オキップ・カントリーホテルに17時40分に到着。
我々の部屋はホテル前の道路を隔てた別棟のロッジスタイルの3号室。固定されたシャワーのみで使い勝手が悪い。
夕食は本館のレストランで。一応バイキング・スタイルだが、肉料理などは料理人がいて取り分けてくれる。料理の内容
もまずまずで、同席のN氏などと歓談。
*


*


*
暖房を入れて寝たが、夜半過ぎ寒くて目が覚め、毛布を1枚上に掛けた。
*
北ケープ州 ワイルド・フラワー・ルート
北ケープ州のワイルド・フラワー・ルートでは、数百kmにわたって広がる刺激的な色彩に心奪われるでしょう。
有名なナマクワランド・デージーから、その他のあらゆる形、色の何千種類もの花まで、人生で少なくとも1度は見
ておくべき風景です。
北ケープ州のワイルド・フラワー・ルートは一度見たら、残りの人生の間ずっとあなたの想像を彩色し続ける花々の
光景です。
ここには、ナマクワランド・デージーをはじめとする3,500種もの花が春になると 8月初旬から 9月末まで一斉に咲
き、世界最高のフラワーショーを見せてくれます。
*

*
ケープタウンから国道N7号を北に3時間進みます。ファンリンスドルフで分岐すると、1つ目の訪問地 6,200haのハン
タム国立植物園に到着します。
ニューウッツヴィル村から少し離れたところに位置しています。ここは「世界の球根植物の中心地」として有名で、
地球上のどこよりも多い球根植物(地中植物)が生えています。
同植物園の学芸員ユージーン・マリナスによると、
「ボーケヴェルド高原には何と1,350種類もの植物種が記録されています。これらの約 1/3が絶滅の危機に瀕してい
る」のです。
最も見事な球根植物の1つが、ニューウッツヴィル(ゲイソリザ・スプレンディッシマ)の素晴らしい青色の群生地
帯と、スパラキシス属最高の 2種、スパラキシス・エレガンスとスパラキシス・ピランシーです。
ほとんどの観光客は春の花を見にやって来ますが、秋のニューウッツヴィルはまた違った素晴らしい花々の風景を見
せてくれます。ヒガンバナ科の花が咲き乱れているのです。 【南アフリカ観光局】
*
オキップ ホテル Okeip Country Hotel
Main Road, PO Box 17, オキップ, 南アフリカ
Okeip Country Hotelは3つ星のホテルで、オキップの中心部に位置し、スプリングボックからは車ですぐの距離で
す。