nemo 折々の自然

折に触れて観察した自然などの記録

ジンバブエ紀行 1

2014-08-31 00:00:00 | 旅行記
8月31日(日) 

 5時半出発なので早めに目覚まし時計をセットしていたが鳴らず、昨夜の就寝時間が遅かったせいもあって、若干遅れ気味
 に起床する。
 カメラの蓄電池の充電が不足気味なのが気にかかる。
 バッゲージ・アウトの後、ホテル側の好意で5時から朝食可能となっているのでレストランへ。
 早朝とあって食欲が無く、スクランブルエッグ,ビーンズに生野菜とフルーツで済ます。
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 ホテルからのバスは5時30分に出発する。早暁のケープタウンの町はガラガラで、20分ほどで空港に到着する。朝焼けが
 一段と美しい。
 早朝にも関らず,現地ガイドのベン氏が見送りに来て下さる。ドライバー氏と共にお別れの挨拶。
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 7時30分発のフライトは通路側の座席のため外の景色は見えない。
 朝食として出されたスナック菓子は、とても食べる気にはなれない。お茶のみで過す。
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 2時間ほどのフライトで、9時30分ヨハネスブルグ空港着。
 ビクトリア・フォールズへの乗継ぎ時間を利用して、空港内書店で南アフリカの野鳥図鑑(英語版)を購入する。少しは役
 に立つかも……。
 妻はお土産用のチョコレートを購入したが、早過ぎたようだ。
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 南アフリカの出国審査の後、11時25分発のフライトでビクトリア・フォールズへ。機内食はサンドイッチだった。
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 13時5分ジンバブエのビクトリア・フォールズ空港に着陸。
 ここの入国審査で査証代として45$を支払う。ここの通貨はUS$なのだ。
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 空港の玄関を出ると、太鼓をバックにした数人の踊り手が歓迎のダンス(?)披露している。
 上半身裸なので、冬とはいえ真夏の感覚だ。やはり気温は高い。
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 バスが動き出して間もなく、遠くに水煙が上がっているのが見えてくる。ビクトリアの滝だ。
 雨期を過ぎているが、8月までは水量が多いとのことだが、ギリギリのところでその時期に間に合ったようだ。
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 20分ほどで今日の宿『キングダムホテル』に到着する。ホテルの入口にゲートがある格式の高いホテルのようだ。
 ここでは我々のスーツケースを下ろして、このまま『ビクトリア国立公園』へと向かう。
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 公園の駐車場でも現地の方によるバンド演奏に合わしてダンスを披露している。
 道路を挟んだビクトリアの滝のゲートの屋根が藁葺きで、何か日本的なイメージになっている。
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 ゲート前にあるビクトリアの滝の案内図により観賞ルートの説明がある。ガイド役はバスのドライバーのダグラス氏。
 1.5kmの遊歩道を2時間ほどかけて巡るという。
 小生はここをゆっくりと楽しみたかったので、無理をせず途中から引き返すつもりで出発する。
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 滝は見学通路に従って、ザンベジ川の右岸側から展望所の番号が付けられている。
 最初に見られたのは『デビルズ・キャタラクト』と名付けられた滝の No.2の見学場所。右手の谷間にある数本の滝が、
 半ばほどで1本になって手前に流れ落ちている。その水勢に滝が飛沫となって飛んでくる。
 風の向きによっては我々の方向にまともに飛んで来るので,周囲は濡れている。
 カメラのレンズはたちまち水滴で覆われる。水量の豊富な時期では雨具が欠かせないようだ。
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 左手には大量の水を勢い良く落としている滝が見える。これが遊歩道の1番先にある No.1から見える滝だ。滝の落ちる
 轟音と、水煙に虹も出ている。どうどうと流れる水勢は恐ろしいほどだ。
 その場所へ行く途中に、この滝を1855年に発見した探検家・リビングストンの立像がある。
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 その後は展望所の 順番どおりに遊歩道を歩いて行く。風向きによっては遊歩道まで飛沫が飛んで来るので雨具を着用して
 くれば良かったようだ。
 No.3~ No.8と展望所毎に滝の様子を見ながら次第に『メイン・フォールズ』に近付いて行く。
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 No.8の展望所からはしばらく林の中を歩き、No.9とNo.10の展望所で『メイン・フォールズ』の正面に出る。
 ここでは川幅が広く数条の滝が流れ落ちていて、まさにビクトリアの滝の主役となっている。
 次いで No.11では『ホースシュー・フォールズ』、No.12で『レインボー・キャタラクト』と対面する。このハイライト
 続きに充分堪能する。
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 ここまでのんびりと観賞していたので、集合時間となりNo.13の『アームチェア・フォールズ』とNo.14の『イースタン・
 キャタラクト』はやむを得ずカットすることになる。見学時間は2時間余りだった。
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ビクトリアフォールズ 総面積 68.60k�、高さ110m、幅 1,700m
 所在地ジンバブエ・ビクトリアフォールズ町とザンビア・リビングストン市。
 世界遺産1989年 世界自然遺産に登録されています。
 ナイアガラの滝、イグアスの滝と並んで「世界三大瀑布」に数えられるビクトリアフォールズは、1855年に英国の探検家
 リビングストンによって名付けられました。
 それ以前までは現地語で「モシ・オ・トゥニャ(雷鳴の轟く水煙)」と呼ばれており、ザンビア側では古来より現在でも
 この名前で呼ばれています。その名の通り、滝から落ちる水量も三大瀑布の中でも随一と言われています。
 雨期と乾期では水量に大きな差があります。雨期のピークでは水量が増え過ぎるため、立ち上がる水煙で滝が見えなくなる
 場合もありますし、乾期のピークでは水量が激減し迫力に欠ける場合もあります。
 そのため、4~6月の乾期が始まったばかりの頃が観光のベストシーズンとされています。
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 この後は『ザンベジ川のサンセットクルーズ』です。バスは5分ほどで船着場に着きました。
 しかしながら予定した時間から遅れていたので、本船は先に出航しており、我々の乗った船がその後を追い掛ける形になり
 ました。
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 ザンベジ川はジンバブエとザンビアの国境を流れるアフリカ第4の川で、遠くにビクトリア・フォールズの轟音を聞きなが
 らゆったりと川を下り自然美溢れるアフリカの大地が夕陽に照らされた姿を存分に満喫できるのでツアーに組み込まれてい
 るという。
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 本船に追いつき、先に乗船していたグループと一緒になる。ここでは飲物がフリーで、簡単な料理も出される。渇いた喉に
 は冷たいビールが何より、川風に吹かれながら動物たちのウォッチングを楽しみました。
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 始めは高かった太陽が次第に低くなって行くにつれ、移り行く自然を見守ったり,両岸に時折現われる動物たちを見付けた
 りしながら、自然の雰囲気満点の気分を味わいながら過しました。
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 クルーズ中に見られた動物の中では、アフリカゾウが川岸まで出てきて、水を飲む姿をじっくりと見せてくれました。
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 その他、川の中のカバや、陸上ではウオーダバック、イボイノシシ、ワニなどが見られました。
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 もちろん野鳥もいましたが、こちらは写真が撮れなかったので、鳥名だけ挙げておきます。
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 1.アフリカへビウ 2.カイツブリ    3.アオサギ    4.ダイサギ    5.ニシアマサギ
 6.ササゴイ    7.アフリカヘラサギ 8.カンムリカワセミ 9.ヒメヤマセミ
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 1時間半ほどのクルーズを終えてホテルへ戻る。長い1日の行動に、いささか疲れと眠気を催していました。
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 夕食はホテルのレストランで、バイキングスタイル。早々に食事を済ませ、汗を流してベットへ。
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ジンバブエ共和国 面積 : 39万 ㎢、人口 : 1.372万人(2012年)
 通称ジンバブエは、アフリカ南部の共和制国家。首都はハラレ。アフリカ大陸の内陸部に位置し、モザンビーク、ザンビア、ボツワナ、
 南アフリカ共和国に隣接する。
 国土の4分の1が標高1千m以上の内陸国。タバコや綿花の栽培が盛んで、ニッケルなど鉱物資源も豊富。1923年に英国の植民地となり、
 1965年に少数派の白人が「ローデシア」として一方的に独立を宣言、政権を樹立した。その後、黒人組織が独立闘争を展開したが、
 英国の仲介で 1980年にジンバブエとして独立した。ムガベ氏は 1987年に大統領就任。
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ヴィクトリア・フォールズ Victoria Falls 人口16,826人(1992年)
 ジンバブエの都市。北マタベレランド州に属する。ジンバブエの北西に位置し、ヴィクトリアの滝に隣接する。
 ザンベジ川をはさんでザンビアのリヴィングストン市と接する国境の町である。
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 ヴィクトリア・フォールズは、ヴィクトリアの滝の水力発電の開発のために1901年に開かれた。
 1905年にはヴィクトリアフォールズ橋が開通し、北のザンビアと連絡する交通の要衝となった。
 ヴィクトリアの滝の観光の拠点となっており、ホテルが立ち並んでいる。
 また、ここからボツワナのチョベ国立公園は 100kmほどしか離れていないため、ここからのツアーも催行されている。
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ザ キングダム アット ビクトリア フォールズ The Kingdom At Victoria Falls 3 つ星
 1 Mallett Drive Victoria Falls, ジンバブエ共和国 ☎ 0120-996-517 (通話無料)
 ビクトリア フォールズに位置し、3km 以内にはビクトリア フォールズ国立公園、ビクトリア フォールズ ブリッジ、モシ オ トゥニャ国立
 公園があります。