nemo 折々の自然

折に触れて観察した自然などの記録

みちのく二大半島紀行 1

2018-10-04 18:33:53 | 旅行記
平成30年9月22日(土)東京 : 曇、青森 : 雨後曇
 かねてから『下北・津軽二大半島』への観光を検討していましたが、クラブツーリズム社の『津軽・下北みちのく二大
 半島巡り 3日間』のツアーに参加することにしました。
          

 残念なことに今日の天候は悪く雨とのことで、東京を出るときには曇でしたが、仙台付近から雨となり、下車駅の七戸
 十和田に着く頃には風まじりの本降りとなっていました。
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七戸十和田駅  青森県七戸町
 八甲田を望む大地の息吹と歴史を感じさせる駅で、外壁の曲線は八甲田連峰の山並みと地元名産の南部馬のやさしい背
 中を表現しています。仕上げ材として青森ヒバ、十和田石、南部裂織等を使用しています。
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 駅前に待機していた『十和田観光バス』で出発し、雨の中1時間あまりで昼食場所の『下北名産センター』に到着しま
 した。
      
下北名産センター
 むつ市大曲、大魚むつ総合卸売市場内に開業して16年、食のプロが集結している「総合卸売市場」が隣接しているか
 らこそ、皆さんに新鮮をそのままお届け出来ます。
 店内に入ると、そこには下北半島がぎゅっと詰まった光景。ねぶた囃子のBGMが心地よく、思わずお祭り気分になって
 しまいます。 
 自信を持っておすすめする活ホタテ、珍味、菓子、民芸品…あなたの欲しい下北半島が、きっと見つかります。
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 ここのレストランで『ホタテ味噌貝』の昼食をとりました。新鮮なホタテの味が何よりでした。  
 また別のテーブルには、その名物ホタテの殻剥きの用意がされていました。
  
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 食後はしばしショッピングタイムとなりました。その中で、下北名物『かっちゃんのべこもち』が目立っていました。
 『べこもち』とは、北海道や東北地方に伝わる、昔ながらの郷土菓子で、地域によってさまざまな風貌をしていますが
 端午の節句や法事のお供え物として作られているそうです。
  
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 相変わらずの雨風の中30分ほどで、今日の最初の観光地『恐山』に到着しました。
 バスを降りて地蔵堂まで吹き付ける雨の中を歩きましたが、傘などは役に立たず、びしょ濡れの参詣となってしまいま
 した。
       
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 総門前の『六大地蔵』と、総門を抜けた『山門』への道。
   
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 山門前の『永代常夜燈と風車』、地蔵堂までの間にある『塔婆と古滝の湯・冷拔の湯
  
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 『地蔵殿』と『慈覚大師堂』への登り。
  
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 『八角円堂』と『賽の河原』『極楽浜』に『宇曽利湖』。
  
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 『胎内くぐり』と『金掘地獄』。
   
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 この風雨のため、死霊の口寄せをするという霊媒師『イタコ』さんは居らず、我が先祖との会話はできませんでした。
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恐 山 
 貞観4年(862年)に慈覚大師によって開山され、天台宗の修験道場として栄えたが、いったん廃寺となり、14世紀に曹
 洞宗円通寺によって再興された。
 風車がカラカラと回り、荒々しい岩場の合間から硫黄の臭いが立ちこめる様子は、地獄に、宇曽利山湖をとりまく白浜
 は極楽に見立てられている。夏の恐山大祭は多くの参詣者でにぎわう。 
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 相変わらず降る雨の中、恐山を後にして今日の宿のある下風呂温泉を通過し、荒波が打ち寄せる海岸沿いの道を大間崎
 へと向かいました。
 幸いにも大間崎に着く頃には雨も止んで来ましたが、強風のため海上は荒れていました。
 早速『鮪のモニュメント』など、海岸にある標識などをカメラに収めました。
  
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 その他『大間崎本州最北端の碑』と『石川啄木の歌碑』などがありました。
  
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 『弁天島の大間崎灯台』と近くの売店で戴いた『本州最北端大間崎到着証明書』。
  
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 大間崎付近で多く見られた『オオセグロカモメ』の幼鳥と、漁師小屋で食べた『大間マグロ』。
  
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本州最北端の地 大間崎
 津軽海峡をはさんで、函館市汐首岬までの距離はわずか17.5 ㎞。天気のよい日は、函館の五稜郭タワーまで肉眼で確認で
    出来ます。
 マグロのモニュメントは、大間の漁師に一本釣りされた 440kgのマグロがモデルになっています。 
 下北半島全体は、下北ジオパークとして日本ジオパークに認定されております。
 大間崎は、下北ジオパークの16カ所あるジオサイトの中の1つです。      【大間町観光協会】
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 これで悪天候の中のツアー初日を終え、宿泊場所の下風呂温泉に向かいました。
 海上は相変わらず荒波が立っていましたが、明日は天候が回復するとのことで期待が持てそうです。 
 今日の宿は『ホテルニュー下風呂』で、下風呂漁港の真ん前にありました。
 小生の泊まった部屋は5階で、目の前の漁港から前面の太平洋が見渡せる絶好の位置でした。
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 汗を流した後の夕食は和食膳で、帆立、烏賊、鮟鱇、雲丹、蛸、鯖、もずく、鮭、甘海老などなどご当地で獲れた魚介
 類の新鮮な料理で何れも美味しく頂きました。ただ、大間まぐろが無かったのは残念でした。
  
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下風呂温泉郷
 下風呂温泉は室町時代から刀傷や槍傷に卓効のある湯治場として有名で、人々の足音がたえることがなかったという。
 下風呂の名は、アイヌ語のシュマ(岩)・フラ(臭い)に由来すると言われ、その名の通り温泉全体に硫黄の香りが立
 ち込めている。
 下風呂温泉は「大湯」「新湯」の2箇所の湧口がよく知られているが、海岸から約100m山手の高台に右手に大湯、左手
 に新湯の共同浴場がある。100mも離れないところに大湯と新湯の泉質の違う温泉が2箇所あるのは全国的にも珍しく、
 また、海辺から湧いている温泉「浜湯」もあって、下風呂温泉郷全体で3箇所の源泉があるのはこれまた珍しく、温泉
 ファンにはたまらない名湯がある温泉郷がここ「下風呂温泉郷」だ。      【風間浦村商工会】
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ホテルニュー下風呂
 海峡に臨む下風呂温泉は乳白色の源泉かけ流しの天然硫黄泉。
 総ヒバ造りの客室でゆったりと旅の疲れを癒し一年中、美味しい海鮮料理を満喫することが出来ます。
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 7.42.上野駅(はやぶさ3号)→ 10.44.七戸十和田駅 11.00.(十和田観光バス)→ 12.20.下北名産センター(昼食)13.10.
 → 13.45. 恐山 14.25. → 15.50. 大間崎 16.20. → 16.50. ホテルニュー下風呂 506号室 … 18.30. 夕食(大広間)


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