
























木々に囲まれたプライベート感のある空間で、テラス中央にはケヤキやスダジイを配置し、心地よい木陰を造りだしています。


標高140mの高さから、日本有数のリアス海岸美を誇る絶景が楽しめます。ミシュラン・グリーンガイドジャポンで一つ星の絶景。
遊歩道も整備されているので、ハイキング・トレッキングにも最適。
2018年3月31日に横山天空カフェテラスの展望テラス、木漏れ日テラス、そよ風テラスがオープンし、8月5日には横山天空カフェテラスの展望休憩所 (カフェコーナーを併設)がオープンしました。のんびりとくつろぎながら、里海の美しい風景をお楽しみください。 【志摩観光ナビ】





大王埼灯台
太平洋の荒波が寄せる岸壁の先端に立つ白亜の灯台です。ここの美しい風景は、多くの画家たちにも親しまれ「絵かきの町」として有名です。
熊野灘と遠州灘を分ける海の難所、大王崎に建っています。鳥羽の鎧崎沖と並んで、船乗りたちに怖れられていました。
大王埼灯台も参観灯台で、上からは真下に石坂が美しい波切の町、大海原の向こうには神島や渥美半島も見渡せます。
沖から来る船がマストの先端から現れることから、地球の丸さを実感することができます。 【志摩観光ナビ】
*
灯台見学を終え、元の道を戻るとすぐに左手に入る『八幡さん公園』の標識があるので、坂道と階段を上がって小さな公園に出ました。
ここに八幡神社やベンチなどがあり、大王崎灯台の絶好の見物場所になっていました。ここで再び太平洋などを眺めて過ごしました。
波切城跡(八幡さん公園)
大王崎は二つの小山からなっています。ひとつは藤島武二の絵で有名な崎山公園です。
今ひとつは灯台のある山で、山の名を「城山」と言います。ここの八幡さん公園が波切城だったのです。
ここに貞治元年(1362)九鬼隆良が波切城を築き、九鬼水軍の拠点となり、嘉隆に至る二百有余年間九鬼氏代々が在城。
九鬼嘉隆が鳥羽の城主となった天正年間の末に廃城となりました。 【大王崎灯台パンフ】
*
ここでちょうど昼時となり、食事処を探し『田中料理店』に入りました。
私は猟師町ならではの「漁師ずし(てこねずし)」、妻は「天ぷら定食」を注文しました。
上品な形で出された漁師ずし、カツオを漬ける醤油ダレはその店の独自のタレとか。使うたびに継ぎ足しており、味や香りがまろやかになっているそうです。
ご飯に乗せられた海苔と生姜も味のポイントになっています。
半分ほど食べてから、お茶漬けにして食べるのが本来の食べ方とのことでしたが、いずれも味がよく、満足の一品となりました。
*
午後は朝一番で見た英虞湾の景観を反対側から見ることができるという『桐垣展望台』へ向かいました。
今年始めに設置されたという真新しいウッドデッキがあり、ここでの夕陽見物が評判になっているとのことでした。
下右端の画像は『ホテル ザ クラシック』が見えるというので、画像を拡大して撮ったものです。
桐垣展望台(ともやま公園内)
英虞湾の東側の展望台で、右手に賢島、前に間崎島を置き、左からは前島半島がのびています。リアス海岸の様子を楽しめる貴重なスポットです。
夕陽に染まっていく英虞湾の光景は、訪れる人々を魅了します。2019年2月28日~ウッドデッキが新設されました!
その美しさに誘われて県内外からプロ・アマを問わず、たくさんのカメラマンが撮影に訪れます。 【志摩観光ナビ】
*
観光の最後に運転手さんが勧める『安乗神社』へ行くことになりました。この頃から雲が広がってきました。
安乗神社は人生の荒波を安全に乗り越え、開運の波に乗れるようご祈祷されている「波乗守」があり、運転手さんから勧められた方々からも感謝されるなど評判の
神社ですので、参拝してお守りを拝受してくださいと、そのお守りを見せながらの話でした。
こじんまりとした神社に拝礼、お勧めのお守りを戴いてきました。
帰りに気がつくと、鳥居の先に海が見えていました、海に近く漁業に従事する地元の方々の信仰の対象であることが分かったことでもありました。
駐車場へ行くまでの道は、海岸に沿った坂道を降って行くのですが、雲が多くなり冷たい風が吹き付けていました。
安乗神社
安乗神社のご祭神、綿津見命は日本神話に登場する海の神様です。その娘の豊玉姫命は鮫であったと云われております。
はるか昔から島の漁民たちは海に対し感謝と畏敬の念を抱きながら海の恵みを享受してきました。
文禄の役では九鬼嘉隆が率いる船団の航海を助け、また嘉永7年の安政東海地震の折にも大津波の勢いを減じさせたと伝えられており歴史上、海とかかわりの深い神社
です。
安乗神社はその社名から「安全」「平安」を想起させ人生の平安を望むすべての方々から尊敬されております。
また開運の波に乗る「波乗守」は、漁業にマリンスポーツに、平安を望むすべての人々が人生の荒波を安全に乗り越え、開運の波に乗れますように御祈祷してござい
ます。この守袋は穢れを祓うと云われる麻で奉製しています。 【安乗神社】
*
これで予定の観光地巡りを終え、ホテルへ戻ることになりましたが、途中から小雨が降り出しました。
2時過ぎにホテルに着きましたので、のんびりと汗を流した後、買い物をしたり、ゲストラウンジでお茶タイムなどで過ごしました。
部屋の浴槽からは外の景色が見えるようになっていますので、ついつい長く浴槽に浸かってしまい、汗が止まらなくて困るほどでした。
夕食は『浜木綿』で “ 伊勢志摩の神楽月を彩る美し国 華会席 ” の和食を楽しみました。
先 付「焼き茄子琥珀寄せ 車海老 畳鰯 美味出汁」。
前 菜「錦秋和え 柿の木茸 長芋 とび子、白絹衣和え 零余子 蟹身、丸十擂り流し、サーモン砧巻、絹皮付小芋、銀杏伊勢茶揚げ、鶉玉子柿見立て、
伊勢どり生ハム、毬栗帆立貝柱」。
吸 物 「土瓶蒸し 松茸 鱧 栄螺 三つ葉 酢橘」、松茸は今年の初物でした。
造 り 「伊勢海老姿作りなど 魚介五種盛り合せ あしらい一式」。
これを頂いている頃から、降り出していた雨が強くなり、ガラス窓に叩きつけるような吹き降りになっていました。
焼 物 「伊勢海老磯の香 真名鰹味噌漬け焼き 黒毛和牛身巻 柚子麩田楽 万願寺唐辛子」。
箸休め 「あおさ素麺 穴子たれ焼き 生姜 葱 旨出汁」。
焼物の料理と一緒に万葉集からの歌が添えられていました。それは万葉集第6巻 1033番歌、大伴家持の歌で、
“ 御食つ国 志摩の海人ならし 真熊野の 小舟に乗りて 沖へ漕ぐ見ゆ ” とありました。
歌の意味は「天皇に御食料を奉る国、志摩の海人であるらしい。小さな熊野舟に乗って、沖を漕いで行くのが見える。」とのことでした。
温 菜 「伊勢海老具足煮 煮野菜添え」。昨晩と同様に、三種類の伊勢海老の料理を楽しみました。
揚げ物 「蒸し鮑紅葉揚げ 檜扇貝 おくら 真珠塩 檸檬汁」。
食 事 「寿司盛り合せ にぎり寿司 秋鯖小袖寿司 生姜甘酢漬け」、留 椀 「赤だし」。
水菓子 「甘味と果実盛り合せ」。
昨晩と同じように最後の水菓子に結婚記念日のお祝いのメッセージ(チョコレート)がついており、中居さんからお祝いの言葉を戴きました。
先ほどまでの強い雨は、食事の終わる頃には弱くなっていましたが、明日の天候が心配です。
今日も大満足の一日でしたが、明日の準備をして早めに寝ることにしました。
9.00. 館内見学ツアー 9.40. … 10.00. ホテル発(観光タクシー)→ 10.25. 横山展望台 10.50. → 11.20. 大王崎灯台 11.50. → 昼食(田中料理店)
12.30. → 12.45. 桐垣展望台 13.10. → 13.25. 安楽神社 13.45. → 14.15. ホテル着 18.30. 夕食(浜木綿)20.20.
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます