令和元年11月17日(日)晴
結婚記念日と妻の誕生日を兼ねて、クラブツーリズム社主催『志摩の華宿に連泊で寛ぐ3日間』のツアーに参加しました。
日曜日だったので東京駅までの電車は空いており、新幹線で名古屋へ。すっきりとした青空ではなく富士山も少し霞んで見えていました。
名古屋からは近鉄特急で賢島まで、2時間ほどの車窓を楽しみました。途中昼食は大増のお弁当でした。
賢島の画像 真中の建物が ザ ベイスイート
賢島
真珠養殖が盛んな賢島に、電車が開通したのは昭和4年。昭和26年から、近代的な開発が急ピッチで進行し、ホテルや旅館、民宿、志摩マリンランドなどの施設が競
うように次々と建てられた。周辺は観光基地として外観を一変。昭和45年、近鉄特急の乗り入れにより、観光客は急増した。
英虞湾島めぐりでは、伊勢志摩国立公園に指定される恵まれた自然、そして人々の営みを、海上から改めて見つめ直すことができるだろう。 ※参考文献『阿児町史』
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賢島駅からはホテルの送迎車で『志摩観光ホテル ザ ベイスイート』に着きました。
ホテルロビーで館内の設備の説明を受けた後、部屋へ案内されました。ロビーの照明のカバーに真珠が9千個使用されていたり、エレベーターの手すりに2千個の真珠
が使用されており、さすがは真珠の産地を思わせる設備がありました。
部屋のベランダからは英虞湾が見渡すことができ、ここで三日間過ごすことができる贅沢な時間を、たっぷりと味わうことになりました。
ゲストルーム、標準客室はゆとりの100㎡。全ての客室がスイートルーム、心もやすらげるゆとりの広さを確保しています。
ゲストルームやバスルームからは伊勢志摩国立の木々の緑、波穏やかなリアス式海岸英虞(あご)湾がご覧いただけます。
バルコニーに出れば鳥のさえずりや、やさしい潮風が、ゲストを非日常の極上の休日へお連れします。 【ホテルHP】
志摩観光ホテル
「志摩観光ホテル」は、都ホテルが展開する1951年に開業したリゾートホテルです。
日本有数のリアス海岸として有名な英虞湾を望む高台に立ち、開業当初より昭和天皇を はじめとする数多くの賓客をお迎えして参りました。
当ホテルは、昭和を代表する建築家・村野藤吾氏が設計した「ザ クラシック」と、全客室がスイートルームでモダンなデザインの「ザ ベイスイート」の二館と、
開業当時の面影を残す、寛ぎのパブリックスペース「ザ クラブ」を擁しており、伊勢志摩の旬な食材を豊富に使った料理をご堪能いただける海の幸フランス料理
「ラ・メール」をはじめ、和食、鉄板焼き、 ワインバー等の多彩なレストランは、国内外より高い評価をいただいております。
お客様にくつろぎに満ちた最高の時間をお届けするため、これまでの歴史の中で受け継がれてきた「おもてなしの心」を守りながら、新たな創意工夫を取り入れ、
さらなるおもてなしの向上に努めて参ります。 【ホテル HP】
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一休みの後のち『英虞湾遊覧』のため、ホテルのバスで港へ向かいました。
既に岸壁には遊覧船の『エスペランサ』がいて、観光客の乗船が始まっており、我々も続いて3階の展望デッキに場所を取りました。
エスペランサ 総トン数 約166トン、旅客定員 250名、航海速力 約11.00ノット、就航年月 平成7年10月
スペイン語で“希望”を意味する「エスペランサ」は3本マストの帆船タイプで、スペイン大航海時代のカラック船と呼ばれる船をモチーフにしています。
【志摩マリンレジャー】
汽笛が鳴り、船は波静かな英虞湾を滑るように進み始めました。真珠筏や美しいリアス海岸を眺めながらの遊覧です。
湾内には数多くの真珠の養殖筏があり、遊覧船はそれを避けながら進んでいきます。
遊覧の最後には真珠モデル工場へ寄港します。ここでは養殖真珠の核入れ作業の実演を見ることができました。また真珠製品の売店もありました。
50分ほどの遊覧を終え、夕日が輝き始める頃、港へ戻りました。
港からは迎えのホテルのバスを待って、ホテルへ戻りました。
夕食までの時間があるので、5階のゲストラウンジと屋外庭園で一時を過ごすことにしました。
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ゲストラウンジ
最上階にあるゲストラウンジは、ご滞在中自由にご利用いただけるスペースです。
伊勢志摩サミットでは、こちらで首脳会議が開かれました。
ソフトドリンクやスイーツを無料にてご用意しております。お部屋での充実した滞在をお楽しみいただくためのDVDもございます。
ザ ベイスイート最上階に位置する「屋上庭園」では、真珠筏が浮かぶ様子や「日本の夕陽百選」の美しい夕陽をご覧ください。
伊勢志摩サミットでは首脳たちの集合写真が撮影されました。
また、在来種の草花のみを植え環境に配慮をしており、そこからは刻々と変化する英虞湾が楽しめます。 【ホテルHP】
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屋上庭園では沈みゆく太陽が英虞湾を赤く染めており、自然の美しさを見事に演出していました。
その屋上庭園からは、たまたま湾内に定期船の『おくしま』が航行しているのに気がつきました。
今日の夕食は洋食で5階のフレンチレストラン『ラ・メール』で Menu “Traddition” を頂くことになりました。
フレンチレストラン「ラ・メール」
「ラ・メール」を象徴する “ 海の幸のフランス料理 ” と、その伝統を進化させた総料理長 樋口宏江の創造的なスペシャリティの数々。
英虞湾の景色とともに、黒鮑や伊勢海老などを活かした伊勢志摩ならではのメニューでお迎えします。 【ホテルHP】
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まずナプキンが、真珠のついたホルダーに挟まれて出されましたが、ご当地志摩らしさを思わせることでもありました。
最初の料理は『アミューズ ブーシュ』、あこや貝、鹿の燻製。
『伊勢の野菜』は、チコリ、きゅうり、赤蕪、人参、イシガレイをベースにしたソース。
次いで『うにボンファム キャビア添え』、そして『鮑ステーキ ブールノワゼットソース』。どちらも美味しい !
ここから伊勢海老料理が続きます。『伊勢海老クリームスープ』、『伊勢海老のコンソメジュレ』、『伊勢海老アメリカンソース』、既にお腹は一杯ですが…。
箸休めの『バラのシャーペット』に続いて『松坂牛フィレ肉ステーキ ペリグーソース』が出ましたが、これはもう最高の一品でした。
その後、ここで思わずの一品、我々の結婚記念日を祝ってのメッセージを添えたケーキが届けられました。
最後にアイスクリームとコーヒーが出されると、総料理長さんとスタッフの皆さんが記念日のお祝いに来てくださるというハプニングがあり、大感激の時を過ごす
ことになりました。
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これで忘れ難い志摩の1日目が終わり、部屋へ戻りました。
下の画像はベットルーム、左側にロッカーがあり、右手入口付近にTV がありました。
10.00. 東京駅(のぞみ 221号)→ 11.41. 名古屋駅 12.10.(近鉄特急・7215号)→ 14.22. 賢島駅 14.40.(ホテル送迎車)→ 14.45. 志摩観光ホテル
ザ ベイスイート着 4010号室 15.10.(ホテル送迎車)→ 15.30. 賢島港(エスパーニヤ クルーズ)→ 真珠モデル工場 → 16.20. 賢島港 16.30.(ホテル送迎車)
→ 16.40. ザ ベイスイート着 18.30.夕食 ラ・メール 20.40.
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伊勢志摩国立公園 指定:昭和21年11月20日、面積:55,544ha
ほかの国立公園に比べると、民有地の割合が非常に高く(96%以上)、公園内の居住人口も非常に多いため、地域の方たちの生活、歴史、文化、風習などに深く触れる
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