悠翠徒然

画像中心

立冬

2016-11-07 23:55:09 | Weblog
今日は立冬だった様です。

つまり暦の上では『冬』

物悲しい秋が終わり、『もの』がとれた季節になるのでしょうか。

春はあけぼの
夏は夜
秋は夕暮れ
冬はつとめて

冬の朝は寒くて景色の美しさに浸っているなんでできゃしません、、、、

典型的な現代人なのであります。

とほほで、ございます。

みなさま、お風邪などめしませんようにお過ごしくださいませ。


フライヤー

2016-11-07 11:50:34 | Weblog
悠久庵のオーナーさんが作ったフライヤーです。



表にちょこっと遊び文字で参加しました



海外向けなので、『魑魅魍魎』をデザイン化してみました。

おっかなーい鬼ですね〜

自然の美 創造された美

2016-11-07 07:50:10 | Weblog
自然の美を感じる心が書に必要です。

そして人間によって創造された美を感じる心も必要です。

両方がバランスよくせめぎ合う時、程よい緊張感が生まれるのかもしれませんね。

日本の川は、急流です。

その流れははやく、時に溜まり、小さな滝があり、落ちたところに滝壺もあり、また急な流れになったりと、変化に満ちています。

そこに四季があり、魚や植物などがそれぞれの変化を見せながら棲息しているのです。

これをイメージするだけでも、行草や草書の緩急づけに役立ちますね。

人によって造られた、庭園や絵画、彫刻、そしてよく手入れされた田畑や山林などにも自然と調和した美しさがあります。

自然の美と人間が創造した美は相反するものではありませんが、簡単に融合しあうものでもありません。

書は人間が創造する美です。

そこに自然の美をいれることで、あざとさが薄まるとすればそれはけっこうなことです。

人間が成長し老いていくことは、自然のことです。

己の老いを『自然の美』としてら捉えることができるなら、書きたいと言う創造する欲求と自然の美とが調和した書になるのではないでしょうか。

書道をやる者にとって、年齢を重ねていくと言うことは、そんな楽しみもあるのです。

最後は多分、『線』だけになると思うのです。

ダリの晩年の作品の様に。

線質には今からこだわっていきたいですね。

さあ!今週も張り切って参りましょう!