アイビイケイ安田さん労災事故損害賠償裁判

（５月１日メーデー 日比谷公園で訴える安田さんとアイビイケイ支部）

（株）アイビイケイ石下工場のローラー清掃中に指を巻き込まれ、指３本を切断してしまった安田さん。その労災損害賠償を求める裁判の第４回公判が１２月７日、東京地裁で行われました。
組合側からは安田さん、アイビイケイ支部役員２名、本部役員、そして玉木弁護士・河弁護士が出席。会社側は森田弁護士他１名が出席しました。

会社はこの間、「安田さんをはじめとする現場の労働者に対し、徹底した安全教育を行っていた」として、事故の責任はすべて安田さんにあった、という旨の主張をしています。

しかし、この日の公判で会社自らが明らかにしたのは、『安全管理・指導のマニュアルはなく、現場の職制が「気がついた場合に」随時指導を行っていた』という旨の事実でした。

これには裁判長も「だとしたら、その指導の内容、具体的に誰が、いつ指導をしていたのかなど、具体的に立証せよ。それが安全配慮義務を立証するということだ」と語気を強めて会社を質しました。

労災事故の責任と誠実に向き合わない（株）アイビイケイの態度がますます明らかになっています。
東部労組・アイビイケイ支部はこんな会社のやり方を絶対に許すことはできません！今後も会社を追及していきます！