写真=ワタミ過労死解決時の記者会見に臨む森豪さん(右)と森祐子さん(2015年12月8日)
8/7「過労死をなくそう!龍基金」第10回中島富雄賞授賞式へ!
「ブラック企業と闘う望(のぞみ)基金」をスタートさせます!
【過労死をなくそう!龍基金 第10回中島富雄賞授賞式】
■日時:2016年8月7日(日)午後1時~(午後12時半開場)
■場所:かつしかシンフォニーヒルズ別館5階レインボー(京成線青砥駅から徒歩5分)
東京都葛飾区立石6-33-1
地図 http://www.k-mil.gr.jp/institution/access/sym_access.html
■参加費:無料
主催:過労死をなくそう!龍基金
後援:NPO法人労働相談センター
協賛:『週刊金曜日』
問い合わせ:NPO法人労働相談センター内「過労死をなくそう!龍基金」(担当:須田光照)
電話 03-3604-1294 FAX 03-3690-1154 メール consult@rodosodan.org
過労死をなくすために活動している「過労死をなくそう!龍基金」が8月7日(日)午後1時から東京・葛飾シンフォニーヒルズ別館5階レインボーで開催する第10回中島富雄賞授賞式では、大手居酒屋チェーンのワタミで正社員だった森美菜さん(当時26歳)が入社2カ月で過労死した問題で、昨年12月に会社と役員個人らの責任を全面的に認めさせる内容で解決を果たした父母の森豪さん、森祐子さんが表彰されます。
その場で森夫妻がワタミ側から支払われた損害賠償金の一部を活用して「ブラック企業と闘う望(のぞみ)基金」を新たに発足させます。この基金は、NPO法人労働相談センター、全国一般東京東部労組、ジャパンユニオンへの労働相談を通して、使用者と闘うために労働者によって新たに結成された労働組合(支部・分会含む)もしくは労働組合に個人で加盟した労働者が、裁判提訴(労働審判の申立を含む)や労働委員会への救済申立を行う場合、その訴訟費用や弁護士着手金を援助することを目的とします。
ワタミのような「ブラック企業」に二度と労働者が犠牲にならないため、泣き寝入りせず労働組合とつながって声を上げて闘おうというのが森夫妻の思いです。望基金発足については、すでにNHK、読売新聞、毎日新聞、東京新聞、時事通信など多くのマスコミで報道されています。
■毎日新聞記事 http://mainichi.jp/articles/20160723/k00/00e/040/180000c
■東京新聞記事 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201608/CK2016080502000142.html
授賞式の第2部では「ワタミ過労死解決とブラック企業との闘い」と題した記念のパネルディスカッションを行います。パネリストには森夫妻に加えて、玉木一成さん(ワタミ過労死裁判弁護団長、過労死弁護団事務局長)、中澤誠さん(『検証ワタミ過労自殺』著者、東京新聞記者)、寺西笑子さん(全国過労死を考える家族の会代表)を迎えます。司会進行を須田光照さん(全国一般東京東部労組書記長)が行います。
また、当日は会社側と現在闘っている過労死遺族や長時間労働をなくすために活動している労働組合からの支援要請もあります。
どなたでもご参加できます。皆さんのご参加をよろしくお願いします!