写真=昨年6月の提訴時に記者会見する東部労組多摩ミルク支部の仲間
2/27 東部労組多摩ミルク支部HBS固定残業代裁判へのご支援のお願い
東部労組多摩ミルク支部のうち多摩ミルクグループの株式会社エイチ・ビー・エスでドライバーとして働いている3人の組合員が固定残業代制度の無効を主張したうえで未払い残業代など約4000万円を請求した裁判の第5回口頭弁論が2月27日(金)に行われます。
3人は過労死レベル(月80時間の残業)をはるかに超える長時間労働を恒常的に強いられてきました。ひどい人では残業時間だけで月206時間という殺人的な長時間労働を記録しています。その背景には給与の半分を占める同社の「固定時間外手当」の存在があります。
他方、同手当が、何時間分の時間外労働に相当するのかは明記されておらず、深夜労働手当が含まれているのかも不明で、過去の最高裁判例で確立している他の賃金と残業代部分を明確に区別すべきという要件を満たしていません。また、どれだけ長時間の残業をやっても手当を上回る残業代は支払われていません。この点を向島労働基準監督署が昨年4月に同社に是正勧告を行いましたが、現時点でも同社は1円も残業代を支払っていません。
東部労組多摩ミルク支部は固定残業代を悪用した長時間労働とサービス残業をなくすため、この裁判を全力で闘い、勝利する決意です。皆さんの支援傍聴をお願いします。
【多摩ミルク支部エイチビーエス固定残業代無効裁判第5回口頭弁論】
■日時:2015年2月27日(金)午前10時~
■場所:東京地裁6階 632号法廷
(地下鉄「霞ヶ関」駅A1出口から徒歩1分)
■連絡先:全国一般東京東部労組(書記長 須田光照)
電話 03-3604-5983
メール info@toburoso.org