「労働時間」に関連したメール労働相談事例(2014年12月分)のまとめ

みなさんへ
2014年12月に、ＮＰＯ法人労働相談センターと東部労組に寄せられた「労働時間」に関連したメール労働相談の事例を紹介します。

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「労働時間」に関連したメール労働相談事例(2014年12月分)のまとめ
ＮＰＯ法人労働相談センター
全国一般東京東部労組
2015年2月23日

1、キャバクラを経営している某株式会社の社員。パワハラ職場の上、1日13時間拘束。日曜日は休日だが、年間通して、その半分は毎回4時間の無償で出勤。その上、社員に年間30万円ほどの訳の分からない出費も求められる。

2、障害者支援施設。日勤勤務時は、9時から17時まで昼食の時間もなく働いている。時給制のパートには昼食時間に対する時給は払われているが、月給制の正社員は、その時間はただ働きになる計算。夜勤手当も不明瞭だ。

3、縫製会社の女性社員。勤続は長いのに有給休暇、賞与、寸志もない。会社の年間カレンダーの休日は守られたことはなく、土曜、祝日は出勤。しかし、休日出勤手当も代休もない。定時は守られた事はなく、毎日1時間、2時間のサービス残業。出荷に間に合わないと自宅に仕事を持ち帰って、ボタン付けやカギホック付けを夜中までかかってやらされている。子供の学校行事でどうしても休まざるを得ない時の届出に、「休みが多い」と嫌味を言われ続けている。

4、長時間の過酷労働をさせておきながら、その対価を払わないくせに何かと難癖を付けてきて、給与を勝手にカットしてくるブラック経営者とこの悪徳経営者に悪知恵をつけるクソ顧問社労士と対決したい。

5、女性社員。いつも忙しく、昼食時間15分ほどで週60時間は働かせられている。残業代は一切付かない。夜9時から会議を入れられた時は、母子家庭で留守している幼い子供たちを放置できず、会議を断って帰ったら、翌日上司より厳しく非難された。

6、高校生。ラーメン屋でアルバイト。時給が最賃違反の820円。夜も22時過ぎても働かされている。その上、制服代5000円も請求される。法的にどうなんでしょう。

7、月に2日程度しか休めない。毎日まで夜中まで労働しても、残業代も深夜手当も休日手当もない。その上、社用車の駐車料金や仕事中の高速料金も携帯代も全部こちらが負担。すでに30万円は超えている。

8、38.8度も熱があるのに、出勤させられ、長時間労働で休憩もくれない。

9、朝5時半から1時間の早朝出勤労働を命じられた。問題は、8時半からの定時出勤までの2時間は無給だと言うのです。さらに休日までもこの早朝1時間出勤を命じてきました。酷い話です。こんな勤務命令は違反とならないのでしょうか。

10、退職している看護師などの名前を無断に使用して監査向けの公的な書類に記載している「違法名前貸し」の訪問看護ステーションの会社。雇用契約書には残業代は払うと書いてあるのに、実際は残業代を申請できない。

11、訪問介護施設。日勤9時間拘束と夜10時～朝9時までの夜勤拘束の賃金が全く同額。これっておかしくないですか。

12、福祉施設。17時半～8時半の夜勤が月2日間という約束だったのに、今では増えて月6日間もある。朝8時半まで働いた夜勤明けが公休とカウントされ、翌日は朝から出勤。違法ではないか。

13、派遣先が物流倉庫の派遣社員。週40時間を超えると残業代が付くが、仕事が暇になり、会社都合で早帰りさせられた時間は、残業した分からマイナスされてしまう。6時間残業していても、2日間続けて3時間早く早帰りをさせられた時は、残業代はゼロとなる。問題あるのでは。（*会社の都合による早退命令ですから、会社側に賃金を払う、休業補償をする責任があります。まして、残業時間と相殺することなど許されません。労基法26条。ＮＰＯ法人労働相談センター）。

14、スーパー勤務。毎日10時間シフト。その上、更に、2時間から3時間の残業。23時まで働く事も珍しくない。なのに、残業代は月15時間しか付かない。みんな文句を言わずに働いている。おかしい。

15、残業が増え、土曜日出勤も多くなっているのに、上司は「残業は付けるな」と言い、有給休暇も不当に制限してくる。上司からは「年齢が年齢だから今辞めても次の仕事、パートぐらいしかないぞ」と言われた。

16、住宅販売会社。度々研修があり軍隊的精神論を洗脳してくる会社。この半年一日も休めず、毎日深夜1時、2時まで働いている。辞めたくても辞めさせてくれない。疲れ切り、車での深夜での帰宅途中の事故が心配。

17、ドラッグストアーでアルバイト。毎日定時の終了時間以降30分から1時間30分働かされる。お金もでない。こんなアルバイト辞めたいし、辞めた後、違約金を請求したい。
 

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