みなさんへ
2016年12月に、労働相談センターと東部労組に寄せられた「労働時間」に関連したメール相談から抜粋して紹介します。
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「労働時間」に関連したメール相談事例(2016年12月分)の抜粋
ＮＰＯ法人労働相談センター
全国一般東京東部労組
2017年2月27日
1、 名ばかり管理職の夫。朝早くから夜遅くまで働いても、管理職だからと残業代がでません。それなのに年収は600万円と低賃金です。一度労働基準監督署に相談しましたが、かなり威圧的な対応をされがっかりしました。過労死や自殺などの事件にならないとだめなのかと考えてしまいます。
2、 新聞販売店。毎日12時間・月26日間勤務させられています。残業代や深夜割増賃金は支払われていません。
3、 飲食業。昼は13時から深夜12時、1時まで働いています。この間、一切休憩はありません。有給休暇もなく、疲労が溜まり、精神的にもおかしくなってきています。
4、 本社での全日会議のため、片道2時間往復4時間の移動時間がかかります。朝は2時間早く家を出て、帰りは、2時間遅く家に着きます。会社は「移動時間には賃金を支払う義務はない」と言いますが、釈然としません。
5、 毎日残業させられていますが、残業時間の申請書類には、上司が記録した残業時間をそのまま記入・提出させられています。そのため、毎月20～30時間はサービス残業です。
6、 石川県下の食品スーパーで正社員。毎日4時間の残業をしていますが、残業代は一時間分しかでません。どんなに遅く夜まで残業をしても残業代は一時間分だけ。休日出勤手当すらありません。職場には全国的に有名な大きな労働組合もありますが、全く何の活動もしません。個人加盟ユニオンに入って未払い残業代など取り戻したいです。
7、 ネット販売の社長と私（正社員）とアルバイト一人の3人の会社。10近く勤めているが、昇給・賞与も退職金も残業代もありません。その上低賃金。社長は「女だから月20万円で済む。男ならこんな安くは雇えない」と公然と言い放ちます。
8、 グループホームの介護スタッフ。夜21時から朝7時までの夜勤は一人勤務の為、休憩は取れません。その上、夜勤明けの日が公休日扱いです。このままでは本当に過労死してしまいます。
9、 理髪店5年勤続。毎日10時間労働で昼食20分だけが休憩時間です。残業代も交通費もなく、最賃以下の賃金です。ここから税金を引かれます。
10、 特別養護老人ホームの介護職。本来は一日60分の休憩時間がなければいけないのに、実際は30分しか休ませてくれません。
11、 ローソンに勤めた元同級生が、半年のうちにみるみる内にげっそりして、目には大きなクマを作っています。先月は一日しか休んでいない、深夜も寝ないで働いていると言います。彼はとても人の好く、いいようにこき使われているように見えます。私はどうしたらいいでしょうか。
12、 一日15時間、月約400時間労働です。給料明細書が2枚渡され、それぞれ別々の会社名が記載されています。もう疲れ切っています。
13、 毎日帰宅は11時、朝6時には出勤。休みは「研修」でほぼ潰れます。36協定とかのレベルではありません。もう死にたい、電車に飛び込みたい。そんな追い詰められた心境です。
14、 神社で巫女の3時間のアルバイト。正社員から「最低でも出勤時間の10分前に来ていないとお話にならない」と怒られ、退社時間も片づけやなどで30分はオーバーしています。しかし、給料は3時間分しかでません。
15、 コンビニ。6時間から8時間働いても休憩時間がまるでありません。しかも、問題は、上司が本社に、従業員が休憩したことにして報告していることです。これってブラックじゃないでしょうか。
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動画(東部労組関連)一覧表
https://www.youtube.com/user/The19681226002/videos
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