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全国一般東京東部労働組合の記録

布亀はただちに不当労働行為をやめよ!都労委第2回審問報告

2011年07月07日 10時56分56秒 | 牛乳配達の仲間

都労委審問で布亀支部に反対尋問

 76日、東京都労働委員会で、全国一般東京東部労組布亀支部が申し立てていた不当労働行為救済申立の第2回審問が開かれ、会社による団体交渉拒否、解雇をちらつかせた組合からの脱退強要、支部書記長の解雇、労使慣行を無視した勤務時間延長など一連の不当労働行為が前回の主尋問に引き続き白日のもとにさらされました。今回は支部に対する会社側からの反対尋問が行われ、東部労組各支部、他労組の仲間も多数傍聴に駆けつけました。

会社側は、ますます窮地に立たされる!

 自動車による牛乳配達に従事している労働者が、月7200本のノルマ未達成時のペナルティ、車輌リース代18000円の一方的賃金控除、ガソリン代自己負担の廃止を求めて結集した布亀支部は、前回の主尋問で東部労組の矢部明浩書記次長、清原裕幸支部委員長そして解雇通告され都労委のあっせんで撤回を勝ち取った加勢清治書記長が、会社の不当労働行為の実態を証言。今回の反対尋問では、前回と同じ顔ぶれが会社側の布目啓太専務と末富康夫総務部次長から反対尋問を受けました。

  布目専務による清原委員長への尋問では、「朝食の食卓に乗せたい」「出勤する前に冷蔵庫に保存しておきたい」という顧客のニーズを無視して、会社が早朝の午前7時前の出勤を禁止した件に関連し、7時前に出勤できないようDCリーダーが支部組合員に対しDCの鍵の返還を執拗に求めてきたことが判明。会社側のなりふり構わぬ支部への不当労働行を自ら暴露した形となりました。

 また、都労委公益委員からは、会社による団体交渉拒否の具体的な内容(支部からの4回にもわたる書面による申し入れをことごとく拒否)や詳細な業務の流れ、DCリーダーの労働者性などが質問され、前回の支部の主張が改めて確認されました。

 会社による不当労働行為の事実は、今回の反対尋問を経ても微動だにしません。725日には、布目専務の主尋問・反対尋問が行われます。引き続き傍聴のご支援をお願いいたします。

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