すかいらーく労組は中島さんに謝ってください!
4月11日の朝日新聞朝刊に、すかいらーくの店長だった夫を過労死で亡くした中島晴香さんが、企業内労組の「すかいらーく労組」(UIゼンセン同盟加盟)を相手に過労死の責任を追及している問題を大きく取り上げました。
記事は「現場が壊れる」という連載企画で、中島さんのカラー写真も掲載されています。見出しは「企業内労組 募る不満」「『健康より生産性』の批判も」です。
以下、記事の抜粋です。
「労働組合としての義務を十分尽くさなかったことを認め、深く謝罪すること」。神奈川県の中島晴香さん(52)が、過労死した夫の会社の労組を相手取り、昨年起こした民事調停の申し立て趣旨だ。
04年8月、外食チェーン「すかいらーく」グループの社員だった夫の富雄さん(当時48)は出勤前に突然倒れ、脳梗塞で亡くなった。
(略)
富雄さんは、個人で入れるユニオンに加入し、労務管理を正すと晴香さんに宣言した。「このままでは会社に殺される。会社の労組に訴えれば会社に筒抜けになる」。倒れたのは、その翌日だった。
晴香さんは、夫の遺志を継ぐためユニオンに入った。労災が認められ、会社は謝罪して損害賠償を支払った。過労死をなくす活動を支援する「龍基金」を賠償金でつくり、昨年始めた。
そんなさなか、労組情報誌で会社労組の役員の発言を読み、ショックを受けた。「本当にできる店長は、忙しい中でも休みを取れる」「10店舗に11人つけている社員を2人にし、強い店長1人が5店舗を見る体制が労組にとっても目標」とあった。
晴香さんには、過労死を招く経営を労組が後押ししているとしか思えなかった。調停で労組は「哀悼の意」を表したが謝罪は拒否。昨年暮れ、調停は不調に終わった。
労組は取材に「毎月の労使協議会で勤務状況は確認しているが、中島さんへのパワハラは報告がなかった。相談してくれれば改善要求の手だてもあったのに残念」と答えた。
一方で「組合活動の目標の一つは企業が永続発展し、組合員が豊かに幸せになること」と主張。晴香さんの「労組が社員の健康より企業の生産性を優先したことを反省してほしかった」との思いとは平行線のままだ。
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中島さんは私たち全国一般東京東部労組とともに、すかいらーくと交渉を続け、過労死への謝罪など勝利解決を勝ち取りました。しかし、企業内労組の「すかいらーく労組」は過労死の責任を認めようとしないばかりか、上記の記事にあるように委員長自らがさらなる労働強化を主張し、遺族を冒とくする趣旨の発言を行っています。労働組合は誰のために、何のためにあるのでしょうか。私たちと中島さんは今後も粘り強く、すかいらーく労組と委員長に謝罪を求めていきます。
本部やエリマネが言い訳けしても、事実はひとつ。
未だにタイムカードが手書きなのは、
三鷹の労働基準監督署対策です。
新聞、マスコミ等で報道している現状を、
しっかり受け止めてください。
去年辞めたがもう少し法律を勉強していたら会社と戦えたよ。
毎月の100時間以上の残業と朝一から閉店までの拘束で結局辞める時には次の入社日もあり有給休暇が一日も使えなかった。
有給休暇の買い取りを求めたらバイトは出来るけど社員は出来ませんと返答。
ちなみに中島さんの件で情報が来た時に某地区長が笑いながら過労死してないか見に来たよと言われた。
なら改善してくれよ。
「どうせ」と思っていたので、事実は知っておいてほしかっただけであったが・・・
何を求めているわけでもなく、何かを求めたこともないのに、あの言い方はないと思う。
今回のことで学んだこと。「結局なにも変わらない。変わっていない」・・・正直者がアホを見る体質は今も変わっていません。
判例(前例)出れば、次はここですね。
プレッシャーかけて退職に追い込んだのはここも同じ。
今こそ、行動に移すときではないでしょうか。
サービス残業の体制は全然変わらずです。
"上がり作業"と称しバイト終わりに時間外労働したりや勤怠←(時間外)打ったりします。
バイトに勤務時間をいじらせるのはいささか疑問あり。
休憩中も込んできたら営業に入らなくてはなりません。もちろんただ。
また、過剰なサービスを要求されます。営業トーク、多すぎて口が回りません。一人営業のときはトイレにさえいけません。そんな一人営業が四時間とか平気でライン引かれたりします。メニューもころころ変わるから覚えるの苦痛です。
店長にバイトを止めたいといいました。無理。とのこと。
辞めるラスト二日の週末には殆ど休憩がないまま昼の12時から夜中3時まで働かされてどこまでも腐っていると確信した。おまけにこの会社のおかしいところは辞める日が会社の都合で決められ、通常会社の締め日から逆算して有給が使うのが世の常だと思うが、すかいらーくは店の都合で最終出勤日が決まりそこから有給消化という何とも変な会社だ。それは有給を消化させないテクなのだろう。姑息だ。
現在はマクドナルドの事例を受け、あくまでも店長に残業代を払いたくないすかいらーくは労働時間を2時間日、4時間日、6時間日、8時間日、10時間日と行った具合にするらしいが違法性はないのかと考える。右肩下がりのすかいらーくは今後どのように企業体制から立て直すのか、誰がこの姑息な企業にメスをいれるのか見物だ。
外食産業で働くと人間が簡単に腐ってしまうという悲しい現実。自分が悪しきシステムを正当化し、それをできない人間に押し付けてしまう最低な行動しかできない人間に堕ちる。それが外食産業の人間です。彼らの大半は自分が失望の淵に立たされているのを知らずに犯罪を犯している。
外食産業で働いた人間は「お客様の立場で…」という会社の理念をよく唱和させられたが、まず、愚痴るのは「俺たち従業員のことは全く考えていないだろう?」と。その通りなのです。外食産業はお客様が大事で社員は単なる消耗品で替えはいくらでもあるとしかマネージャー以上の人間は考えていません。会社が利益を出して存続できるのならどんな手段を使ってでも、成果を出す。使用期限切れた材料、限られた人間で生産性をあげていく。使えない人間はさようなら。それが外食産業の労務関係です。
利益出るボーダーラインとして、食材費は支出の3割以内に抑えないと利益が出づらいです。数字を見て一喜一憂をするのは滑稽。よく、「この数字を見てどう思うんだ?」と質問するが、「これが現実」としか答えられない。数字に強くなるのなら、自分の仕事量の数字を見て異常と思わないのかと。
外食産業はどこかしらで急成長をするところがある。急成長の矛盾点を放置してまい進する姿は、会社の未然に防ぐ対策(危機管理)を怠り、自らの手で首を絞めている。なんでもメニューを変えれば、お客様が来るのブラックジョークだ。外食産業はチェーン店にすると社員の柔軟な発想を制約し、売上と儲けのことしか考えない会社になる。
外食産業チェーン店はまず、働く人間の幸せなければ自壊するだけ。パワハラをして、自分の存在価値を認めたい無知無能な上司は希望退職勧告を申し上げる。これは社会の正常化を意味する。