動画・メルスモン製薬の年齢差別・パート差別は許さない!
不当雇止めを撤回しなさい! 4.11東部けんり総行動
医薬品を製造・販売するメルスモン製薬(東京・池袋)に14年勤続、19回契約更新の実績を無視され、昨年9月に雇い止め・解雇された、全国一般東京東部労組労働相談支部の島津葉子さんと、東部労組は、4月11日、東部けんり総行動(東部全労協主催)の一環として、同社池袋本社前で昨年10月27日、11月30日に引き続き、雇い止め・解雇撤回、復職を求め、3回目の抗議・申し入れ行動を約100人結集のもと繰り広げました。東部労組からは16人の組合員が参加。パートタイマー差別や、団体交渉において代理人弁護士である鳥生忠佑氏に「もっと若いヒトを採りたい」という年齢差別発言をさせたことに対し、抗議の声を上げるとともに、本社で働く仲間に対し「島津さんを職場に再び迎えて一緒に働きやすい会社をつくっていこう」と連帯を強く訴えました。
池袋本社の入居するビルの入口は前回同様に施錠され、会社経営陣への直接の申し入れが阻まれたため、参集した東部労組と友好労組の仲間の憤りは頂点に。冒頭、司会進行を務める矢部明浩・東部労組書記次長による「島津さんを職場に戻せ!」「年齢差別を謝罪しろ!」「パート差別を謝罪しろ!」などのシュプレヒコールで会社に怒りをぶつけました。菅野存・東部労組委員長のあいさつに続き、島津さんがこれまで2回審理が開かれた労働審判の動きをメインに闘いの経過を報告、5月1日のメーデーを団体交渉日に指定した「申し入れ書」を読みあげ、ビルの郵便ポストに投函しました。連帯あいさつを岸本町雄・東部全労協議長(東部労組副委員長)、全労FAユナイテッド分会、JAL不当解雇撤回裁判争議団、みずま雪絵・葛飾区議からそれぞれ受け、東部労組の支部から代表して大久保製壜支部の金澤新悦委員長が発言しました。「年齢差別発言は絶対に許せない」「島津さんは一人じゃない。一緒に闘っていこう」と島津さんを勇気づける内容のものが多く、全体が熱い連帯のうずに包まれました。そして、島津さんによる復職に向けた決意表明のあと、「絶対に職場に戻るぞ!」という決意を込めたシュプレヒコール、団結ガンバローをいずれも島津さんが主導し、申し入れ行動は成功理に終了しました。
メルスモン製薬はただちに島津さんを職場に戻せ!