川崎市立川崎総合科学高校定時制で「出張労働講座」

11月17日、NPO法人労働相談センターの矢部明浩副理事長が川崎市立川崎総合科学高等学校定時制を訪問、「出張労働講座」を開講しました。タイトルは『働く人たちの権利を知ろう』。同校で毎年実施しているキャリア教育講演会の一環として、職場でのトラブル（解雇、辞めたいのに辞めさせてくれない、イジメ・イヤガラセなどのパワハラ）の実態を紹介し、その対処法、そして法の保護下にある労働者の権利について分かりやすく解説しました。参加した生徒は約１９０名。約１時間熱心に聞き入っていました。

以下、担当教諭から寄せられた感想文を紹介します。

（定時制キャリア教育担当）：　「出張労働講座では実例を挙げてお話し頂きましたので、生徒達には「具体的でわかりやすかった」「社会に出たときにイメージしやすい」と好評でした。また自身のアルバイト等の労働体験をもとに、生徒達が感想を書くなど、大変関心を持った様子でした。そして人生の中で仕事を通じて社会に参加していくことが大切であることを、生徒達がじっくりと考える充実した時間となりました。短い時間ではありましたが、有意義なご講義をして頂きまして有難うございました。」