新年を迎えて
全国一般東京東部労組書記次長 矢部明浩
働く仲間のみなさん、新年明けましておめでとうございます。
全国一般東京東部労組、本年もたゆまず新開地に向け歩み続けてまいりますので、何とぞよろしくお願いいたします。
昨年は、うすけぼ支部組合員2名の頸肩腕障害の労災認定を勝ち取りました。親会社アサヒビールへの波状的申入れ行動等お世話になった友誼労組、東部けんり総行動、東京労働安全衛生センターの方々には改めて御礼申しあげます。
また、労災認定をめぐる外国人労働者の相談が激増した1年でもありました。明らかに業務上の負傷・疾病であるにもかかわらず、「日本人ではない」というだけの理由で、会社は労災保険請求に非協力等著しい不利益を彼らに被らしめる。その他雇用保険・社会保険への未加入、超長時間労働の強制、残業代の未払い、不当解雇等々外国人労働者の労働条件は、「労働基準法違反のデパート」状態であるのが現実です。
希望と夢を抱き国境を越え異国の地に勇躍足を踏み入れた働く仲間たち、でも職場には裏切りが待ち受ける…。残念ながらこんな構図が定着しつつあります。職場の違法状態を打破するため、彼らが今からでも駆け込み、ともに闘うことで解決を享受できる救済機関は、絶対に必要である。私たちは痛感しました。
本年は、私たち全国一般東京東部労組も微力ではありますが、外国人労働者が労基法をひも解く必要もないほどの「当たり前」の労働条件を勝ち取っていけるよう、彼らとともにまい進する所存であります。どうか、ご期待ください。
外国人労働者の皆さん! 東部労組に加入し一緒に声を上げていきましょう!
「当たり前」の労働条件を確保し、さらなる向上を勝ち取りましょう!