(8月8日、裁判闘争決起集会で決意表明する東陽ガス支部組合員)
「借金漬け労働」に組合員の怒りが爆発
東陽ガスはただちに争議を解決せよ!
9月5日、東部労組東陽ガス支部と会社との団体交渉が春日部本社にて行われました。
組合は、会社が「借金漬け労働」の解消・撤廃について根本的な解決を行わないため、やむなく裁判を提起した、会社はただちに争議を解決すべきである、と会社を追及しました。
しかし、これに対する坂寄社長・会社側の回答は、「会社としては裁判で判決を求める。判決が確定するまでは争わざるを得ない」というものでした。
「判決が確定するまで争う」=「最高裁まで争う」ということになります。会社として自主的に争議を解決するつもりはないのでしょうか。まったくもって不誠実な対応です。
このような会社側の態度に、組合員の怒りの声が突きつけられました。
「会社の言うとおりに配送していて『赤字』はおかしい。根本的な解決をすべきだ!」
「自分の給料が低すぎて家族に恥ずかしい。社長は給料をいくらもらっているんだ!」
「社長の給料を自分と同じ額にしてみろ!生活していけると思うのか!」
このような怒りの声に対してもなお、坂寄社長は「すべて会社が悪いと思わないでほしい」などと発言。生活が苦しいのは「自己責任」とでも言いたいのでしょうか。
裁判を起こされてもなお変わることのない会社の姿勢に、組合は徹底的に闘う決意を新たにしました。
東陽ガスはただちに争議を解決せよ!
「借金漬け労働」をただちになくせ!